座五「貪りぬ 」を「貪れり」としませんか
「貪りぬ」は「むさぼっていた」と通釈します。
「ぬ」は過去を表します。(貪る・連用形+ぬ・過去の助動詞)
「貪れり」は「貪っている」という意味です。
過去の出来事より、今の出来事とした方がいいのでは。
25.10.3
「あふれ・しむ」の「しむ」は使役の助動詞で、人を使って仕事をさせることです。
25.10.1
「閉じた」は「閉ぢた」何です。
25.9.27
「裡」とは「〜〜の中」で、「台風裡」で「台風のさ中」という意味です
25.9.17
「増えにけり」でもよいのですが、まだ増えているのですから、「増えゆけり」とされた方がよいでしょう。
あるいは「増え続け」ですね。
25.9.13
「俯き」と連用形がよいか。「俯く」として連体形がよいか考えるところですね。
25.9.12
「て」で終わっている句は「て止め」と言いますが、
短歌の上の句のようで、まだ続きがあるんだと思います。
「聴き惚れて」→「聴き惚れり」
25.9.6
ただし、「をり(います)」でも、ま、いいんですが、
ここは「けり(〜たなあ)」とするところでしょう。
25.9.5
「染める」と連体形でも好いのですが、一度切りたいと思います。「染める」を「染めし」としませんか。
25.8.8
「撮り歩き」→「撮り歩く」と終止形が良いでしょう。
25.8.8
「託てり」は「かこ・てり」と読み、グチをいうこと嘆くことの意です。
25.8.6
「浚ひて」→「浚へり」(さらう)
25.8.6
「人恋ひて」を「人を恋ひ」としませんか、「て」は説明的になりますね
25.8.5
「燃へ」は「燃ゆ」が辞書形で、ヤ行で活用しますので、「燃え・さかる」が正しいですね。
25.7.29
「上げる」という動詞は「上ぐ」の連体形。
従って、上げる(時)上げる(日)上げる(人)など、名詞の省略と見ます。この句の場合(人=作者)の省略です。
「上げし」は「上げ+し」です。「上げ」は連用形で、
下にこの句の場合「し」の副助詞を伴っています。
この「し」は強調ですから、「上げ・ました」となります。
25.7.11
「沿い」は、古語では「沿ひ」ですから「沿ひ」として、
「沿ひて」と無意識でやってしまいます。
助詞「て」の上では音便計になりますので、
「沿い・て」でないといけないのです。
25.7.11
辞書形は「癒・ゆ」で、「ヤ行」ですから「癒へ」は「癒え」ですね。
25.6.27
「ふへ・し」は「ふえ・し」が正しいでしょう。
辞書形は「ふゆ(下二)」ですから。
また、「増え・し」と漢字書きの方が好いでしょう。
25.6.27
「誘い」は「誘ひ」ですね。
25.6.25
「いたり」は「ゐたり」ですね。
25.6.25
「をり」は現在進行形で「眺めております」
「たり」は過去回想で「眺めました」です。
25.6.25
「濃し」は「濃き」でしょう。
「ことに」はこれでも好いですが、「つとに」のほうが好いかも知れませんね。
25.6.14
新聞を見ても、テレビを見ても、雑誌を見ても、何を見て作っていいんです。
その中に自分が溶け込んでしまうことが大切です。
25.5.28
推敲とは、原句の意味を何処まで貫くかです。
25.5.16
「過ぐる」ですと「す・ぐる」と読みますが、
「過ぎる」として「よ・ぎる」の方がよくはありませんか。
25.5.10
「明るい」は口語。「明るし」は文語です。
口語では、かろ(未然)・かつ(連用)・い(終止)・い(連体)・けれ(仮定)・・です。
文語では、から(未然)・く(連用)・し(終止)・き(連体)・けれ(已然)・かれ(命令)・・です。
>藤の雨少し明るく//裏の庭・・花恵
>藤の雨//少し明るき裏の庭・・kou
25.4.26
「〜たり」は物事が完了・・つまり終ってしまったことです。
「〜をり」は物事が継続・・つまりまだ続いていることをあらわします。
25.4.16
ただ「いく」ですと、口語表現になりますので、「行く」と漢字の方がいいですね。
やはり「行く(ゆく)」の方が品がありますね。
25.4.16
「名草」は草花の芽で、雑草ではありません。
25.4.16
「ちゃ・ちゅ・ちょ」などの促音は1音で数えます。
たとえば、「ちゃ・き・ん・ず・し(茶巾寿司)」も5音ですね。
25.3.18
「映える」は口語。「映ゆる」が文語ですね
25.3.13
「支え」は「支へ」。
「咲し」は「咲きし」ですね。
25.3.11
「〜は」はどうも説明的で感心しませんね。
25.3.5
「和え」は「和へ」ですね。
25.3.5
季語は自分の住んでいるところのもので作らなければなりません。自分を詠む文学なんですから。
25.3.3
「頼むと」云う気持ちはわかるのですが、俳句では少し言葉がきついですね。
25.3.1
書き写したる(連体形)二月尽→ 書き写したり二月尽・書き写したる掲載句
25.2.28
「雑木に」を「雑木や」と一度切りたい句ですね。
「に」ですと、どうしても説明的ですものね。
25.2.28
「塵芥」は「ちり・あくた」と読んで下さいね。
25.2.26
「春北風や」は「はるきた・や」ですよ。
25.2.26
俳句は韻文ですからリズムが大事なんですね。韻とはリズムと言う意味です。
25.2.24
「ぬ」の助動詞ですと座五の「富士の山」につながらないのです。
「影絵となりし〜」として下さい。
25.2.25
「きらめきて」
「て」で止めるのは感心しないのです。この句の最後は
「きらめけり」
でなければならないのです。
25.2.25
「海に」は「海を」の方が良いでしょう
25.2.19
「裕次郎燈台」は固有名詞なので、それをばらして「燈台裕次郎」はいけない。と言いたかったのです
25.2.19
「裕次郎灯台」は9音となりますが、固有名詞で音数は気にならないでしょう。
25.2.18
最後の「来」は「く」と読みます。
25.2.15
推敲は原句から大きく離れないで、原句を良くするのが推敲なのです。
25.2.8
推敲は原句をいかに生かすかです。
まったく別な俳句を作り、推敲句ですと言う方もいますが、感心はしませんですね。
25.2.8
「光あふるる」→切れを入れる→「光あふるや」「光あふれし」
25.2.4
「列なり」は「列なし」でしょうね。
25.1.29
「に」は狭い場所。「の」はその場所を含めた広い場所。
「俳句は助詞の文学」と言われる由縁です。
25.1.23
「護摩堂に」ですと、その場所を表します。「映画に行く」「学校に行く」「護摩堂に詣る」など範囲が限定されます。
「護摩堂の」であれば範囲が広がります。「護摩堂とその周辺一帯」です。
25.1.22
「訪ねゆく」でも悪くは有りませんが、「訪ねけり」の方が佳いでしょう。
25.1.11
「動詞は1句1個」を心がけたいですね。時には2つになることもありますが、3つは多すぎます。
25.1.10
「買つて」と音便形も悪くは有りませんが、・・正しいのですが、この句の場合正調の「買(こ)うて」の方がよいかとも思います。
25.1.9
「競らる」でも決して悪くはありませんが、「競られ」とし、ここに切れを入れたい感じもします。
25.1.9
「纜を解く」も「纜を解き」も大同小異なんですが、一句一章がよいか、二句一章にするかの違いなんです。
25.1.8
「14人」は「十四人」ですね。
25.1.8
「見紛ひ」→「見紛ふ」の方が佳いでしょう
25.1.8
「渡すことなき」ですと「渡すことはない」となります。
ここは、「渡してならじ」では、ないのでしょうか?
25.1.7
句集を作った本人が「鑑賞」はありません。書くなら、「1句の背景」として、この俳句はこうして生まれた。そのような文でなければいけません。
24.12.14
「ゆく」は「行く」が佳いでしょう。
24.12.13
「掻ひて」は音便形なので、正しく「掻いて」なんです。
24.12.6
「ぬ」でも結構ですが、「ず」ときっちりときりたいですね。
24.12.6
「おはようと」は「おはやうの」ですね。
24.11.29
俳句の上達は「多読多作」です。それと継続です。
24.11.29
「いる」は「ゐる」ですね
24.11.26
語例//語幹□□/未然/連用/終始/連体/仮定/命令/推量
する//す □□/せ /し /する/する/すれ/せよ/しよ
@は「処分する神無月」で、「する」の「る」の省略。
「神無月」(体言)が後ろに有りますのでいいですね。
意味としては「処分を(これから)する」になります。
Aは「処分し(た)神無月」で連用形になります。
しかし、連用形(動詞など)出ないので、ここで一度切れます。
意味としては「処分をした//神無月」となります。
こんなことで、@が良いか、Aが良いかですが、
形からは@が良いことになります。
24.11.26
「推敲なさいませんか」と、「作り直しませんか」とは、違うのです。
24.11.9
「遠き」は「遠し」でしょう。
24.11.8
「不揃い」は「不揃ひ」ですね。
24.11.7
「広辞苑」をきちんと読みとってください。
使いなれない言葉は、自分が十分理解したうえで使うことです。
24.10.19
銀杏は「紅葉」とは言いません。「黄葉(こうよう)」です
24.10.19
「外す」は「外し」の方が良いでしょう。
24.10.17
「カラス」と仮名書きにする意味がわかりません。「鴉」が良いでしょうね。
24.10.15
「思い」は「思ひ」ですね。
24.10.15
俳句は1人称の文学です。「我」と言わずとも読み手は、支えられているのは、作者とわかりますね。
24.10.15
「支え」は「支へ」ですね。
24.10.15
「迎え」は「迎へ」ですね
24.10.11
「よ」は切るための助詞と言いながら、たいていは添加の助詞ですからいけませんね。「よ」は「の」ですね。
24.10.3
「撮いる」は「撮りいる」としないといけませんですね。
24.10.3
「山門くぐる」→「山門に入り」または「山門を出て」
24.9.28
「ならずと」の「と」は「て」と同じで説明的になりますね。 「と」は必要ありません。
24.9.28
「見ゐる」を「見つ散歩かな」としましょう。
「〜つ」「〜つつ」は継続を表します。「見ながらの散歩だな〜」と なります。
「見ゐる散歩かな」ですと、「見ている散歩だな〜」と立ち止まり見ていることになりますね。
24.9.27
「去ぬ燕」を「燕去る」としませんか。 ゆったりとした間を取ることが出来ますね。
24.9.25
「波」でももちろん良いのですが、「浪」「濤」としませんか。
「波」では少し穏やかな感じがしますので。
24.9.25
「墓地」を「おくつき(奥つ城)」とも言います。
224.9.24
原句を手直しするのが推敲です。
24.8.31
「寡婦」まで必要でしょうかね。「義姉(あね)」でいいように思うのですが。
24.8.31
言葉が多すぎませんか。「誕生日⇒祝ひ」
24.8.31
「しずめ」は「鎮め」と漢字にしたいと思いますが。
24.8.31
「藻の花の清き流れや」でも悪いわけでもありませんが「藻の花や清き流れに」 このほうがすっきりしますね。
24.8.30
「を」と「に」と少しうるさいですね→「の」
34.8.30
「や」でも悪くもありませんが、「や」では切り離してしましますので、「に」ぐらいで良いでしょう。
24.8.30
「身構える」→「身構へる」
24.8.29
「濃し」でもいいでしょうが、「濃き」ですね。
24.8.28
「しせり」でも悪くはありませんが、一般的には「しをり」ですね。
24.8.22
「なりぬ」ですが、これでも良いのですが、 「なれり」の方が良いでしょう。
24.8.22
「向い」は「向ひ」ですね。
24.8.21
「ともれる」ですが、漢字で「点れる」の方が良い気がします。
24.8.21
「未だ」は「まだ」の方が良いでしょう
24.8.17
「響し」でも悪くはありませんが「響ける」としましょう。
24.8.17
「日の高く」は「日は高く」の方がいいですね。
24.8.17
「する」あるいは「す」という動詞は、名詞について動詞化させるのには便利な言葉ですが、
「サイクリング+す」はなじみませんですね。
24.8.10
動詞が目立ちすぎますね。 「折り/伝ふ」「咲く」などですが「折り」「咲く」は相手のことですが、「伝ふ」は自分のことで違和感を感じますね。
24.8.8
俳句の前面に自分を押し出すこともありますが、自分を押し出した良い俳句は少ないものです。
24.8.8
座五「声のする」でもかまわないのですが、 「声すなり」とした方がいいですね
24.8.7
「出でて」は確かにうるさく「出で」か「出て」で十分ですものね。
24.8.7
座五「秋立ちぬ」でも結構ですが、「秋立てり」の方が落ち着きますね。如何でしょう。
24.8.7
「押したり」ですと「押しました」と報告で終わりですね。
「押し出す」としませんか。こうすると、「今日も頑張っておいで」と励まして送り出す、母親の優しさが表現されますね。
日本語は特に俳句は1字か2字の違いで大きく変わるものなのです。
24.8.7
「連れ出し」を「連れ出す」となさると、良い俳句になりますね。
俳句はひらがな一つで大きく変わるものです。
24.8.7
「一樹の降らす」→「一樹より降る」
24.8.7
「〜は」どうも説明的です。
24.8.6
「あふる」でも悪くはありませんが、語調を整え、 「あふるる」の方が良いでしょう。
24.8.2
「散るぬ花火」の間違いが木になりました。
「散る」のうしろは「花火」「時」など必ず「名詞」です。
「ぬ」は打ち消しの助動詞ですから「散ら/ぬ」「散り/ぬ」で
なければならないのです
24.8.6
「葉隠」は「葉隠れ」の方がいいですね
24.7.13
「買ふてる」をなんと読ませますか? と聞かれて「かふ・てる」ではバツです。
じゃ、なんと読むかに「こふ・てる」と答えるならマルなのです。
さらに「てる」を大事にしたいなら「かっ・てる」と音便形でなければならないのです。
「こふ・てる」では、江戸時代まで戻りますので、こうした変化のあるものを「同行異音」といいます。
国語の分野でも特殊なものです。
24.7.13
言葉だけいくら入れ替えて見ても、それは推敲とは言えないのです。
24.7.11
「乾き」と連用形で一度切るのが良いか「乾く」と連体形にして「蚯蚓」に繋ぐのが良いか考えますね。
二句一章か、一句一章かです。
24.7.11
俳句は「素材」50点と「表現」50点、あわせて100点となった時が最高の俳句となると思うのです。
24.7.11
「向かひ」でも悪くはありませんが、「向かふ」の方が良いでしょう。
24.7.10
「影長く」→下五を「影長し」の方が余韻が生まれ良いでしょう。
24.7.10
「〜て」は説明的で・・・なんと云っていますが、 この句の「並びて」は「〜て」以外にはありませんものね。すばらしい「〜て」です。
24.7.10
「勤しみぬ」でも結構なのですが「勤しめり」が良いでしょうね。
24.7.10
「勤しみぬ」は「いそしんだ」と過去形でも決して悪いことではありません。
でも、「勤しめり」でも「いそしみました」と同じような意味なんですが、語呂というかリズムが良くなるのではと思いました。
24.7.9
座五ですが「洗はれし」でもかまいませんが、「洗はれり」と、白雨の過ぎ去ったことの強調の方が良いかも知れませんね。
24.7.9
「合歓咲きて」は、音便形にして「合歓咲いて」が正しいですね。
24.7.9
「匂い」は「匂ひ(にほひ)」ですね。
24.7.9
「薄ら日差して」 「差して」の「て」はこの句の場合、少し説明臭いので、→「薄ら日の差し」
24.7.9
「替える」は「替へる」ですね。
24.7.6
「あじさい」は「あぢさゐ」
24.7.5
「積読」は広辞苑では「積ん読」と「ん」が入っています。
24.7.5
「か」は疑問ですので、そぐわないでしょう。 「よ」の方が良いでしょう。
24.7.5
「風薫る」と「る」を送るのが一般的ですね
24.7.5
「祈る」は「祈り」の方が良いでしょう。
24.7.2
「は」を「を」としませんか
24.6.18
動詞が3つも出てはいけません。最大でも1句に2個。普通は1個ですね。
24.6.18
付きがたくなる→付きがたき
24.6.18
「客は」の「は」はきつすぎますね。 「客の」としましょう。
24.6.15
「会う」は「会ふ」ですね。
24.6.14
「見せ」を「見す」とした方がよいでしょう。
24.6.14
言葉は出来るだけ簡略化することです。
24.6.14
出会ふ桜は→出会ひし桜
24.6.13
1句出来たら、言葉を増やすのではなく、必要ない言葉を一つ消す。これが出来るようになると、良い俳句になるのですが、それがなかなかできないのですよ。
24.6.13
「洗い髪」は「洗ひ髪」ですね。
24.6.13
「気付かさる」→「気付きけり」「気付きたり」
24.6.13
「夏芝」か「青芝」(どちらも夏の季語)とした方が良いでしょう。 「芝」は春の季語です。
24.6.12
絆踏みしむ→絆に踏みし
24.6.11
「見たさに」でも結構ですが、「見たさの」方がよいでしょうね
24.6.11
「思はぬ」を「思はずも」にすると良いでしょう
24.6.11
色なし→色なき
24.6.8
口語表現ですから「うつむいている」としなければなりませんね。こんな長い表現は出来ないので、文語で「うつむける」なんですね。
24.6.7
「ふゑ」は「増ゆ」ですから、「ふえ」が正しいですね。
24.6.7
「麦穂」ですが「麦埃(むぎほ)」はありますが「麦穂」はなじみませんですね。 それでいて「穂麦」ならなじむのですから、日本語は難しいですね。
24.6.6
「覆い」は「覆ひ・おほひ」ですね。
24.6.5
「迎え」は「迎へ」ですね
24.6.5
「思い」は「思ひ」ですね
24.6.5
「此れからのことはわからず」でも良いのですが、少し大雑把すぎませんか。
24.5.31
「膨らめる」→「膨れくる」「膨らみし」「膨れたり」などさまざま考えられますね。
24.5.31
「せせらぎ聴つ」→「せせらぎを聴き」
24.5.31
「風に」を「風と」としませんか。
24.5.31
「換え」は「換へ」ですね。「植える」は「植ゑる」です。
24.5.29
「筧走りし」=より筧を強調 「筧走れる」=より冷素麺を強調
24.5.28
「消へ行く」→「入り行く」
24.5.28
「雨晴れて」よりは「雨あがり」の方が良いでしょうね。
24.5.25
「音なく」が少し観念的ですね。
24.5.25
「哀れ」は自分の気持ちですね。こうした言葉は出来るだけ用いない方がいいですね。客観的にものを見た方が俳句は共感を得られますね。
24.5.24
「匂い」は「匂ひ」「吸い」は「吸ひ」ですね。
24.5.24
「川面」が「かわも」「かわづら」と両方あるのだと知っただけでも良かったですね。
24.5.24
居場所を得→居場所得し
24.5.18
「川面」は「かわづら」と読みますよ。
24.5.18
俳句はやはり一人称の文学ですから、「旅人は」と三者的に見るのはどうでしょうね。
24.5.18
一句の中に「や」と「けり」を使うのは「切れ字の重なり」でいけないとされていますが、「や」と「かな」も同じです。
24.5.17
「生りをり」でも決して悪くはありませんが、 「鈴生り」ではいかがでしょう。
24.5.17
「ある」を「あり」として下さい。
24.5.17
「終らば」でも決して悪くはありませんが、少し固いでしょうね。→「終え入る」
24.5.16
「下りる」「降りる」と二つ「おりる」がありますが、良く間違わないで「降りる」としましたね
24.5.15
「木洩れの」でも決して悪くはありませんが、 「木洩れし」の方が良いでしょうね。
24.5.14
「疲れて」でも悪くありませんが、「疲るる」の方が良いでしょう。
24.5.14
「座し」を「座す」となさってください。 この句の場合一句一章仕立ての方が良いでしょう。
24.5.8
「替え」は「替へ」ですね。
24.5.7
明るくなりし→次第に明るみ
24.5.2
「楽しげな」でもいいでしょうが、「楽しげに」が良いのではないでしょうか
24.5.2
「吸う」は「吸ふ」ですね
24.5.1
「さす」を「さし」としませんか
24.5.1
>>介護せし夫人に届く蓬餅
「せ」は、さ行変格活用の動詞「為(す)」の命令形
ということでいいですか?
さ行変格活用の動詞「為(す)」・・までは、バッチリ正解です。
あとが悪い。命令だとすると、誰に命令するのでしょう?
「介護する夫人」なら、「介護をしている(知人の)夫人(奥さん)」と分かります。
しかし、「介護せし夫人」なら「サ変の未然形せ+回想の助動詞し」
で、「昔、介護をしていたご婦人」となります。
昔ではなく、今の事ですから、「せし」を「する」としましょうと提案しました。おわかりかな?
24.4.26
「張る」「駈ける」と動詞二つは少しうるさいですね
24.4.26
「ときに」を「ときの」としませんか
24.4.26
「せせらぎ//春水//とめどなく//流れる」と、ことばが重なっていますね。何か一つは消しましょう。
24.4.25
「突く」は「つく//つつく」どちらにも読めますね。
24.4.24
「ひびひて」は「い音便形」ですので、「ひびいて」ですね。
24.4.20
「つつむ」は「包みし」か「包める」の方がいいですね。
24.4.20
「並びし」は軽い切れが出来ますので、「並ぶ」か「並べる」のほうが良いでしょう。
24.4.20
「をり」は「〜〜っております」「〜〜しています」
「けり」は「〜〜しました」
24.4.19
「つやめく」は、カ行で活用します。
「つやめか・ず//つやめき・し//つやめく//つやめく・とき//つやめけ・ば//つやめけ」です。
24.4.18
「おふ」は「追ふ」と漢字の方がいいでしょう。
24.4.18
「美しく」を「美しき」としたいですね。
24.4.17
「春愁ひ」→「春愁ふ」
24.4.17
「早朝の」→「朝まだき」として切りましょう。
24.4.13
「植え」は終止形が「植ゆ」ですからヤ行で活用する言葉ですから「植え」ですね。
24.4.13
事実を事実通りではなく、何が大切なのか。自分の読みたいものは何かを取り入れることが大切なんですね。
24.4.12
「居れり」でもいいのですが、「居たり」の方がいいでしょうね。
24.4.11
「癒す目に」を「眼を癒す」となさいませんか。
24.4.9
「門閉じる」でも決して悪くはありませんが、「門を閉ず」としませんか。
24.4.9
「進みけり」「進みたり」はどちらもあります。
24.4.9
「聞かせけり」ですと「聞かせました」で終ってしまいますね。
「聞かせつつ」として、「聞かせています」の方が良いでしょう
24.4.6
「終りたり」より「終りけり」の方がいいかな。
24.4.5
「〜は」「〜まで」は説明ですね。
24.4.5
「咲かせけり」は変則ですね。「咲かせたり」の方が良いでしょう
24.4.4
「誘い」は「誘ひ」です
24.4.3
「暮るる」→「暮れて」か「暮らし」
24.3.31
「いとおしむ」→「いとほしむ」
24.3.31
「小躍り」「し(する)」「をり」
「小躍り」「し(する)」「ゐ・たり」
どちらも動詞3つの連なりは気になりますね。
24.3.30
「日を浴びて」→「日を浴びし」
24.3.30
「笑い」は「笑ひ」ですね。
24.3.30
「通う」という行為(動詞)と、「通勤路」という名詞とは全く違います
24.3.29
「重ねて」を「重ねつ」としませんか。
24.3.26
「蝶は」を「蝶の」としましょう。
24.3.26
「落ちそうに」を「落ちそうで」としませんか。良い俳句です。
24.3.15
「我先と」でもかまいませんが、「我先に」としませんか。
24.3.15
「生命」で「せいめい」は硬すぎますので、「いのち」と読ませるのでしょうが、「命」あるいは「いのち」だけの方が良いでしょう。
24.3.15
「集い合ひ」を「集い合ふ」とされた方が良いでしょう
24.3.15
「堪へ」は「こらえ」ですよ
24.3.14
「〜には」が説明になっています
24.3.13
「ぞ」は少しきつくありませんか。「よ」でもいいのではないですか
24.3.13
「日向根」(ひなたね)と読みます。
意味は、丘陵地の南側斜面一帯のことを言います。
ちなみに北側斜面のことは「日陰根」と言います。
24.3.9
座五が「より」ですと、終われませんね。「これより会議を始めます」と同じ「より」ですものね。一番上にないといけない言葉ですね。
24.3.5
「うつうつ」ですが、
@半ば覚め、半ば眠っている状態
A気が盛んにのぼるさま
B心がふさいで楽しくないさま・・(広辞苑)
24.3.5
「けり」は「けりがつく」と言われるぐらいで、回想の助動詞なんですね。現代語では「〜た」「〜ました」です。
したがってこの句も「歩きけり」→「歩きました」となります。
24.3.5
「腹の虫がおさまらない」を広辞苑にあたりますと「腹立たしくて我慢できない」と出ています。
中国語では「忍不住火気」です。「火気」とは「怒り」ですから、「怒りがおさまらない」ですね。
24.3.5
「充たし」を「充たす」として下さい。
24.3.1
「安らぎぬ」→「安らけし」
24.3.1
「口紅」がきれいで「春の虹」がきれいで、きれいなもの同士で
反発しあっています。
24.3.1
「吸う」は「吸ふ」ですね
24.2.29
「ゆく」を「ゆき」として一度切りたいですね。
24.2.29
「日」は耀いているもんだよね。それを「日は輝けり」というのは、当たり前で報告なんだよね。
ところが「渡りをり」は、さっき、あそこにあった日が、もう此処まで渡ったという、時間の流れが感じられるんだね。
24.2.28
「ぞ」は強すぎますね。「さ」「よ」「な」などたくさんの終助詞があるところです。
24.2.28
「渋々と」ですかね。「ほそぼそと」をはじめ、たくさんの副詞があります。
24.2.28
「ごうごう」は「がうがう」ですね。
24.2.28
「何となく」は俳句を悪くする原因ですね。
24.2.27
「おり」は「をり」です。
24.2.27
推敲するという作業も難しいものです。
しかし、その一つ前の原句が良いのか悪いのかが自分では見えないものです。
それを良いところ、悪いところを指摘され推敲する作業に入るわけですが、その推敲する過程でも迷路に入り込むことはあることですね。
「推敲の迷路」は面白いですね。
24.2.27
選句は難しいですね。kouは出された3句を見比べ、その中から一番良い句を1句選びます。この選句が間違いなければ、kouが選んでいるものを、選ぶことができれば間違いないでしょう。
でも、それでは選者の個性が無くなりますか。
24.2.27
「群れず離れず」でいいでしょうかね。
「つかず離れず」の方が良いのではないでしょうか。
24.2.24
「に」より「や」と一度切りたいですね。
「噴くのか」と疑問形にせず、「噴きをり」と継続にしたいですね。
24.2.23
「葬列が行き」の「が」は主語を表す格助詞です。
もちろん「が」でもいいのですが、これではきつすぎるので、同じ主語を表す格助詞の「の」を使いました。
「へ」や「に」では場所・方向を示すことになりいけませんでしょう。
24.2.19
「おきな・もつ」翁持つ)ではわずかにリズムが崩れます。
「の」を入れ「おう・の・もつ」(翁の持つ)と読ませた方が良いでしょう。
24.2.17
「余人」とは「他人」の意味ですものね。やはり俳句は自分の文学ですからね。
24.2.17
佳汁(かじゅう)=すぐれた詩文。
24.2.16
「部屋の」を「部屋に」となさりましょう。
24.2.16
「終わり」は「終はり」ですね。
24.2.15
「にびいろ」は「鈍色」の方がいいでしょう。
24.2.15
「風になれるよ」「風になるよ」→「風になりたき」「風になりきる」
24.2.15
「〜は」「〜へ」は完全に説明ですね。
24.2.15
「押しあぐ」を「押しあげ」としたいですね。
24.2.14
「は」でも悪くもありませんが、「の」の方が良いでしょう。
24.2.9
「木間」は「木の間」とした方が良いでしょう
24.2.7
「近ずき」は「近づき」ですね。
24.2.6
瑕瑾(かきん)=ほかは申し分ないのに、ほんのわずかな欠点のあることにいう。
24.2.6
座五「飛込みぬ」は自動詞で、豆が勝手に飛び込んだ事になります。
24.2.3
「買ひ足すは」→「買ひ足せし」
24.2.2
「貌数多」(かおあまた)→「貌並ぶ」(かおならぶ)
24.2.2
名詞ばかりの句もいいのですが、やはり動詞を一個いれると、俳句の品格が違ってきます。
24.2.2
「〜は」を悪いとは云いませんが、俳句ではあまり感心しませんね。
24.2.1
「心火」=しんか=燃え上がる火のように激しい心の動き
24.2.1
「冬日背に」→「冬日負ひ」
24.2.1
「・・」(かっこ)を使うなら「・・」を上にあげた方がいいですね。
24.1.26
「星の輝き」→「星輝ける」
24.1.26
2句並べてどっちか選べでは、いけません。
この句がいいと思うと確信をもって1句貼るようでなければ選句眼がつきませんよ。
24.1.26
「始動さる」→動詞「始動する」ですから、「せる」か「する」ですね。
24.1.26
送られて来た=送り来し
24.1.19
「目の当たり」とは、「目の前」「眼前」でなければなりません。
24.1.17
「母(はは)」は生きていて元気なお母さん。
「妣(ひ・はは)」は他界されたお母さん。
他界されておられるなら、「妣」が良いでしょう。
でも他界されていても、今ここに母を思い出されて生きているものと云う感情が強ければ「母(はは)」も、あっていいわけです。
24.1.16
「義妹の」は「ぎまいの」としか読めないですよね。「義妹」を「いもうと」ですか。少し無理でしょう。振り仮名を付ければ良いでしょうが。
「義」を付けて、無理に区別しなくとも「いもうとの」で良いでしょう。
「広辞苑」にも、「いもうと」=「義妹。すなわち妻の妹。夫の妹、弟の妻」とありますから、「いもうとの」と書くか、「妹の」とするのがいいですね。
24.1.13
無理な言葉遣い、わからないことば、自分の言葉になっていないものは、使わないことです。
24.1.13
「鈴」とかいて「りん」で間違いはないのですが、一般的にひらがなで「おりん」と書きます。
また、浄土真宗などでは「お輪」ともかきます。
「おりん」も一般的な茶碗形のものや、円形のもの、中ふくらみの太鼓型のもの、広口で浅い寺院用の「響銅(さはり)」
など、種類はたくさんありますね。
24.1.13
「句練」と云う言葉を初めて知りました。水練・鍛錬などありますから「句練」があってもおかしくないですね。
理にかなった造語です。
24.1.13
「買初めの熊野筆なり」は、買い物にいろいろ買いました。
「その中の一つの熊野筆」となります。
「買初めは熊野筆なり」は、限定ですから「買初めは(初めからこれ を買おうと決めていた)熊野筆」となります。
24.1.12
「来ぬ」は完了で@「来た」と、打ち消しでA「来ない」とも読め、
@実南天を食べに来た鵯は今は何処へ
A実南天を食べに来ない鵯は今は何処へ・・と、両方あるのですが、
両方あるだけに、どっちなんだろうと、読者に戸惑いを与えますね。
この句は@と思いますので「来し鵯」とされた方が良いでしょう。
「ぬ」と「し」の違いなのですが。
24.1.12
「やうな」は「やうに」が良いでしょう。
「襲い」は「襲ひ」ですね。
24.1.12
「餌をとる雀」は「ゑをとるすずめ」と読ませますので、7音です。
24.1.10
「誓い」は「誓ひ」ですね。
24.1.10
「過ぎにけり(過ぎてしまいました)」
「過ぎ行けり(過ぎて行きました)」
24.1.6
「燃やしけり」→「燃やしてしまいました」
「燃やしをり」→「燃やしております」
24.1.6
俳句は何を詠んではいけないというものはありません。
しかし、俳句は自分と題材とするものとの関係が希薄ではなく、
体験したものを詠むことが大事であることを、大切にしていただきたいと思います。
23.12.27
「川のしづかや」→「川のしづけさ」か「川しづかなり」このどちらかでないといけませんね。
23.12.27
「年の暮れ」は「年の暮」でいいですね。
23.12.20
俳句も小説と同じように、使って悪いとする言葉はありません。しかし、韻文学にふさわしい言葉はあるものです。
そんな意味で、出だしの「さて」終りの「か」は俳句にはふさわしくありません。
23.12.19
「声や」で大きく切るより、「声す」とすると、わいわい言いながら、冬苺を食べている子供たちの姿が見えてきていいでしょう。
23.12.14
「添ひ」を「添ひて」と「て」を入れて下さい。
ふつうは「て」を入れると説明的になるのですが、この句の場合添加の助詞となりますので、「て」を入れて下さい。
23.12.14
「枯れ尾花」→「枯尾花」
23.12.14
「人形抱き」ではここで切れて、三段切れになりますので、「人形抱く」として下さい。
23.12.14
「〜は」と説明しようとなさっていますね
23,12,14
「が」は、格助詞でもともとの用法は「わが宿」
「梅が枝(え)」のような使い方で使う助詞でした。
自分と身近な人間、人称代名詞、固有名詞につけるのです。
これに対し「の」は、所在(ありか)がもともとの用法でした。
自分と疎遠な人間、人間以外のものに付けます。
風は人間ではないので、「風が」と使ってもいいのですが、
「風の」と使う方が穏やかなのですね。
23.12.12
「湧し」は後ろが「小滝」と言う名詞ですから「湧す」です。
23.12.1
下五の「〜て」こうした俳句を「て止め」と言いますが、あまり落ち着きのいいものではありませんですね。
23.11.30
>kouは情景をつけたかったですね。たとえば、
>ストーブで火傷負ふ猫{街師走}
>ストーブで火傷負ふ猫{抱かれ行く}などです。
なにがぴったりくるかです。すくなくとも、どの句も
「痛々し」のような感情語、
「通院す」などの説明語は使わないことですね。
23.11.30
「〜が」でも悪くはないのですが、はいくでは「が」の代わりに「の」を使います。その方が表現が俳句らしくなるからです。
23.11.28
「木枯し」は俳句では「木枯」ですね。例えばひらがなを混ぜるときは「木がらし」などと書きますが。これも、仮名遣いの間違いです。
23.11.28
「溺(おぼ)ほる」とは、「夢中になる」ことである
23.11.23
「不揃い」は「不揃ひ」です。
23.11.21
「教学半」という言葉が好きです。「教えは学びの半(なか)ばなり」と読みます。
23.11.21
蟠(わだかま)る
23.11.20
響動(とよ)もす
23.11.20
「稲孫田」は「ひつじた」と読みます。「?田」とも書きます。kou
23.11.18
「吹かれ」がありますから「風に」は重なりますね。
23.11.18
寂しい:
かなし・淋し・侘びし・さぶし・すさまじ・さむしい・ひっそり・
かすかに・しんと・しんとして・しょんぼり・ひっそりかん・
ものさびし・ものわびし・こころぼそし・うらさびし・
そぞろさびしい・うらさびしい・口寂し
などが、古来の日本語の「寂しい」でしょうか。
次に漢語を思い出しますと、
無聊・寂寥・落莫・静寂・幽寂・幽静・寂々・空寂・
荒涼・寂然・蕭条・悄然・蕭然・凄凉・深々・
23.11.18
「〜は」は説明的でいけませんね。
23.11.18
「つたふ」と「足音」がわずかに重なりますね。
23.11.18
「芋茎(いもし)」→ 一般的には「ずいき」「いもがら」でしょうか。
23.11.18
「風の」を「風に」とするといいですね。
23.11.15
「植へ」は「植ゑ」です。
23.11.15
「問う」は「問ふ」です。
23.11.14
「狂い花」は「狂ひ花」ですね。
23.11.14
「墓訪ね」を「墓訪ぬ」となさってください。
23.11.11
りん‐か【輪禍】= 自動車や電車などにひかれたり、はねられたりする災難
23.11.10
「読み残す」は「読み残せし」でないといけないでしょう。字余りでもこうするのが良いでしょうね。
23.11.10
「茹でし熱々」を「茹で熱々を」としませんか
23.11.10
口語表現の方がこの題材にふさわしいと考えた場合、口語表現になさってください。
その場合、絶対に現代かなづかいと、旧かな遣いの混用だけは避けてください。
23.11.9
「あぢはふ」が歴史的書き方ですので、「味はふ」が正しいですね。
23.11.9
「よむ」には3つあります。
「詠む」「訓む」「読む」です
「詠む」は「詩や和歌や俳句を作ること」です。韻文学に使います。
例:詩を詠む。俳句や短歌を詠む。情景を詠む。一句詠む。
情景を詠む。詠み人知らず。など
「訓む」は「文字を意味に基づいて解釈すること」です。
例:子をこと訓む。子の字の訓み。⇒「読み」とする
「読み」は@「文字を言葉に変えて理解すること」です。
例:本を読む。字を読む。読み返す。棒読み。読み切り小説。
A数を一つ一つ数えること。
例:札を読む。秒読み。など
23.11.9
「冬灯」はここだけ堅いので、「冬の燈(ふゆのひ)」としましょう。
23.11.8
俳句はこう解釈・通釈しなければならないというものはありません。
俳句は作者の手を離れた時から、すでに読者のものです。
俳句は作者と読者の協同作業とkouは思っています。
23.11.5
作った人(作者)に自句自解させる のではなく、読み手(読者)が自分はこのように通釈したが、これでいいだろう かと作者に示すのが礼儀と云うことを知っておいてください
23.11.5
本当に良い俳句は、一読して分かるようでなければならないんです。
23.11.5
俳句は言葉では作れないんです。五感を研ぎ澄まし、体験したことを詠むものなんです。
23.11.2(句写美より)
「多し」より「多き」ですね。
23.11.2
「燃える」でも悪くはありませんが、「燃える」ですと口語ですので「燃ゆる」としましょう。
23.11.2
口語調の俳句は、現代かなづかいですよ。定型・季語は護ってください。
23.11.2
「て」は格助詞と接続助詞の、2種類ありますが接続の助詞はどうしても説明の匂いがするのですね。
俳句には説明がいらないのですね。
23.11.2
「有り」でもいいんですが、「見ゆ」るの方が良いのではないでしょうか
23.11.2
「ごとき」は100句に1句にして下さいね。
23.11.1
「臥す」は自動詞・サ行・五段ですね。
語幹:未然・連用・終止・連体・仮定・命令:推量
臥□:さ□・し□・す□・す□・せ□・せ□・そ□
□□:ない・ます・。□・名詞・ば□・。□・う□
「臥す」は「終止形」だから、ここで切れると考えるのも分かります。
ですが、ここで「。」がつくと終止形なんですが、
「臥す」に続くのが「退職」という名詞(体言)ですので、この
「臥す」は「連体形」なんですね。
それで、「臥し」と「連用形」にしますと、
「臥し・ます」というふうに「ます」があると考えます。
つまりこうすることで、一度切れるわけです。
動詞・それに続く言葉が名詞なら、「連体形」となり切れない。
動詞・それに続く言葉が「(ます)」なら「連用形」となり、
そこで一度軽く切れます。
23.10.31
「浮かびあがりや」→「浮かびあがりし」
23.10.31
「言葉捜して」は「言葉捜せる」の方がいいですね。
23.10.27
「華やぎぬ」→「華やげり」
23.10.26
「華やか」(辞書形)なら
口語[華やか]・だろ/だつ/だ/な/なら/○
文語[華やか]・なら/なり/なり/なる/なれ/なれ
「華やぐ」(辞書形)なら、
口語[華やぐ]・が/ぎ/ぐ/ぐ/げ/げ/ご(自・ガ・五)
文語[華やぐ]・が/ぎ/ぐ/ぐ/げ/げ/ (自・ガ・四)
23.10.26
「あわれ」には「哀・憫・憐」と漢字が3個あります。
23.10.25
「揺らしや」を「揺らせし」となさってください。
23.10.24
「仰ぎて」を「仰ぎつ」としませんか。「仰ぎつ」は「仰ぎ〜ながら」の意です。
23.10.24
「朝陽」は「朝日」の方がいいですね。
「朝陽」は「ちょうよう」と読みますね。
「陽」を「ひ」と読ませるのは無理のある漢字ですね
23.10.24
「灯を消せば」とは、堅い表現ですね。散文的です。
「灯消し」でいいでしょう。
23.10.24
「横たえり」→「横たへり」
23.10.20
「訪れ来」→「訪れし」
23.10.20
「や」と「けり」の混用はいけませんね
23.10.20
ここは上で「や」と切っていますので、「よ」は使えませんね。「が」で良いでしょう
23.10.20
「照干一隅」の読み方は、「しょうかん・いちぐう」です。
言葉の出所は、天台宗を開いた仏教大師最澄で、
最澄が求めた理想的人間像を書いた「山家学生式」に由来すると云われています。
事典にも「照干一隅此則国宝」とあります。
書き下し文にしますと「一隅(いちぐう)を照(て)らすは此(こ)れ国の宝なり」と読みます。
「社会の一隅でよい、必要とされる人物になれ。これが国の宝である。」と、
戦時中にも戦後にも国民的スロ−ガンとなって国民を鼓舞していたのです。
23.10.19
「栄えて」→「栄える」
23.10.19
「歓迎しつつ」→「歓迎もし」
「つつ」は継続ですから、ここで切れが欲しいですね。
23.10.19
「射しぬ」でも悪くもありませんが、「刺せり」の方が良いでしょう。
23.10.18
「黄泉路には」が少し説明的ですね。→「黄泉路ゆく」
23.10.18
「溶く」でもかまいませんが、明快な切れを入れたいですね。「溶き」の方が良いでしょう。
23.10.18
「老ひ」→「老い」
23.10.14
「浅し」を「浅き」としませんか。
23.10.14
「鯛もらふ」では、ここで切れてしまいますね。「鯛もらひ」として下さい。
23.10.13
「冴えにけり」でも悪くもありませんが、「冴え渡る」としませんか。
23.10.13
問1:「観る」と「観ゆ」の違いが判然としません。
問2:「供ふ」と「供へる」でずいぶん悩みました。
問3:みんな別々の言葉と考えればいいのでしょうか。
長い質問でしたが、まとめると上の3点と思います。
問1の答:「見る・観る」「見ゆ・観ゆ」は「見・観」と「る//ゆ」に分けることが出来ます。
古語辞典で見ますと辞書形(辞書に出ている形・終止形)は「見る」「観る」で「他・マ・上一」となっています。
「他」とは、他動詞のことで、他からはたらきかけること。他にはたらきかけることを示す動詞です。普通には「〜を」という目的語をとります。
「マ」とは、「マ行で活用する」という意味です。
「上一」とは「上一段活用」のことです。
未然・連用・終止・連体・已然・命令
見・る み ・み ・みる・みる・みれ・みよ
助動詞 ず ・たり・。 ・名 ・ ・。
※下に続く助動詞はたくさんありますが、代表的なものを一つだけ。
ここで大事な事は、下に来る言葉によって同じ「見る・観る」という動詞であっても、
活用が違うということです。
次に、下に来る「助動詞」ですが、これはたくさんあります。
日本語の大きな特徴は「見」という動詞に、様々な助動詞が付き、その意味を大きく変えることです。
「見+る」ですと、「受け身」「尊敬」「可能」「自発」などを表します。
「見+ゆ」は「自・ヤ・下二」です。
動詞語幹の「見」は同じですが活用が、まったく違います。
未然・連用・終止・連体・已然・命令
見・る え ・え ・ゆ ・ゆる・ゆれ・えよ
助動詞 ず ・たり・。 ・名 ・ ・。
「見+ゆ」は「受け身」「自発」「可能」で、尊敬はありません。
自動詞はひとりでにうごくこと、自分の力で動くことです。
お分かりいただけましたでしょうか。
「見る」は作者が見ようと思って目を凝らして見ることです。それに対し
「見ゆ」は見ようと思ってみるのではなく、自然に目に入ってくることです。
問2の答:ちなみに、「供ふ」は「他・ハ・下二」です。
未然・連用・終止・連体・已然・命令
供・ふ へ ・へ ・ふ ・ふる・ふれ・えよ
助動詞 ず ・たり・。 ・名 ・ ・。
したがって、「供ふ」は終止形、「供へ+る」の形になります。
よろしいでしょうか。下に続く言葉により変わっただけで、意味は同じと考えてもいいですね。
問3の答:説明してきた通り、「見る・観る」も「供ふ」も、同じ動詞なので、「別々な言葉」ではありません。同じ言葉なのです。ことばはその言葉に続く言葉により変化するだけです。以上です。
面白いと思ったのは「見る」と「観る」をどう使い分けるかということです。
「みる」など「看る・観る・見る・視る・診る・覧る」と少なくとも六個の漢字の使い分けをしなければならない漢字です。この方が面白いですね。
23.10.13
「かしずく」は「かしづく」ですね。
23.10.13
都塵(とじん)=都会の騒々しさ
23.10.13
農歴9月15夜の「十五夜」「仲秋の名月」と言うのに対し、
農歴10月13夜の月を「十三夜」と言い、この月を「豆名月」「栗名月」「後の月」と言います。
今年(23年)は、「十五夜」は、9月12日、「十三夜」は10月9日でした。
仲秋の名月では十五夜をめでるのに対し、後の月では、十三夜をめでることになっています。
ちなみに今日(12日)が「後の月」の満月です。昼の11時06分が満月で、すでに少し欠けています。
ちなみに今日(12日)が芭蕉さんのご命日です。
23.10.12
「北円堂」は文字で書くと「ほくえんどう」と6字になりますが、
声に出して読むと「ほくえんどー」と、最後の「う」が長音となり、5音なんです。
23.10.12
「を観る」→「観ゆる」
23.10.12
「をり」でも悪いこともありませんが、「けり」としたいところですね
23.10.12
「まばゆい」=口語「まばゆき」=文語
23.10.11
「ゐる」でも悪くはありませんが「をり」の方が良いでしょう。
23.10.11
「老ひ」は「老い」が正しいですね。
23.10.7
「のぼる」には漢字が3個あります。
「昇る」高い所に向かって、勢いよく動くこと。
・朝日が昇る・煙が昇る・天に昇る
「上る」下の対。低い所から高い所へ進むこと。
・坂を上る・上り坂・お上りさん
「登る」降の対。高いところにある目的の場所に行くこと。
・山に登る・木に登る・鰻登り
23.10.5
@の「てる」は継続を表し、その状態が続いていること。
Aの「たり」は断定を表し、その状態が終わったこと。です。
23.10.5
俳句の基本形は
@「5」+「7・5」か、
A「5・7」+「5」で切ります。
これを「二句一章」と言います。
例を上げますと。
@の例句、「荒海や」+「佐渡に横たふ・天の川」
Aの例句、「こまやかに・弥生の雲の」+「流れけり」・・です。
23.10.3
「〜〜は」ではじめますと、そのものの説明で終る危険性がありますね。あまり感心はしません。
23.9.28
「追い」は「追ひ」ですね。
23.9.27
「秋深し」の終止形で季語なんです。
これを「深く」と連用形(未然形も)としますと、俳句が完結できないで、短歌の上の句の形となり、この後(下の句)をつけたくなるのです
23.9.27
鬼灯の外皮が蟲に食われ網目状になっているものを、俳句の季語では「蟲鬼灯」という
23.9.26
「覆はれてゐる」→「覆はれをりし」
23.9.26
「萩こぼれ」を「こぼれ萩」としたほうが句が落ち着くでしょう
23.9.20
「貰い」は「貰ひ」ですね。→「戴き」
23.9.20
「供ふと」ですと、他人事のようですね。→「供へり」
23.9.20
「賜りし」→「賜れる」
23.9.20
「始まりぬ」でも悪くありませんが、「ぬ」は完了を表します。
同じ完了ですと「始まれり」の方が良いと思います
23.9.20
「華やぐ」でもいいですが、「華やぎ」としたいですね。
23.9.15
「隠した」は口語ですから「隠せし」の方が良いでしょうね。
23.9.13
「もつたいなきほどの」でも良いのですが、ここは「もつたいないほどの」と口語体の方が良いでしょう。
23.9.13
「頬張りし」では、色気もありませんね→「頂けり」
23.9.13
「止まり」ですと他動詞ですね。「止めにけり」として、自動詞としましょうよ。
23.9.13
「老ひ」は「老い」ですね。
23.9.9
「笑い」は「笑ひ」ですね。
23.9.9
小さい「っ」も「つ」と大きく書きます。
23.9.9
「立しか」でもいいのですが、「立ったのだろうか」という疑問の形になりますのが、少し気になります。
「立ちし」とした方が響きいいでしょう。
23.9.8
「泣かされし」でもいいのですが、「泣かさるる」とした方が良いでしょう。
23.9.8
「木々の間の」でも悪くはありませんが、「木々の間合」としませんか。
23.9.7
「ボロ案山子」も面白いですが、「古案山子」がいいのではないでしょうか。
23.9.7
「よんでる」でもいいですが、口語的ですので、「よびこむ」としませんか
23.9.6
「夜降ち」とは「よくたち」と読み「夜が更ける」と言う意味である。
「秋の夜更けにけり」でも良いのだが、ニュアンスが違う気がしてこうした。
「夜・くたち」とは「心配して夜が更ける」という意味である。
23.9.5
「なりぬ」でもいいのでしょうが、「なれり」でしょうね。
23.9.5
「聴きて」→「聴くや」
23.9.5
「求む」→「求め」
23.9.2
「きて」は「来て」が良いでしょう。
23.9.2
「上がるや」は「上がりし」の方が良いでしょう
23.9.2
「秋めく+る」→「秋めいてきた」で使われているなら「秋めけり」でないといけませんね
「秋+捲る」→ 日めくりのように、夏から秋へ紙を1枚捲るように、秋になって行く状態です。
23.8.28
「見へ」を「見ゆ」としましょう。
23.8.26
「擬宝珠」で「ぎぼ」は、俳句では「許容語」なんですね。
それで「擬宝珠の花」「擬宝珠咲けり」などです。
もちろんほんらいの「ぎぼしゅ」が正しく、正しく使ったいいのですよ。
23.8.26
「上ぐ」ではなく「上げ」でないと切れませんね
23.8.24
「あらず」⇒「有らず」⇒「ありません」
「おらず」⇒「居らず」⇒「おりません」
23.8.23
「葉に乗り蛙」→「乗り」は連用形で切れている
「葉に乗る蛙」→「乗る」は連体形
23.8.11
「ふへし」でもいいですが、「ふへり」のほうが良いでしょう。
23.8.11
「重ねし」を「重ぬる」としましょう
23.8.9
「見えぬ」を「見えず」としたいですね
23.8.3
「澄ましや」を「澄ませり」としてください
23.8.3
俳句は@季語、A17音のリズム、B切れ
これが三大要素です。もちろん、作者の主観、考え方に裏打ちされなければなりませんが。
23.8.3
「手のひらの」は、「手のひらに」でしょうね。
23.8.3
虞美人草(ぐびじんそう)=雛芥子(ひなげし)雛罌粟 (ひなげし)、ポピー、アマポーラ、コクリコ
皺紙(しぼがみ)
石竹(せきちく)=ナデシコ科
尾鰭(おひれ)
絵筆草(えふでぐさ)=絵筆菊、カカリア
仄紅色(ほのべにいろ)
(句写美より23.7)
「沛然たる豪雨」と連体詞でとるのが良いのか、
「沛然と豪雨」と副詞にとるのが良いのか
23.7.29
「身の振り方といふことあり」座五の「いふことあり」では、他人事のようですね。
「身の振り方をを考ふる」
23.7.27
「並び」と一度切りたいですね。
「並ぶ」ですと「並ぶ主婦十人」などとしなければいけませんね。
「並び」はトマトが主体。
「並ぶ」ですと主婦が主体です。
23.7.27
「出でたり」でも良いのですが、そこで完全に切れてしまいますこの場合、「出でなば」でしょうね。
「〜なば」は「〜したら/〜しまったら」の意味です。
23.7.25
「渡りける」→「渡りたる」
23.7.25
俳句は時流に流されることなく、いつまでもいつまでも残る言葉で作らなければならない役目もあるのです。
23.7.20
座五の「して」では説明になりますので、「もて」としましょう
23,7,20
「おれ」は「をれ(居れ)」ですね。
23.7.19
「をり」は「けり」と断定の方がよいでしょう。
23.7.15
「見つ」=「見ようと思ってみる」
「見ゆ」=「自然と見える」
23.7.11
「逝く」→「逝けり」
23.7.11
寝まる(ねまる)=うずくまる
23.7.10
身辺(みほとり)
23.7.8
「来し」(きし)=「来た」
「来」(く)=「来つつある」
カ行変格活用(カ変)
来(く)// こ// き// く//くる//くれ//こよ
基本形 //未然//連用//終止//連体//仮定//命令
連用形「き」+副助詞「し」=来た
終止形「く」 =来る
同じような意味ですが、微妙にちがうんですね。5音の定型にして、リズムを整える意味もありますね。
23.7.6
「大夕立」は読む時には「おおゆだち」として読み5音です
23.7.6
「鮎が去るまで」→「鮎去るまでを」
23.7.6
コクリコ=フランス語・ひなげし
23.7.5
動詞が二つ入ると山が二つでき、曖昧になりますね。
23.7.5
「をり」は「長い間その状態でじっとしている」ことですね。
「けり」ですと「来+あり」の縮まったものですので、「きたな〜〜ぁ」となります。
23.7.5
「纏はりぬ」と「纏はれり」ですと、水影が私に纏いついた。
「纏ひけり」として、私の方から水影を纏った。とした方が、「泳ぐ身に」と呼応するでしょう。
23.7.5
座五「始まりし」でも悪くありませんが、「始まれり」が安定するでしょう。
23.7.5
「まどろみぬ」→「まどろめり」
23.6.28
「洗ふ」ですと終止形か連体形なんです。
この句ですと「朝の雨」と呼応させるため、
「髪洗ひし」と字余りでもしないといけません。
> 髪洗ひし気だるさ残る朝の雨
23.6.28
「争ひ」ではなく、「諍ひ」でしょうね
23.6.28
「込み合っている」→「込み合つてゐる」
23.6.28
海霧(じり)=北海道地方に夏季発生する濃い海霧
剣葉(けんば)
萎え(なえ)=よれよれになっている様
三衣(さんえ)=袈裟
馬塞(ませ)=かきね
鳶尾(いちはつ)
真向い(まむかい)
灸花(やいとばな)=ヘクソカズラ
野春菊(のしゅんぎく)=ミヤコワスレ
緩ぶ(ゆるぶ)=ゆるす
貧寺(ひんじ)=貧しい寺
轟音(ごうおん)
偲はゆ(しのはゆ)=しのばれる
君影草(きみかげそう)=スズラン
樺つつじ(かばつつじ)
人心(じんしん)=人の心
俯ける(うつむける)=うつむく
芒種(ぼうしゅ)
緩び(ゆるび)=ゆるくなる
鼓草(つづみぐさ)=タンポポ
雉蓆(きじむしろ)
(句写美より23.6.2〜23.6.28)
「と」で終ると報告の形になりますね。俳句はやはり名詞か動詞で
終りたいですね。
23.6.27
「植へ」は「植え」が正しいんです。
23.6.26
「もやる」は「舫る」と漢字書きの方がいいでしょう。
23.6.24
俳句だけ読んでその情景がわかるものが俳句としては一番ですね。
23.6.23
「ゆうづく」は「夕付く(夕方になる)」と「夕月」と両方ありますね。
23.6.23
「おおふ」は「おほふ」ですね。
23.6.22
「ゐし」も「をり」も「〜ている」でさほどの違いはないですね。
それよりも「ゐし/をり」ではここで切れます
23.6.22
「か」は疑問で「〜だろうか」
「ぞ」は強意で「〜であるよ」
23.6.22
「消え」はヤ行の活用ですから「消え」でいいですね
23.6.22
擡(もた)げ
23.6.21
糞(まり)
23.6.21
「踏まれても」もでも悪くはありませんが、「踏まれしも」としませんか。
23.6.21
「老い」の辞書形は「老ゆ」とヤ行の上二段です。
「老ひ」ではなく「老い」が正しいのです。
他に、「悔い」と「報い」があります。この3語は憶えておいてください。
23.6.20
「遊びし」でも悪くはありませんが、「遊ぶや」となさるといいでしょうね。
23.6.13
「貰い来る」を「貰い来し」としましょう
23.6.3
「呼ば・れ」は未然形。「呼ば・る」は終止形。
23.6.2
「文を足し」→「書き継げり」
23.5.26
「散りし」と言いたければ、「散りしかな」ですし、「けり」を使いたければ、「散り行けり」ですね
23.5.26
「触ったら」→「触れなば」
23.5.25
「吹くは」→「吹きゐて」
23.5.24
「予報当たりぬ」→「予報当たれり」
予報が当たらなかったの「打ち消し」の「ぬ」なら「予報当たらず」ですね。
23.5.23
「きわだちぬ」を「きはだてり」としませんか。
23.5.23
「ゆく」も「止む」も連体形なんで次の単語に係るのですね
>川辺ゆき列の足止む河鹿かな
>川辺ゆく列の足止め河鹿かな
どちらかでなければならないんです
23.5.18
「見頃かな」で、「見頃だろうかな〜〜」と疑問なんですね。
「見頃なり」と断定の形
23.5.18
「動かざる」→「動かざり」
23.5.18
「追う」は「追ふ」ですね
23.5.17
「喉を潤す」で、休んでいることがわかりますので、「一休み」まで必要でしょうか。
23.5.17
「見て」の「て」はともすれば説明になりますね
23.5.16
動詞を二つ続けると、どうしても俳句の形が崩れますね。
23.5.13
「我が宿」とはまたずいぶんと古い言葉を使いましたね。
訂正するなら「わが家に」でしょうか。あるいは「拙宅に」でしょうか。
23.5.11
感情語はあまり前面に出さない方がいいですね
23.5.9
「憩ゐし」は人間や小鳥などに使う言葉ですね。
23.5.9
「行ける」でも悪くはないでしょうが、「過り」などが適切に思えるのですが
23.5.9
潤み(うるみ
巡邏(じゅんら)=警備のため見まわること。
耀へり(かがよえり)
喜捨(きしゃ)=きふ
穿る(ほじくる)
掴み(つかみ)
透く(すく)
暗闇(くらやみ)
手套(しゅとう)=手袋
「玄武神」とは「げんぶしん」と読み、冬の季節をつかさどる神です。
咎む(とがむ)
磔(はりつけ)
「秋光裡」は「しゅうこうり」です。意味は「秋の光りの中で」という意味です。
半月(はにわり)=ふたなり=ひとりの人が男女両性をそなえていること
「秋止・光」は「しゅうし・こう」です。「秋止」は「晩秋」と同じです。
歩廊(ほろう)=プラットホーム
循々(じゅんじゅん)=順序に従うさま
朦朧体(もうろうたい)=[1] 詩文などで、意義がはっきりしないもの。[2] 絵画で、はっきりした輪郭をもたないもの。
潤める(うるめる)
拱廊(きょうろう)=アーケード
矩尺(かねじゃく)
何にせむ せむ=〜するだろう
金色(こんじき)
溺るる(おぼるる)
風標(かざじるし)=風向計
干ぬ(ひぬ)
晩き(おそき)
食む(はむ)
美しき(はしき)
食ぶ(たぶ)
具足戒(ぐそくかい)=僧の守るべき戒律
永劫(えいごう)=永遠
常しなへ(とこしなえ)=永久
充塞(じゅうそう)=満ちていっぱいになること
枯葎(かれむぐら)=枯れた雑草
靄(もや)
離る(さかる)
鋸(のこぎり)
梁(はり)
手風琴(てふうきん)=アコーディオン
飛淙(ひそう)=「滝」の類義語は20ほどあります。そのうちの一つに「飛淙」があります。
茫々(ぼうぼう)=広々としてはるかなさま
「晩秋裡」は「ばんしゅう・り」 「秋風裡」は「しゅうふう・り」です。
「裡」とは「〜〜の中」という意味です。
嘶く(いななく)
「晩秋裡」は「ばんしゅう・り」「秋風裡」は「しゅうふう・り」です。
「裡」とは「〜〜の中」という意味です。
食む(はむ)
貌(かお)
狒狒(ひひ)
「黄葉した樹」→「黄葉」で「もみ」→「黄葉たふ樹」
「日矢(ひや)」と「天使の梯子」と同じ意味です。
潤み(うるみ)
叢時雨(むらしぐれ)
揺蕩へり(たゆとへり)
「すみか」は
@「栖」がもっとも古いでしょう。「方丈記」では、「世の中にある人と栖とまたかくのごとし」と出ます。
A次に「住みか」のようです
B次に「棲家」でしょうか。
C次に「住処」
この4つをその人の好みで使われていますね。
「棲」は訓読みでは「す・すむ」としか読めない漢字ですから、一つで「すみか」は無理でしょうね。
「棲」の本字が「栖」で、原義は「鳥の巣」「ねぐら」の意味です。
「あふれむ」「あふれん」
本来は「む」なんです。「無」の草書体は「无」ですね。「无」がさらに日本に入り、平仮名の「ん」となりました。
「南無阿弥陀仏」は正しくは「なむ・あみだぶつ」が、「なん・まんだぶ」と「ん」と読まれるのです。
棲家(すみか)
毀れ(こぼれ)
咬む(かむ)
あふれむ(あふれん)
ひそけさ
黴雨(ばいう)
啄む(ついばむ)
寒み(さむみ)
早旦(そうたん)=朝早いとき
茣蓙(ござ)
内包(ないほう)=内部にもつこと
発起(ほっき)=新しい事を企てること
貌(かお)
黄海(こうかい)
仁川(インチョン)
詩嚢(しのう)=詩を生み出すもとになる思想や感情
換ふ(かう)
美し(いし)
航(こう)
爽涼(そうりょう) 季語・秋
(22.10.26〜23.3.10 句写美2より)
「思い」は「思ひ」です。
23.3.9
「蔽い」は「蔽ひ」ですね
23.3.9
「蔽ひし」→「囲みし」
23.3.9
「宇宙」を「そら」と読ませたい場合「宇宙(そら)」とルビを振るといいですね。振らないと「うちゅう」と読まれますが、「宇宙(そら)」とルビを振ることはいっこうにかまいませんです
23.3.9
「舞う」は「舞ふ」ですね
23.3.9
、「漢詩」と「漢文」は別物。漢文に漢詩の混じったものは「漢詩文」ですから、「漢詩文」としましょう。
23.3.9
「鉤針」と漢字にしてください。「鉤ばり//かぎ針」のような書き方はいけません。
23.3.9
「語らいの」→「語らいは」あるいは、「語らいに」でしょうね
23.3.9
「打ち砕く」では、切れのない、のっぺらとした句になり、なんの変哲もない句でしょう。
「打ち砕き」にすることで、時間と切れと驚きが生まれるでしょう。
「打ち砕く雪」と連体形にするか、
「打ち砕き」と、連用形にして間を取るか、大切なことですね。
23.3.9
解る=ほぐる
23.3.8
連体形と終止形の違いがわかりません。後の文が名詞か名詞以外の違いですか?
A連体形と終止形の違いがわかりません。
昨日の有亭さんへの「動詞活用」を見てください。
動詞:光る・自・四・・ですと、
光ら・ず/む・・・・・未然形
光り・けり/たり・・・連用形
光る。・・・・・・・・終止形
光る・時/名詞・・・・連体形
光れ・ば/ども・・・・已然形
光れ。・・・・・・・命令形
わかりますね。
連体形は後ろに、必ず名詞が来ます。
終止形は、そこで文が切れます。
質問の、「後の文が名詞か名詞以外の違いですか?」
その通りです。
A「風光り」はなぜ間違いなのですか?お教えください。
「光り」は連用形ですね。
連用形とすると、
それに続く言葉は「けり」か「たり」でないといけません。
つまり助動詞が来るのが、一般的です。
ところが、
瓢花さんの俳句は「風光る転んでも泣かぬ児となりぬ」でした。
「光り」に続いて、「転んで」という動詞、もうひとつ「泣か」と
いう動詞が並びます。
こうした、動詞が3つも続くということは、俳句ばかりではなく、
一般の文でも、まずないことです。
したがって、「間違いなんです」と書きました。
「風光り」と使いたければ、
>転んでも泣かぬ児に風光りけり
とでもしなければなりません。
この結果、
>風光る。転んでも泣かぬ児となりぬ(ました)
これが、形であり、正解なんですね。
23.3.8
「出でし」→「出でて」
23.3.7
固有名詞を俳句に取り入れる場合、よほど知れ渡っているもの以外はできるだけ使わずに、誰でもがわかる言葉の方が、俳句に深みが出るものです。
23.3.7
地の面(ちのも)
23.3.7
「泣かれて」やはり「て」は説明臭くなりますね。
23.3.4
「天地玄黄」は「この天地ができた時天は黒く地は黄色く渾沌としていた」という意味です
23.3.3
「松の枝」を「松が枝(まつがえ)」としませんか。
23.3.2
「眺む」を「眺め」として切った方がいいですね
23.3.2
「や」と「けり」の混在は、絶対いけないものとしてください
23.3.2
「座して」→「座せば」
23.3.1
「入りし」→「入りの」
23.3.1
季重なりは気になさることはありません。
ただ、どちらも同等での季語二つはいけませんが。
それと、冬と春など違うのもいけませんが。
23.3.1
「見てをれり」ですとでもいいんですが、自分のことではなく、誰か・・ということになりますね。
自分のこととして、「見てをりぬ」の方がいいでしょうね。
23.2.28
「薄氷」は「うすらい」と読み春の季語である
23.2.27
「呼び」を「呼ぶ」として終止形にしたいですね
23.2.27
鵯哮る=ひよ(ひよどり)たける
23.2.25
「香おる」は「香をる」ですよ。
23.2.25
「終はれり」でもかまいませんが、「終はりて」としませんか。
23.2.25
「終い」は「終ひ」
23.2.25
「れんが」を「煉瓦」と漢字にしませんか
23.2.24
「韶光」は「のどかな春の日の光」という意味には違いないのですが、まだ季語としては認められていないのです。
23.2.24
「けむ」の助動詞は
@推量の強調:(きっと)〜だろう。〜に違いない。
A可能の推量:〜できるだろう。
B意思・希望の強調:(本当に・必ず)〜(し)よう。〜(し)てしましたい。
C当然・適当・勧誘:〜するのがよい。〜すべきだ。〜してください。
動詞は連用形で、
「届なむ」は推量なんだろね。「届くに違いない。」
23.2.24
俳句はウソも方便が許される世界ですから、文学として読んでください。
23.2.21
なんとなく悲しいことを、心悲しという。「うらがなし」と読む。
23.2.18
「開けたる」を「明け置く」としませんか。
23.2.18
「水仙が」ではなく「水仙に」としたところが、とても俳諧的で味を出していますね。
23.2.18
「折り」と「折」は違います。「り」はいりませんよ
23.2.18
「淡き色なり」→「淡き色もて」
23.2.18
「顔」は人間、他は「貌」となっています
23.2.18
「おり」は「をり」です。
23.2.18
「わだかまる」を感じで書くと「蟠る」と書く。意味は「複雑に曲がりくねっている」「蛇行している」という意味である。
23.2.17
「雨水」とは24節気の一つで「降っていた雪が雨となり、積もっていた雪や氷も解けて、水がぬるむ」という意味ですよ
23.2.17
「湛え」ですと、池のような流れない水を連想します。「流れ」方が良いでしょう。
23.2.17
「散らし」→「剥がし」
23.2.17
コーヒーカップに着いた模様の梅の花では季語にはなれないんです
23.2.16
雪は「しんしんと」と形容したくなりますが、ない方がいいでしょうね
23.2.14
「買い」は「買ひ」ですね。
23.2.14
地震は「なゐ」と呼ばれ、地震が起こることを「なゐふる」と表現する
目瞑れる(めつぶれる)
御正忌(ごしょうき)=親鸞の忌日に行う法会。...
恩徳(おんとく)=恵み。情け。恩恵
謝し(しゃし)=礼をのべる
疣猪(いぼいのしし)
形(なり)
昨夜(よべ)
叫ぶ(おらぶ)=わめく
天壇(てんだん)=祭壇
祠(ほこら)
迦陵頻伽(かりょうびんが)=想像上の鳥
対ふ(むかう)
飛雪(ひせつ)
島梟(しまふくろう)
頭(かしら)
23.2.11〜23.3.19(ブログ句写美1より)
動詞はできれば1句一つの方がいいですものね。
23.2.9
「掲げぬ」→「掲げず」
23.2.9
零して(こぼして)→ばらまく
23.2.8
「詠みし」→「詠める」
23.2.8
「散らすは」→「散らせし」
23.2.8
「語る」ではなく「語り」と一度切らなければなりませんね
23.2.8
「和らげり」→「和らぎし」
23.2.7
宵戎(よいえびす)=正月九日、十日戎の前夜祭に、大阪の今宮、兵庫県西宮などの戎神社に参詣すること
23.2.7
鰊群来(にしんくき)=春の季語=産卵期のニシンが大群で主に北海道西岸に押し寄せること
23.2.4
「内」「裡」「中」どれも「うち」です。どう使うか、
調べてみてください。
23.2.4
「火山灰」で「よな」と読みますよ。
23.2.4
「背負い」は「背負ひて」ですね。
23.2.4
「歌ふか」ですと、疑問になりますけど、疑問でいいですかね。
kouなら「歌へり」としたいですね
23.2.4
「水脈」読み方は「みお」です。船の通った跡。航跡のことです
23.2.2
「なる」を「なり」と一度切れを入れた方がいいかも知れませんね
23.2.2
頭が字余りならいいんですが、座五が字余りはどうも安定しませんね。
23.2.1
俳句は自分を詠むのが本道ですね
23.1.28
「友はなし」ですと死んだことになりませんか。
「友いかに」としますと「友はどうしているだろう」となりますね。
23.1.27
「揺れけり」→「揺れをり」「揺れゐる」
23.1.26
「姉弟」=「あねおとと」
23.1.25
「里は」と「は」とすると、説明になりますので、「里の」としませんか。
23.1.24
「残雪」が気になります。残雪は春になっても消えのこっている雪を言いますのでね。「新雪」あるいは「深雪」など考えられますが。
23.1.19
「住い」は「住ひ」ですね。
23.1.14
最後を「よ」「と」「や」など助詞で終ると、どうしても短歌の上の句となってしまい、俳句として終れないのですね。
23.1.14
「も」を「に」としませんか
23.1.13
「香りおり」→「香りかな」
23.1.12
「広がりぬ」は「広がりました」
「広がれり」は「広がっています」
23.1.12
「深みける」は「深めける」ですね。「ける」とするなら、連体形からでないと続きませんので。
23.1.11
「齢」は「よわい」です。
23.1.10
「渡す」→「渡せし」
23.1.7
「こだわる」は「こだはる」ですね
23.1.7
「こだはりし」→「こだはれり」
23.1.7
「合わす」は「合はす」ですね
23.1.7
俳句は「一句一章」か「二句一章」で作るものとされています。
「5・7・5(切れなし)」
鶏頭の十四五本もありぬべし
をりとりてはらりとおもきすすきかな・・など
「5」+「7・5」
荒海や佐渡に横たふ天の川
焚火かなし消えむとすれば育てられ
「5・7」+「5」
ひと死して小説了る炉の胡桃
鯛の骨畳にひらふ夜寒かな
このパターンに入るものでなければ、形が崩れるんですね。
そんなことで、三段切れはいけないことになっています。
23.1.6
「来れば」ではなく、「来たり」がいいでしょう。
23.1.6
「生きや」は「生きなさいよ」となりますね
23.1.6
日矢は「射す」でしょうね
22.12.24
「の」→「よ」
22.12.24
「食わひ」は「くはふ」ですから「くはひける」が正しい表記ですね。
また漢字ですと「銜へる」か「啣へる」ですね。
22.12.24
「や」→「が」か「の」
22.12.24
「の」は「で」でしょうね
22.12.23
「追い」は「追ひ」ですね。
22.12.23
「迷い」は「迷ひ」ですね
22.12.23
俳句は「何を詠むか/何を読みたいか」という「主題」と、その主題を「どう表現するか」の「表現」と大きく二つに分かれます。
50対50として、100点になった時に「佳い作品」となるわけです。
22.12.23
「必要あらず」→「必要もなき」
22.12.21
「咲く」もいらない言葉ですものね
22.12.21
「に」→「や」
22.12.21
「けり」より「をり」の方がいいかもしれませんね
22.12.17
「もや」は「靄」と漢字の方が良いでしょうね。
22.12.15
「クヌギ」→「櫟」
22.12.14
「時過ぎる」→「時は過ぎ」
22.12.14
「戻り」と切るよりは、「戻る」とされた方がいいでしょう。
22.12.14
固有名詞を「 」で包むことは構いませんですね
22.12.13
「寒し」を「寒き」
「合わす」を「合はす」
22.12.10
「は」を「の」としましょう。
22.12.10
遠い過去の事でも、それを今のこととして、詠むのが俳句ですね。「だった」とせずに、表現してください。
22.12.10
「〜に」格助詞で終ることは俳句ではありません。助動詞・動詞・名詞で終るのが一般的です。
22.12.9
古人(いにしえびと)=旧知
22.12.9
「けり」よりは「をり」の方が良いでしょう。
22.12.9
「紅葉冷」→「紅葉冷え」
22.12.8
「静もれり」ですと、ここで切れますので「静もれる」としなければなりませんね。
22.12.8
「芒枯れ」→「枯れ芒」
22.12.8
「冬の朝」を「春の朝」「夏の朝」「秋の朝」と入れ替えてみてください。それぞれに良いと思いませんか。
こうした季語を、俳句用語で「季節が動く」とか「季語が動く」といいます。
22.12.7
「に」は「を」でないといけませんね
22.12.7
「不揃い」は「不揃ひ」ですね
22.12.7
「植へ」は「植ゑ」ですね。
22.12.6
「深し」を「深む」としませんか。
22.12.6
「灯」→「ともしび」
22.12.3
過去のことを現在のこととして詠むのが俳句です。
22.12.3
「勢い」は「勢ひ」ですね
22.12.3
動詞の二つが、僅かに気ななります。
22.12.3
俳句は吟醸酒を作るようなもので、一粒の米でも、みがいて磨いて本当に大切な言葉だけを一句にするのです。
無駄なことを言っていられないのが俳句です。ここが、散文と韻文の大きな違いです。
22.12.3
「真夜時雨」は、昨日真夜中にすごい雨があったので、「真夜+時雨」なんだけれど、季語にも出ていないでしょう。kouの造語かも知れませんね。
22.12.2
「風にさらわれ」「風におどりつ」→「救はれ」「掬はれ」
22.12.2
散文を読んでいる感じがします。韻文として俳句になさってください。
22.12.1
「いちよう」は平仮名で書くなら「いちゃう」ですね。
22.12.1
「浴びて」→ 「浴びる」あるいは「浴びし」のほうがいいですね
22.11.30
「違う」は「違ふ」。「思い」は「思ひ」ですね
22.11.30
「憂う」は「憂ふ」ですね。
22.11.26
細かなことですが「て」はどうしても説明臭くなりますね。
22.11.26
平凡というのは、題材とも素材とも言いますが、それが平凡なんですね
「佳作」と評価されたものを「秀句」にするのは、言葉だけの問題ではないのです。
22.11.26
たもとほる=あるきまわる
22.11.26
思惟(しい)=かんがえること
22.11.25
「巡り」ですと、三段切れです→「巡る」
22.11.25
熾す(おこす)
22.11.25
「泣ゐて」は「泣いて」が正しいですね。イ音便のことばです。
22.11.24
「舞ひをりし」→「舞ひをれり」
22.11.23
「添え」は「添へ」ですね
22.11.22
「せかされつ」→「せかされて」
22.11.22
「かな」はいけませんね。「の」でいいですね
22.11.22
「最中」は「さなか」と読んでください
22.11.18
灯=ともし
22.11.16
上五・中七の字余りは許されるのですが、座五の字余りはどうしてもリズムが壊れますね。
できるなら、座五だけは5音がいいですね。
22.11.15
「一輪落とし」ですと、自分が「落とした」ことになりますね。
「一輪こぼれ」の方がこの場合ふさわしいでしょう。
22.11.11
「三段切れ」ですが俳人仲間では「できそこないの心太」といっています。
「5・7」+「5」か「「5」+「7・5」が基本にならないといけません
22.11.11
「見舞い」の「い」はいりませんね。
22,11,10
「歌ひ」→「歌ふ」「あやしつ」→「あやせし」「話し」→「話す」
22.11.9
日本語の名詞などは変化はしませんが、動詞・助動詞・形容詞・形容動詞は、後に続く言葉によって変化しますので、その言葉とそのあとに続く言葉を絶えず考えないといけませんね。
22.11.9
「咲ひて」は「咲いて」ですね。「満ちたり」は「満ちたる」ですね
22.11.9
歳時記のことですが、電子辞書、書籍、どちらも同じです。
「現代俳句歳時記」は、現代俳句協会監修の歳時記で春夏秋冬のほかに、「無季」と題する部があるのが特です。
kouもここに所属しています。
「ホトトギス俳句季題便覧」は、「日本伝統俳句協会」が監修しています。正岡子規⇒高浜虚子てと繋がります。古典的俳句です。
「合本俳句歳時記」は、角川書店監修で出されており、一番普遍的な歳時記です。
どこの歳時記でもかまわないのですが、やはり一般的な、「現代」か「合本」がいいでしょうね
22.11.8
「て」ですが、「て」はどうしても説明臭くなります。
「て」は難しい助詞です。決まると働くのですが、どうしても説明臭くなりますね。
「なりし」としませんか。
22.11.8
「おり」は「をり」ですね。
22.11.8
この教室は、有季(季語あり)定型(17音であり)歴史的仮名遣いなんです
22.11.8
「鳴くや」ですが、「鳴けり」、「鳴かせ」なども考えられますね。
22.11.8
「食う」は少し乱暴でしょうか→「食べり」
22.11.5
「秋曇」は事実であったとしても、文学的ではない。
「秋の宵」とか「秋の夜」とか「夜長かな」として、文学的価値が高まるんだね。
それを「文学的虚構」というんです。
22.11.1
「祭り」ですと、神事になりますので。→「〜まつり」とする
22.11.1
「誘われ」は「誘はれ」ですね
22.10.29
「添えてあり」では報告で他人事です。「添えて出し」としませんか。
22.10.28
「迫りぬ」を「迫れり」としませんか
22.10.27
「老ひたるか」「か」は、中途半端なんですね→「老ひたりし」「老ひたるや」
22.10.27
「誘う」は「誘ふ」ですね。
22.10.27
「御強蒸し」→「おこは蒸し」
22.10.27
定型に出来るものは定型にしたいですね
22.10.27
「止まって」→「止まりし」
22.10.26
「て止め」は難しいのですが、この句の場合、継続を表しますので「〜し」よりは、このまま「〜て」の方がいいですね。
22.10.26
「思う」は「思ふ」ですね
22.10.13
「蘖(ひこばえ)」は「樹木の切り株や根元から新目が出ることで・春)
「?(ひつじ)」は「稲を刈り取った後の株から出てくる緑の目・秋)
22.10,11
「妻あり」→「妻をり」
22.10.8
「愁思」では「思いを愁う」で季語にはなれない「秋思」でないと季語ではないですね
22.10.8
「拾い」は「拾ひ」ですね
22.10.5
「買ふ」は「買ひ」の方が良いでしょう。
22.10.5
「終はる」は「終る」でいいですね
22.10.4
「知らずなり」は「知らぬなり」ですね。
22.10.4
「凌ぐ」→「凌ぎ」
22.10.1
自分で使わない言葉は、できるだけ使わないようにしましょう。
俳句はあくまでも、自分が普段使っている、優しい言葉で作るのがいいのですよ。
22.10.1
「もらい」は「もらひ」です
22.10.1
「開かれり」はなんだか落ち着かないですね。「開くかな」ではどうでしょう。
22.10.1
「変われり」ですが、「変わりし」の方が良いのでは無いでしょうか
22,9.30
「見つけたり」、なくしたものを、見つけたという感じがしますね。→「見てゐたり」
22.9.29
「白菊添えし」→「白菊を添へ」
22.9.29
「淋しそふ」→「淋しげに」
22.9.29
「集まりし」→「集まれり」
22.9.29
「や」で切り離さず「の」とした方が良いでしょう。
22,9,28
「連ねて」→「連ねし」
22.9.28
「添えて」→「添えし」
22.9.24
「は」を「の」として
22.9.24
水を汲んでくれたのですから「汲みくれし」ですね
22,9,24
「水澄む」は秋の代表季語ですが、「澄む水」では、季語になれないですね。「清む水」でもいいですね。
22.9.23
「となる」でも決して悪くはありませんが、少し理屈っぽいでしょう。→「とせむ」
22.9.23
「に」はこの句の場合説明臭くなりますので、「や」の方がいいですね。
22.9.23
「買い」は「買ひ」ですね。
22.9.22
「待つや」は「待たせ」でしょうね。
22.9.21
他人のことでも、自分のこととして俳句は読むものです。
22.9.21
「細く」ではなく「細かく」とした方が味があるでしょう
22.9.20
「居し」ですと、切れますので、「居る」としましょう
22.9.15
「見下ろしぬ」→「見下ろせり 」
22.9.15
「〜〜ば」はどうしても説明になりますね。
22.9.17
「掬う」は「掬ふ」ですね。
22.9.13
「や」と「かな」の混在はいけませんね。
22.9.10
「匂い」は「匂ひ」ですね
22.9.10
「老ひ」は歴史的仮名遣いでも「老い」です
22.9.10
「輝きぬ」→「輝けり」
22.9.10
最後が「て」となっている句を「て止めの句」といい、これはこれでありなんです。
ですが、ぴたりと決まるといいのですが、決まらないと、短歌の上の句になり、後が欲しくなり、悪いのですね。
22.9.9
「追う」は「追ふ」ですね
22.9.9
「が」を「を」として
22.9.8
「や」と「けり」の混在もいけませんね
22.9.8
「せし」ではなく「せり」でないといけませんですね
22.9.8
「使い」は「使ひ」ですね
22.9.7
上五が6音ならいいんですが、座五の6音はいけません。
22.9.3
、「作る」「想ふ」と動詞が二つ並ぶように出てくるのが、惜しまれます。
22.9.3
「〜〜は」は、どうしても、説明的ですものね。
22.9.2
「いとおしむ」は「いとほしむ」ですね。
22.8.31
「なくせし」「なき」「なくなれり」はどれも、 自分でなくしたことになり、読み手に「なぜ?」という残しますね。
22.8.30
選んでいるのは、作者でなければならない。で、「選ぶ」ではなく「選び」でなくてはいけません。
22.8.30
俳句の中に、感情語、「やさしく」「うれしく」「かなしく」など
の、こと場が入ると、せっかくの俳句がつぶれてしまいますね。
22.8.27
「こぼして」→「こぼせり」
22.8.27
「尽くして」でもいいですが、「尽くせる」がよりいいかもです。
22.8.25
終りが、「よ」などで終ってはいけません。
22.8.25
「如し俳句」といって、「如し」は上手に使うと決まるのですが、安易に使うと、安っぽい俳句になりますので、十分注意をしてお使いくださいね
22.8.24
「盆休」→「盆休み」
22.8.16
「あり」→「なり」
22.8.16
「あなにやし」とは、古語で「なんと美しいことよ」という意味である。
22.8.12(句写美より)
蝶の正しい数え方は、「一匹」ではなく、「一頭」である。
22.8.6(句写美より)
「青虫」は俳句では「秋」の季語である。
それでいて、説明にはたいてい「モンシロチョウの幼虫」という言葉が書かれてある。
「モンシロチョウ」は「春」の季語である。
紋白蝶になる前の「青虫」なら、当然「春」でなければならない。
俳句の季語には、こうした矛盾が多く見られる。
22.8.5(句写美より)
「数多」は「あまた」ですよ。
22.8.2
「吹く」は「吹き」とした方がいいですね
22.8.2
「に」は「の」の方がいいでしょうね
22.8.2
「思い」は「思ひ」ですね
22.7.30
「ぞ」より「は」の方がいいでしょう。
22.7.30
「〜は」を使いますと、どうしても報告になりがちですね。
22.7.30
「は」が少し気になりますね。「の」にしますか
22.7.29
「あえたり」は「あへたり」ですね。
22.7.28
「や」には、@係助詞とA間投助詞の2種類があります。
@係助詞の「や」は「疑問」「反語」の意味となります。
口語では、疑問・反語ですから「〜か」「〜だろうか〜いやそうではない」と言う意味になります。
例句を上げれば、
・面白し雪にやならん冬の雨・芭蕉
通釈をするなら、「面白いね雪になるだろうか。いや慣れないだろうねこの冬の雨は」とでもなるでしょう。
短歌ではたくさん出てきますが、俳句ではあまりこの「や」は使いません。
A間投助詞は、「感動」「詠嘆」「接続・列挙」があります。
口語では、「〜よ」「〜こと」「〜だなあ」「〜よ」などの意味に
なります。
俳句では枚挙にいとまがないほど、たくさんの例句がありますが
一句上げますと、
・荒海や佐渡に横たふ天の川・芭蕉
通釈をするなら、「日本海はなんと荒海なのだろう。佐渡の上には天の川が横たわっているよ」とでもなるでしょう。
22.7.29
「はずして」→「はずせば」
22.7.29
「逢ふ」を「逢へり」として、リズムを整えましょう。
22.7.29
「に」でもいいのですが、「の」にしませんか。
22.7.28
「〜の〜のでつなぐよりは、「や」と一度切った方がいいでしょう。
22.7.26
上五に「か」という、「疑問」の助詞。座五に「や」という「疑問・反語」の助詞では、疑問だらけですものね。こうした疑問の助詞はなくしたいです。
22.7.26
襲ひくるごと→襲ひくるよな
22.7.26
「旅に出て」→「旅にあり」
22.7.22
木の周りの雪が丸く溶けることを「木の根明く」と言います。
22.7.21
「や」と「けり」はいけません。
22.7.20
「上がりし」→「上れる」
22.7.20
「〜〜て」とすると、どうも説明的でいけませんね
22.7.19
「に」ではなく、「の」の方が良いでしょう
22.7.16
「匂い」は「匂ひ」ですね
22.7.16
「おへて」は「をへて」ですね
22.7.16
「めざめる」→「めざめし」
「ときめく」→「ときめき」
22.7.15
「慣れぬ」→「入れず」
22.7.15
「観劇の」を「観劇や」としましょう
22.7.14
「風薫」は「風薫る」と送り仮名が欲しいところですね。
22.7.13
「や」で切らずに、「の」として、つないでください
22.7.9
「へ」ではなく、「や」とはっきり切らなければ、二物合体にはなりませんね。
22.7.9
「不揃い」は「不揃ひ」ですね。
22.7.9
「青葉若葉」が少しうるさいですね。
「若葉晴」「蔦若葉」「若葉風」「青葉風」などリズムに乗るものがいいでしょうね
22.7.8
二つの関係ないものを結びつけることを、これまでは「二物衝撃」と行ってきましたがkouは「二物合体」と、呼ぶようにしました。
22.7.8
「せせらぎに」を「せせらぎの」としましょう
22.7.8
「飽きた」を「飽きし」としませんか。
22.7.8
「願う」は「願ふ」ですね。
22.7.7
「も・じ・ず・り・そー」となりますね。
「そ・う」ではなく、「そー」です。これを長音と言います。
したがって6音ではなく、5音なんです。
22.7.7
「汚れ」は「枯れ」でしょうね
22.7.5
「〜に〜に」は気になりますね
22.7.5
「遠き」よりは「遠い」がいいね
22.7.1
「いる」は「ゐる」ですね。
22.7.1
「○月尽」、「1月」「6月」「10月」「11月」「12月」はまだ認められていない。
22.6.30(句写美より)
座五を「て」で終ることもありますが、あまり感心はしません。
22.6.30
「聞かす」を「聞かせ」とした方が切れができ、いいでしょう
22.6.29
「匂い」は「匂ひ」ですね。
22.6.29
「手つなぎし」を「手をつなぎ」としませんか。 「買い」は「買ひ」ですね。
22.6.28
「下校する」→「下校かな」
22.6.24
試して無くても、ためしたことにするのが俳句です。
22.6.24
@一句できたら、いらない言葉はないだろうか。
A対象物をきっちり伝えることができたかなど、考えてみてください。
22.6.24
「疲れ拭うは」→「疲れ拭ひし」
22.6.23
「〜〜は」はどうしても説明的になります
22.6.21
「眺めつ過ごす」→「眺め過ごせし」
22.6.21
おばしま=てすり
22.6.20(句写美より)
「杜」は、「もり」です。
「もり」には「森」と「杜」があります。
「森」はたくさんの木がびっしりと茂ったところ。「森林」
「杜」は、神社のもり。これは日本でできた漢字です。
22.6.18(句写美より)
「広がる」→「広がり」
22.6.18
「〜に〜に」と続いていますので、「の」として
22.6.18
「は」を「の」としませんか
22.6.18
「カキツバタ」は「杜若」と漢字の方がいいでしょうね。
22.6.17
「と」を「や」として、一度切りたいですね
22.6.17
「かぶさる」→「覆へる」
22.6.14
「替えし」→「替ふる」
22.6.14
俳句の課題は、
@かなづかいの注意
A漢字の点検
Bできるだけ、言葉を少なくする
22.6.14
「笑い」「集い」は「笑ひ」「集ひ」ですね
22.6.14
「斉田」は「斎田」でなければなりませんね
22.6.14
動詞が並んで二つでは何処が大切なのか、焦点がぼけてしまいますね。これを、言葉が多いといいます
22.6.14
「賑わう」は「賑はふ」ですね
22.6.14
「急ぐ」は「急ぎ」ですね
22.6.10
「神さぶ・る」「神さび・る」なら、「こうごうしいさま」です。
22.6.9
「タラヨウ」は「多羅葉」と漢字書きの方がいいでしょう。
22.6.8
「臥しし」は「臥せり」の方が良いでしょう
22.6.8
座五の「落ち着きぬ」を「落着けり」としましょう。
22.6.8
「よく」を「よき」としましょう
22.6.8
「揺らす」を「揺らし」としたいですね
22.6.7
「飛びかう」は「飛びかふ」ですね。
「に」を「や」として、一度切った方がいいですね。
22.6.7
「寂し」などと言う感情語が入っては、俳句は一段も二段も下がりますね。
こうした言葉はできるだけ入れないことですね。
22.6.4
一句の中にカタカナ語は一つでしょうね
22.6.4
「障子」はそもそもが、隙間風をふさぐものであり冬の季語ですね。
しかし、部屋を仕切るためとしての障子があります。
したがって、「春夏秋」をそれぞれつけるようになりましたね。
「夏」をつけると「夏障子」でもかまわないですね
22.6.2
「洗わる」は「洗はる」ですね
22.6.2
「や」で終る俳句が無いわけではないのですが、「や」は上五か中七で使うものです。
22.6.1
「毛を刈る」のは人、「毛を刈られ」は羊
22.6.2
「癒して」を「癒せり」としませんか。
22.6.2
「落ち葉」は俳句では「落葉」です
22.6.1
「て」が入ると、どうしても説明くさくなりますね。「て」という助詞も使い方ではよいのですが、難しい助詞です。
>>竹垣をわがものとして鉄線花
このようにしませんか。「て」の使い方の見本として、添削してみました
22.5.26
「見そなはすらむ」=「見そなはす」は、「見ているだろう」「らむ」は「だろうか」で、「見ているだろうか」となります。
22.5.26
畚(ふご)=物を運搬するために用いる竹や藁 (わら) で編んだかご。もっこ。
22.5.26
盈満(えいまん)=十分に満ち足りている・こと(さま)
22.5.26
「呼ぶかな」→「呼びこむ」
22.5.26
「をりぬ(おりました)」「をれり(しています)」
22.5.26
「生き」として名詞がいいか、「生く」として動詞がいいか、
22.5.26
「おり」は「をり」ですね
22.5.25
「撫でる風」→「渡る風」
22.5.25
「耀よう」は「耀ふ」ですね
22.5.25
「貰う」でもかまいませんが、頂いたのですから、→「いただき」
22.5.19
「覆い」は「覆ひ」ですね。
「〜を〜が」は少しきついですね。
22.5.19
「驚けり」までいうと、「俳句のいいすぎ」と言われますね
22.5.18
「張る」を「張り」と一度切るといいですね
22.5.17
「飛泉(ひせん)」とは、滝の別な言い方です。
22.5.12
「花咲」→「花咲き」と「き」を入れた方がいいでしょうね。
22.5.12
「散らしをり」→「散しけり」
22,5,11
「想ふ」ではなく「似し」ならまだいいでしょうね。
22.5.10
「揺れし」は「揺らし」でしょうね
22.5.10
水皺(すいしゅう)=細波(さざなみ)=細い波
22.5.10(ブログ句写美より)
単語としては「咲き・をら・む」です。
「咲く」の動詞連用形
「おる」の動詞連用・いる
「む」推量の助動詞・だろうか・・で
「咲いているだろうか」となります。
通釈すると、
「あの世にも桜の花が咲いているだろうか」
となります。
22.5.9(ブログ句写美より)
「不揃い」は「不揃ひ」ですね
22.5.7
「まぶしや」→ 「まぶしき」
22.5.7
俳句の決まり。小さい「っ」も大きく「つ」と書きます。
22.5.7
「取り込みぬ」→「取り込めり」
22.5.6
俳句には三つの決まりごとがあります。
@5・7・5音(17音)であること。
A季語を入れること。今の季節なら初夏を表す言葉ですね。
B「5+7/5」の形か、「5/7+5音」の形にし、
「5/7/5音」のように三つに切らないこと。
この三つです。
22.5.6
中国語で「春・夏・秋・冬」といいその最初の日を「立」をつけ
「立春・立夏・立秋・立冬」といいます。(農暦でです。)
この「立」を、日本では「今朝の」あるいは「今日の」としました。
したがって、四季を同等と考えますので、「今朝の夏」「今朝の冬」もあります。
また、「今日の」でも、構いませんね。
22.5.5
「が」は「の」の方が良いでしょう。
22.5.5
「消へ」は「消え」ですね。(語尾がヤ行ですので。)
22.5.4
「とりこみぬ」でもいいでしょうが、「とりこめり」の方がいいでしょう。
22.5.3
「手さぐり」→「手さぐる」
22.5.3
「散華落」=「さんげらく」
散華=仏を供養するために花をまき散らすこと
22.5.2(ブログ句写美より)
「陶狸」=「とう・たぬき」=信楽焼の陶器で出来た狸
句写美31号より
「淡窓」=「たんそう」=広瀬淡窓(漢詩人)
句写美31号より
「あらじ」=「ある(動詞)」+「じ(打消しの助動詞)」で、意味は「ない」
句写美31号より
「想ほへり」=「想ふ(動詞)の已然形」+「へ(格助詞)」+「り(継続の助動詞)」で意味は「想うのです」
句写美31号より
「行かむ」=「行く(動詞)の未然形」+「む(推量の助動詞)」で「行くだろう」
句写美31号より
「はた」は「はたまた」のことで、「はたまた」から、「はた」「また」と分けても使います。
「はたまた」は「なおまた」という意味です。
「はた」だけですと、「〜もまた」と言う意味です。
22.5.1( ブログ句写美より)
掌握(しょうあく)=手の中におさめること。物事を意のままにすること。
22.4.30
「水玉」でもかまいませんが、「水滴」の方がふさわしいのではないでしょうか
22.4.30
「誘われ」は「誘はれ」ですね
22.4.30
「何にもなくて」→「何事もなく」
22.4.30
「けり」は「をり」の方がよいかもですね
22.4.29
「襟を正さる」ですが、「襟を正せり」でしょうね
22.4.29
「が」を「の」としたいですね。
22.4.29
「始め」を「始む」としましょう
22.4.29
「匂う」は「匂ふ」ですね
22.4.28
「茎立ちの野菜」は丁寧ですね。普通は「茎立菜」ですね。
22.4.28
「ものうき」は「物憂き」と漢字書きの方がいいですね
22.4.27
旨寝・熟寝・味寝(うまい)
22.4.27
「はなみずき」→ 「花水木」と漢字の方が良いでしょう。
22.4.27
「揃い「は「揃ひ」ですね
22.4.24
「水溜り」ですと、なんだか小さいものを連想しますね。「水たまり」と同じような意味ですが「潦(にわたずみ)」があります
22.4.23
「咲き切らず」なのか、「咲き切れず」なのかですね。未然形か連用形かで、内容が大きく変わりますよ。
22.4.23
「八起きて」を「八起きの」としませんか
22.4.23
座五の「になり」は少し説明的な感じもします
22.4.22
「に」を「や」と一度切りたいですね。 俳句を、大きくしたいです。
22.4.22
少し足の重い俳句(漢字ばかり並ぶこと)
22.4.21
「薄もや」→「薄靄」
22.4.21
「サクラエビ」→「桜海老」
22.4.20
「遭い」は「遭ひ」ですね。
22.4.20
「初節句」とは行事で、目には見えないものですね。その目に見えない「前」でポーズは取れないですね。
五月人形の前で、兜の前で、鯉のぼりの前・・といった目に見える具体的なものでないといけませんね
22.4.20
「おり」は「をり」ですね。
22.4.16
「誘う」は「誘ふ」ですね
22.4.15
「一もと」→「ひともと」あるいは「一本」の方がいいでしょうね
22.4.14
一時(いっとき)=2時間。半時(はんとき)=1時間。小半時(こはんとき)=30分。ね。覚えておこうね^^
22.4.14
「花びら踏みつ」を「花びらを踏み」としませんか。
22.4.12
「如し」を「如き」にしたいですね
22.4.12
「荒れ果てた畑」を「荒れ果てし畑」として
22.4.12
「術前に」を「術前の」とした方がいいでしょう
22.4.9
「握り・られたる」→「握られてをり」
22.4.8
「待ちつ」を「待ちの」として
22.4.8
「顔に」を「顔の」としませんか。
22.4.8
「風雨よ」→「風雨に」
22.4.7
座五を「や」で止めますと、和歌(短歌)の三句切れになりますね。
22.4.7
「ほおべた」は漢字の方がいいでしょうね。「頬辺」です
22.4.6
「談笑す」では、「す」が「する」の動詞の終止形ですから、ここで切れてしまいます。「談笑す」は座五に使うべき言葉ですね
22.4.6
「陰徳」という言葉があります。『人に知られないようにひそかにする善行。隠れた、よい行い。』という意味です。
22.4.5
「て」はどうしても説明的ですものね。
22.4.2
「桜ちる」→「桜散る」あるいは「さくら散る」でしょうね
22.4.1
「雑草」なら「抜く」でしょうね。
22.3.31
「うぐいす」は、「うぐひす」ですね
22.3.31
谷深く→深き谷
22.3.31
「這い」は「這ひ」ですね。
22.3.31
「轍後」は「轍跡」の方がいいでしょうね
22.3.20
「ばた餅」は「牡丹餅」からの転化で「牡丹の花」の咲く春のお彼岸。
「おはぎ」は「萩餅」の転化で「萩の花」の咲く秋のお彼岸に供えますね。
また、「牡丹餅は晒し餡」で、もったりとしたもの。
「おはぎは粒餡」の粒を萩の花に見立てたものですね。
22.3.22
「向こう」か「向こふ」か迷ったようですね。しかし、正解は「向かう」ですね。
22.3.19
「連れ添ひて」が説明語ですね。
22.3.18
「が」を「の」としましょう
22.3.19
「て」で止めることを「て止め」とも言われますが、座五に「て」を使うのは感心しませんね。
22.3.19
@「季重ね」はできるだけ避けるに越したことはないですが、同じ季節の季語であれば構わないでしょう。
芭蕉さんにも季重ねの句はたくさんありますし、kouは主季語が明確であれば、別な季語が入っても構わないと思って おります。
A三段切れに値する俳句であれば、構いませんが、三段切れの俳句で「うまい」と思うのは、
「限りある命よ 我よ 降る雪よ・真砂女」この句ぐらいです。
三段切れの俳句の例としては、
「奈良七重 七堂伽藍 八重ざくら・芭蕉」
「初蝶来 何色と問ふ 黄と答ふ・虚子」
が、使われますが、形の上では三句切れですが内容では、ここに取り上げた3句とも、三段切れとは言えないでしょう。
三段切れの句を作りたいと意識してかかってもできないものです。無意識でできた俳句は「できそこないの心太」となるものです。
22.3.18
「降る」を「降りる」として、
22.3.17
「泣く」では、上の重さを支え切れていない思いがします。「哭く」ではいかがでしょう
22.3.17
「湧き」で正しいのですが、この場合「湧いて」と「イ音便」の方が良いでしょうね。
22.3.16
「匂い」は「匂ひ」ですね。
22.3.16
「て」はどうしても、説明臭くなります。ない方がいいですね。
22.3.16
「おり」は「をり」ですね。
22.3.15
止めを「や」では、落ち着かないでしょう。芭蕉さんの句でも見当たりませんね。
22.3.15
花眼(かがん)は、老眼のことを言います。
22.3.9
「おり」は「をり」ですね
22.3.9
「いる」は「ゐる」ですね
22.3.9
「ツン」は「つん」のほうがいいでしょう
22.3.9
座五に「や」を持って行ってはいけませんね
22.3.8
座五を「積み」を「積む」とするといいですね。
22.3.5
「あり」を「見ゆ」にするだけでも、感じが違うでしょう。
22.3.5
最後に「と」が来てはいけませんね。(助詞が来ては、いけないということです)
22.3.4
「はげし」は「剥げし」と漢字にしたいですね
22.3.3
「浴びて」を「浴びし」としてください。「て」でも悪くはないのですが、「て」はどうしても説明の匂いがします
22.3.3
「行く」ですと、これから行くことになりますね。 ここは「けり」と断定的な方が良いでしょう。
22.3.2
座五は「聞く落語」でなければいけません。「落語聞く」では、報告になってしまいます。
22.3.2
「水鏡」=「水たまり」
22.3.1
同類の物をまとめていうときに「どち」を使います。
22.3.1
「愁い」は「愁ひ」ですね
22.3.1
頭の重い俳句ですね。(頭に漢字ばかり並ぶのをこう言います)
22.2.25
「笑い」は「笑ひ」ですね。
22.2.25
「たり」ですと、断定の助動詞で「並べ終りました」となります。「並べ終った」という、報告的なものになります。
「けり」ですと「並べおわったな〜」と、なり余韻が残ります。
22.2.24
「落とせば」が少しきつく「落とせり」ぐらいかなとも思いますが
22.2.24
「上手し」は「旨し」「美味し」のどちらかでしょうね
22.2.22
「占え」は「占へ」ですね
22.2.20
「や」と「けり」の二つの切れ字の混在は感心しませんね
22.2.19
「揺れて」でもいいですが、「揺らし」の方がいいのでは?
22.2.19
「残る」は「残り」と一度軽く切った方がいいかもです
22.2.19
「もっこう」は「木香薔薇」と漢字の方が良いでしょう
22.2.18
「咲けり」ですと。今咲いていると受け取られますね
22.2.18
「移ろい」は「移ろひ」ですね
22.2.18
「供え」は「供へ」ですね
22.2.16
「青の風」を「青き風」としましょう。
22.2.15
「もらい」は「もらひ」ですね。
22.2.15
「どの人も」はいささか乱暴ですね
22.2,12
「向かう」は「向かふ」ですね
22.2.12
「風に」は「風と」の方がいいでしょう。
22.2.10
「毀る」「こぼる」とひらがな書きの方がいいかも知れませんね。
22.2.9
「思い」は「思ひ」ですね。
22.2.5
「に」を「の」としませんか。
22.2.1
「装い」は「装ひ」ですね。
22.2.1
「空の真ん中」を「天心」ともいいます。蕪村の句に「月天心貧しき町を通りけり」という句があります。
22.2.1
「ゆく」でもいいですが「過ぐ」の方がいいのではないでしょうか
22.1.31
「に」を「や」と一度切りたいですね
22.1.29
「と」を「に」としませんか
22.1.29
「は」を「の」としましょう
22.1.29
「おり」は「をり」ですね
22.1.29
「連れ添ひし」って、言われると、どちらかが亡くなられたかと、思いますよ →「連れ添ふて」
22.1.29
「痛みたる」では、過去の出来事となりますね →「痛み出る」
22.1.29
「一しお」は「一入」と漢字の方がいいですね
22.1.28
「合い」は「合ひ」ですね。
22.1.28
「売られけり」=「売っていた」と「売られをり」=「売っている」とは違いますものね
22.1.28
俳句ですが、「て」はどうしても説明的になりますね。
22.1.28
「凍てる夜」→「凍つる夜」
22.1.28
kouのモットーとしているものは、「ことばはやさしく、思いは深く」です。
22.1.27
「に」を「の」に
22.1.27
「しぐれ」は「時雨」の方が雰囲気がありますね
22.1.26
「西の」→「西に」
22.1.26
「木間」は「木の間」としましょう。「日射す」は「日射し」と、切れを入れましょう。
22.1.26
「良ひ」は「良い」ですね
22.1.26
「匂い」は「匂ひ」ですね
22.1.26
「貰い」は「貰ひ」「いう」も「いふ」
22.1.25
「買い」は「買ひ」ですね。
22.1.24
談論風発=はなしや議論を活発に行うこと
22.1.21
「で」を「の」として
22.1.21
「で」を「の」としましょう。「て」「で」はどうしても説明的になります。
22.1.19
「推敲や」→「推敲す」または「推敲の」
22.1.19
百句に1句の「ごと」はいいですが、あまり「ごと」の多用は避けてくださいね。
22.1.18
「売られけり」もいいですが、「買ひにけり」の方が、自分に引きつけて詠むこととなりいいと思いますが
22.1.18
「や」を「へ」として
22.1.18
「おり」は「をり」ですね
22.1.18
「日だまりの」を「日だまりに」
22.1.17
「や」を「の」として
22.1.17
「て」はいりませんね。「て」が入ると、人ごとに見えます。それと「て」を入れると、説明臭くなります。
22.1.15
「時雨」は「冬の雨」を言います。「初時雨/朝時雨/夕時雨/小夜時雨/村時雨/片時雨」などとは言いますが、「冬時雨」は無いですね。
22.1.13
日本で「花」といえば「桜」をさします。これも、「花」ではなく、花の名前にするなど考えてください
22.1.13
「不器用に」または「不格好に」
22.1.13
「は」は説明になりますんで、「の」がいいですね
22.1.13
「敬礼す」では、されたのか、するのかわかりませんね「敬礼し」となると自分となります。
22.1.12
俳句は過去の出来事でも、現在のこととして詠むと生き生きしてくるのですね
22.1.12
「割りぬ」を「割れり」としませんか。
22.1.11
「いらか」は「甍」と漢字のほうがふさわしいでしょう
22.1.9
助詞「が・は・を・に〜〜」などが、座五につくと、終れず、俳句にならないんです。
但し、助詞で終る俳句もありますので、すべてが悪いというのではありませんが。
「白湯飲んで六腑温める夜は雪に」(12/12・鴻風)
これは座五だけで一つのセンテンス(文節)を作っていますので、最後が「に」で終っています。
22.1.8
「なくなり」を「なくなる」としましょう
22.1.8
「いる」は「ゐる」ですね
22.1.7
「引きて」を、「引いて」と音便形にした方がいいですね。
22.1.6
「冬休」→「冬休み」
21.12.26
「おすそわけ」→「届きけり」
21.12.23
「ぽかり」→「浮かせ」「浮かぶ」
21.12.23
「届く」を「届き」として一度切りましょう
21.12.22
「帰り花」ですか。これでも悪くはありませんが、どちらかというと、「狂ひ花」「狂ひ咲き」の方がふさわしくはないでしょうか?
21.12.22
「せし」でもいいですが、「せり」としませんか。
21.12.21
「添えり」→「添へし」
21.12.21
「家路つく」→「 着く家路」
21.12.21
「たり」を「をり」
21.12.19
嬉しい・悲しい・寂しいなどの感情語は、あまり使わない方が、読者には共感を与えますね。
21.12.18
「ビル間を」→「ビルの間を(ビルのまを)」
21.12.18
「おり」は「をり」ですね。
21.12.14
「枯桜」と限定せず「枯木立」とする方が幅が広がるように思われるのですが
21.12.14
「遠き地の」では、国内の遠い土地、(東京に住んでいる人が北海道のリンク)と思いますね。
はっきりと、「外国の」「ニューヨークの」とすべきでしょう。
21.12.14
「たえ」→「耐え」
21.12.11
「なお」は「なほ」ですね。「添う」も「添ふ」ですね。
21.12.11
「映して」を「映せる」としましょう。
21.12.11
「煮てる」は「を煮る」とした方がいいでしょう。
21.12,10
「会えり 」は「会へり 」ですね。
21.12.10
「匂い」は「匂ひ」ですね
21.12.10
俳句を作る上での大事なこと。
@三段切れにしないこと。
A季語を二つ入れない。
B切れ字「や」「かな/けり」を使わない。
Cリズムを大切にする。
この4点はご注意くださいね。
21.12.9
「スズガモ」は「鈴鴨」と漢字の方がいいでしょうね
21.12.9
「満たす」「注ぐ」→「満てる」
21.12.9
「や」を使いたいときは、芭蕉さんの「荒海や〜」の句を思い出してください。海と空ほど離れているかと、自分に問いかけてください。
21.12.9
「イライラ」と片仮名でかくより「平仮名」の方が良いでしょうね。
21.12.8
俳句では、この三段切れが、いちばんいけません。
なぜいけないかは、「句写美」で「一句一章・二句一章」で、具体例をあげて説明しましたが、簡単にまとめますと、
俳句は、「5」+「7・5」か「5・7」+「5」の二つの山で作られるのが、一番リズムに乗るのですね。
これが、三段に切れて、三つの山ができますと、「できそこないの、トコロテン」と俳句の批評ではいわれます。
ぶつぶつと切るなということですね。
じゃ、三段切れは絶対にいけないのかというと、中には良い俳句もあります。
「限りある命よ//我よ//降る雪よ//(真砂女)」などは三段切れです。でも、この句を声を出して読むと、
「限りある命よ我よ//降る雪よ」と、読まないといけないことが、わかると思います。
1句できたら、必ず、声に出して読んでください。そうすると、三段切れかどうかが、はっきりとわかりますね。
21.12.7
「置かれた」を「置かれし」とすりといいですね。
21.12.6
「月に」より「月と」の方がいいでしょうね。
21.12.6
「や」で切ってはいけませんね。「の」です。それと「で」は「に」ですね
21.12.6
「書きいれし」では、「書き終わりました」ですね。
すでに書かれてあるんだと思います→「書かれあり」
21.12.4
「故郷の景(ふるさとのけい)」も悪くはありませんが、「故郷の景色(こきょうのけしき)」としたいところです。
21.12.4
「休めて」を「休めし」といましょう。
21.12.3
「思いで」は「思ひで」ですね。
21.12.3
「交わせし」を「交わせり」としましょう。あるいは「交はすや」と一度切りましょう。
21.12.2
「竹の薄黄葉」→「たけのうすきば]
21.12.1
「残しぬ」は、悪いこともないですが、「残せる」がいいですね。
21.21.1
「燃へたき」を「燃へたや」と一度切りたいですね。
21.12.1
「待ちてをり」でも、悪くありませんが、「待ちわびし」「待ちわべり」とした方がいいでしょうね。
21.11.29
「せし」を「せる」
21.11.28
「ばあば」より「ばぁば」と「あ」を小さくする方が、かわいいと思うのですが
21.11.27
「あそぶよ」を「遊べる」とするといいですね
21.11.26
「身につけて」でも、悪くはありませんが、「身にまとひ」の方がいいでしょうね。
21.11.25
「こもれる」より「こもりし」と一度切った方が、「紅葉寺」が引き立つでしょう
21.11.24
「おわす」は「おはす」ですね
21.11.24
「帰し」という語は見たことがないですね。「来し」でしょう。
21.11.22
「買つて」を「買ひしが」としましょう
21.11.21
「や」「かな」の切れ字二つは、あまり感心しませんね。
21.11.21
1句中に「や」と「けり」の混在はいけませんね。
21.11.20
一句できましたら、必ず推敲して、
@5・7・5音になっているか。
A季語はあるか。季語は一つか。
最低この二つは点検してください。
21.11.20
「ごとく」は100句作って1句。できれば使いたくない言葉ですね
21.11.20
「昼暗く」→「昼暗き」の方がいいでしょう。
21.11.18
「抓み」は「つまみ」とひらかな書きの方が良かったかもです。
21.11.18
「残される」では、これから残すことになりますね。→「残こりたる」「残されし」
21.11.18
「いと」などという、今では死語となった言葉は使わないことですね
21.11.17
「余分な言葉をそぎ落とすこと・kou」です。これを「引き算」と一般的にいっていますね
21.11.17
「いる」は「ゐる」ですね。
21.11.15
「老ひ」は「老い」ですね。
21.11.9
「紅葉見に」でも悪いことはありませんが、「紅葉狩り」とした方が、幾分上品でしょうか。
21.11.8
「迷い」は「迷ひ」ですね。
21.11.8
「色ずく」は「色づく」ですね
21.11.6
「刈りて」でいいんですが、「刈つて」と音便形にした方がよいでしょうね
21.11.6
「い眠り」ですが、「ゐ眠り」ですね。それよりも「居眠り」の方がいいですね。
21.11.4
「よう」は「やう」・「歌い」は「歌ひ」ですね。
21.11.4
「かずら」は「かづら」ですね。「枯葛」と漢字がいいか、ひらがながいいか迷いますね。
21.11.4
「ぞ」でも悪くありませんが、「と」の方が良くはありませんか?
21.11.4
「思い」は「思ひ」ですね。
21.11.2
「うるおし」を「うるおす」としましょう
21.11.1
「けり」「かな」の切れ字2つはいけませんね
21.10.30
「活けり」→「活けし」
21.10.30
「成りにし」でも悪くはありませんが、「成り行き」の方が良いのではないでしょうか
21.10.29
上5音が6音になるのは、リズムに乗るんですが、下5音が6音になり字余りになるのは、あまり感心しないのですね。
21.10.28
「追い」は「追ひ」ですね。
21.10.27
「願い」は「願ひ」ですね
21.10.24
「添え」は「添へ」ですね。
21.10.23
「秋の暮れ」→「秋の暮」
21.10.19
「の」は「へ」か「に」ですね
21.10.19
「きわまれり」は「きはまれり」ですね
21.10.18
「ひびきわたり」は漢字の方がいいでしょうね。「響き渡り」ですね。
21.10.18
「あらわ」は「あらは」ですね。
21.10.17
「沿い」は「沿ひ」ですね
21.10.16
「映へ」を「映ゆ」としましょう。
21.10.15
「はり」は「貼り」と感じの方が良いでしょうね
21.10.14
「空高し」より「天高し」が良いかもしれませんね
21.10.13
「住まい」は「住まひ」ですね
21.10.13
「しり」は「知り」と書いた方がいいですね。
21.10.9
「艶なれど」→「艶を増し」
21.10.9
「匂い香」→「薫香」
21.10.9
「澄みに澄み」でも、悪いことはありませんが、「澄みに澄む」の方が、よいでしょう。
21.10.9
「語る」を「語り」と連用形にして、一度切りたいですね。
21.10.9
「飲み込めり」→「飲み込まる」
21.10.9
「列車中」は、なんだか苦しいですね。「車窓かな」ではいかがですか。
21.10.8
「祈りし」→「祈れり」
21.10.7
「山もどり」→「山を下り」
21.10.7
「笑い」は「笑ひ」ですね
21.10.5
「ように」は「やうに」ですね
21.10.5
「すえる」は「すゑる」ですね
21.10.4
「吸われ」は「吸はれ」ですね
21.10.4
「語りつ」の文法ですか。
「語り」は、辞書形は「語る(四段動詞)」の連用形。
「つ」は、強め確かめ//完了の助動詞です。
「つ」の意味は、〜た/〜ながら/〜てしまう/〜ている・・などの意味があります。
「語りつ」で、「語りながら」となります。
21.10.4
「戯れし」→「戯る」「戯れる」(ざれる)
21.10.3
「灯り」でもいいんですが、「外灯」としませんか
21.10.3
「拾う」は「拾ふ」ですね
21.10.2
上5音が6音・7音になるのは、リズムに乗るのですが、
下5音が6音以上になるのは、リズムを壊します。
21.9.27
「待ちてをり」→「待ちをれり」
21.9.26
「開きけり」ではなく「開きをり」の方がいいでしょう
21.9.25
「行きたし」では「行きたい」という願望になりますね。「問答なし」も「問いも答えもない」となりますね
21.9.23
「祝い」は「祝ひ」ですね。
21.9.22
「咲くの」でも、悪くもありませんが、「咲きし」の方が良いでしょうね。
21.9.19
「味はふ」は「食せし」あるいは「食みし」の方が良いでしょうね。
21.9.19
「溢せり」→「こぼす」は、ひらがなか、「零す」の方が良いでしょうね
21.9.19
「紛れ」ですか。「潜み」ではどうでしょう。
21.9.19
「期待をし」→「 期待をす」
21.9.16
「綴り」を「綴る」とされた方がいいですね
21.9.16
「ことばは優しく、思いは深く」なんです。
21.9.15
「閉ざして」を「閉ざせる」となさいませんか。
21.9.12
「片付かぬ」→「片付かず」
21.9.1
今日は「や」についてお話しましょうね。
「や」は難しい助詞なんですね。
「や」を使いたいときは、
芭蕉さんの「荒海や佐渡に横たふ天の川」の句を思い出してください。
海と空(天の川)のように、かけ離れればかけ離れるほど、
「や」の効果は上がるんです。
「や」を使いたいときは、芭蕉さんのこの句を思い出してください。
21.9.1
「行へ」は「行方」でしょうね
21.8.31
「休暇明」→「休暇明け」と「け」が必要ですね
21.8.31
「買い」は「買ひ」ですね。「買い替へる」→「買換へる」でいいですね
21.8.31
「むすめいっか」ではリズムに乗りませんね。
このままですと「娘」を「こ」と読ませて「娘の一家」とした方がいいでしょう。
21.8.30
一番最後に「や」が来ることは、100句作って1句あるか・・いやないですね。
[5音]+[7音・5音]の形か[5・7]+[5]の形が基本形です。
まずは、この形になるように、なさってください。
21.8.30
「入つた」はこの部分だけが、口語になっていますね。「入る」でいいでしょう。
21.8.30
「よ」はこの句の場合優しすぎますね。「なり」と、少し重くしましょう。
21.8.30
「おり」は「をり」ですね。
21.8.29
「夕ずくや」は「夕づくや」ですね。
21.8.29
「賑わい」は「賑はひ」ですね。
21.8.29
「柔い」は口語ですね。「柔かき」
21.8.29
「鳴きし」を「鳴けり」としませんか
21.8.28
「傾げる」は「傾く」でいいんじゃないでしょうか
21.8.27
「渡りし街」を「渡れる街」としませんか。「渡りし」ですと、なり終わったことになりますし、「渡れる」ですと、今渡っていることになりますので。
21.8.27
「向きぬ」を「向けり」としましょう
21.8.24
「追われ」=「逐はれ」
21.8.23
「遙きて」→「遙きし」
21.8.23
「する」を「せし」としましょう。
21.8.23
「流木の」は「流木を」でしょうね
21.8.23
「拾い」は「拾ひ」ですね。
21.8.21
「送りや」→「送りて」
21.8.21
ビニールをゴムと表現されても、それは作者の感性であり、一向に構わないんです。俳句は文学であり、報告ではないんです。
21.8.18
「墓裏に」を「墓裏の」としませんか
21.8.17
「拭ふ」を「拭ひ」と一度切りたいですね。
21.8.17
「さるすべり(の)よう」にの、「の」がないと、やはりいけませんね。ことばに無理をかけては、いけません。
21.8.16
、「や」と「かな」との混在はあまり感心しません
21.8.12
「続ける」を「続けし」としましょう。
21.8.12
「遊べり」を「遊べる」
21.8.12
上五が6音になるのはリズムに乗りますが、座五が6音ですとリズムが崩れてしまいますね。
21.8.11
俳句は名詞か動詞で終わるのが一般的です。疑問の助詞「か」で終ることはないですね。
21.8.11
「おわす」は「おはす」ですね。
21.8.11
「拾ろう」は「拾ふ」ですね
21,8,11
「帰りし」→「去り行きし」
21.8.11
「強し」→「強けし」
21.8.10
一句の中に「や」「けり」の混在はいけないことは知っていますね
21.8.9
それと「迎え」は「迎へ」ですね。
21.8.9
「草の匂ひの」→「草の匂ひす」
21.8.9
「夏の日や」と「や」で切っても悪くありませんが、「夏の日へ」とすると、より強調されていいですね。
21.8.8
「秋立ちぬ」は「秋立てり」の方がいいでしょうね。
21.8.8
俳句の決まりとしては、
@5・7・5音であること。
A1句に一つの季語が必要です
この二つが入った文学を俳句と言います。
21.8.7
「湯町」では窮屈に感じますので、「湯の町」がよいでしょう。
21.8.4
「去りぬ」を「去れり」あるいは「逝けり」としましょう。
21.8.4
「さかる」は、「盛る」「離る」、どちらも考えられます。「夏の盛りである」「夏も離れようとしている」この場合は、漢字で書いた方がいいです。
21.8.3
「真央」と人名を入れるのがよいのか、入れない方がよいのか考えていました。人名を入れると、俳句が小さくなるのですが、入れた方が俳句になりますね
21.8.2
「ばら」「草取り」共に「夏」の季語ですね
21.8.2
「来る」でも決して悪くはありませんが、「来し」としましょう。
21.8.1
「光汗」→「光る汗」
21.7.29
「隠して」を「隠せり」とした方がよいでしょうね
21.7.29
「あい」は「あひ」ですね
21.7.27
「雨音叩く」→「雨音の打つ」
21.7.25
「隙間」でも、悪くはありませんが、「谷間」の方がよいのではでしょうか
21.7.25
「言い訳」は「い」がいりませんね。入れるなら「ひ」ですね。
21.7.25
「や」を「の」に変えて
21.7.24
「吾子」は「わこ・あこ」と読みます
21.7.23
「髪染めし夫」では、文字通り、ご主人が髪を染めたことになってしまいますね
21.7.23
「買ふたり」の「り」はいらないでしょう
21.7.22
「使い」は「使ひ」ですね
21.7.21
「疾うに」でしょうね。あるいは「すでに」でもいいですね。
21.7.21
「求めしは」少し大上段の構えですね。「求め帰し」「求めたる」ぐらいでしょうね
21.7.21
「放ちけり」→「放つ夜」
21.7.20
「囲み」を「囲む」としませんか。
21.7.20
「終わり」は「終り」でいいですね。
21.7.19
「頭痛発作の終りしも」こうしませんか。「しも」は、「今は頭痛が治まったが、いつまたくるかわからないという」不安感を表しました。
21.7.19
「似て」を「似し」としましょう
21.7.18
「ゐ」は「い」ですね。ひらがな書きなら「おほきい」ですね。
21.7.18
、「よく」でも悪くありませんが、「よき」の方が、良いでしょう。
21.7.18
「似て」を「似し」としましょう
21.7.18
「探しゆく」ですか。「求めゆく」の方がいいかもしれませんね
21.7.17
「梅雨」はやはり漢字の方がよいでしょう
21.7.17
字あまりになっても「道路を舞台に」としたいですね
21.7.17
「なりつつ」は、おかしくないでしょうか?「なりゆく/なりゆき」でしょうね。
21.7.17
「や」「けり」の混在はやっぱりいけませんね
21.7.17
「打つ/撃つ」ではなく「叩く」がいいですね。
21.7.17
「ハンカチ」「極暑」ともに、夏の代表季語ですね
21.7.16
「ほとぼり(ほとおり)」は「熱」という意味です。一般的には、「ほとぼり・・冷めぬ」ですね
21.7.16
「サボテン」も「夏の空」も夏の代表季語ですね
21.7.16
「残す」を「残る」とした方がよいでしょうね
21.7.15
「満つ」と「つ」を送ってください
21.7.15
「咲くや」よりは、「咲けり」の方がよいでしょう。「想う」は「想ふ」ですね。
21.7.13
ただ「落とし」でも悪くはありませんが、「零し」の方がいいでしょうね。
21.7.13
「追い」は「追ひ」ですね。
21.7.12
「寝付かれぬ」ですと本人、赤ちゃんなら「寝付かせぬ」
21.7.11
「つい」は「つひ」ですね。それよりも「終」と漢字の方がいいですね
21.7.10
七夕の雨を「洗車雨」ともいいますよ。
21.7.9
「舞い」は「舞ひ」ですね。
21.7.8
1句に「や」と「かな/けり」はやはりいけませんね。
21.7.8
「逢い」は「逢ひ」です
21.7.7
言葉は、教育漢字、常用漢字、人名漢字のように、承認するものではありません。
21.7.7
「に」を「の」としましょう
21.7.7
「けり」は下五に付ける時使うものと考えられますが、「けり」は、過去回想か、詠嘆の助動詞で、「〜た//〜たとさ//〜たなあ」と訳す場合に使います。
21.7.6
「憩う」は「憩ふ」ですね。
21,7,6
「霞み(む)」ですと、春の季語となり、「翳む」と書かなければなりませんね。
21.7.6
「応え」は「応ゆ」の方がいいでしょう。「応ゆ」が、辞書形(終止形)です。
21.7.6
「花火のごとき」では、厳密な意味で季語とはなれないんですね。
21.7.5
「の」は「や」と一度切った方がいいですね。
21.7.5
「のうぜん」の漢字が出ませんか。「凌霄花」と出ますよ。「凌駕(りょうが)」と入れて「駕」を消しました。「霄(ぜん)」は「そら」と入れました。こうして「凌霄花」の漢字を作りました。「霄(そら)をも凌駕する花」それが「凌霄花」ですね。
21.7.5
「芳しさ」を「芳しく」
21.7.4
「御堂」は「お堂」ともいいますが、お寺ですと「みどう」といいますね
21.7.4
「の」は「や」と一度切った方がいいですね。
21.7.4
「なゐ」は「ない」ですね。
21.7.2
「に」を「や」とした方がいいですね
21.7.2
「憩う」は「憩ふ」ですね
21.7.1
「に」を「や」として、一度切った方が、品格が出ますね
21.7.1
「よそほふ」→「よそほひ」
21.7.1
「花の咲く」→「花咲けり」
21.7.1
「受け居りぬ」→「受けにけり」
21.7.1
よく、「かをり」とされましたね。「かほり」は間違いですものね。
21.6.30
「や・かな・けり・・・」の詠嘆の助詞を使いますと、その言葉を強調します。
21.6.30
「から」でもいいですが、 「より」の方が、よりいいでしょう
21.6.30
「蔓延る」は「はびこる」と平仮名で書いた方がいいかもしれませんね
21.6.25
「けり」より「ゆく」の方が、時間的なものがありよいでしょうね。
21.6.24
「雨匂う」は「雨匂ふ」ですね。
21.6.22
草田男の「万緑の中や吾子の歯生え初むる」が、超有名な句ですね。この句から「万緑」という、季語が生まれたのですが。
21.6.21
「〜は」という副助詞はどうしても説明的ですね。
21.6.21
「直向」ですが後ろに「な」をつける、連体詞として使うときは、「直向きな」と「き」も送りたいですね。
21.6.20
「小さな」は「小さき」の方がよいでしょう。
21.6.20
「6月は」を「六月の」としましょう。
21.6.19
「は」を「の」にしたほうがよいでしょうね
21.6.19
「着けば」などは、どうしても説明的ですね。→「着き」
21.6.19
「笑い」は「笑ひ」ですね。
21.6.19
「梅雨景色」はいただけませんね。まだ、「梅雨の闇」の方がいいでしょうね。
21.6.19
「夏帽ぬぎて」でも悪くありませんが、「夏帽を脱ぎ」の方が、リズム的には良いですね。
21.6.19
「海」と「水平線」の「空」が入り込むのは、感心しませんね
21.6.18
、「飛沫」と「滝」とがかぶりますね
21.6.18
「癌は」を「癌を」とされるといいです
21.6.18
「子供に」を「子供の」としましょう。
21.6.18
「活けて」はないでしょう。「移し」「植えて」などでないと、いけませんね。
21.6.17
「畑耕い」は「畑耕ひ」ですね。
21.6.16
「潦」で「にわたずみ」です。「にわ」は「にわかに」「たづ」は「夕立」「み」は「水」のことです。
つまり、「にわかな夕立でできた水たまり」ですね。
21.6.16
芭蕉さんは、「句調はずんば舌頭に千囀せよ」と言っています。
「句のリズムが調わない時は千回でも声に出しながら、調子を整えなさい」と言っています。
「千囀」の「囀」は「囀(さえず)る」意味です。
21.6.16
初めから、俳句を作ろうと考えると、なかなかできないものです。まずは、短い文を書くことです。
@庭に真っ白な紫陽花が咲きだしました。
Aアジサイをじっと見ていると、揺れていました。波のようです。
次にこれらの文で大事なところ(名詞・動詞)を、さらに、抜き出してみるのです。
@・庭・真っ白・紫陽花
A・紫陽花・揺れる・波
これを俳句にするんです。
@わが庭に眞白き紫陽花咲き出せり
Aあじさいの眞白き波と揺れてをり
ここまででも、十分俳句だと思います。できれば、さらに、すいこうするといいですね。
10行の短い文を書けると、10句できるわけですね。俳句を難しいと考えるのは、最初から俳句で考えるのですね。
21.6.15
「味わふ」は「味はふ」ですね。
21.6.15
「淡路来て」→「淡路にて」
21.6.15
「おり」は「をり」ですね。
21.6.14
「話し」は「話」でいいですね。
21.6.14
「花越しに見る」ですでもいいのですが、このままですと、「花の上から」となります。
細かなことですが、「花透かし見る」の方がよいのではないでしょうか。
21.6.14
「また」でもよいのですが、「なほ」としませんか。
21.6.13
「は」を「の」としないとね。「〜の」が続くこともありますが、仕方ないですね。
21.6.12
「ついり」とは「梅雨入り」ですから、「ついり雨」はないでしょうね。「梅雨晴れ間」はありますが。
21.6.11
「に」を「で」とした方がよいでしょう。
21.6.11
「庭の朝」→「朝の庭」の方が落ち着きますね。
21.6.10
「笑い合ひ」は「笑ひ合ひ」ですが「笑合ひ」でいいですね。
21.6.10
「や」「かな」の両刀つかいは感心しませんが。いいでしょうね。「かな」とすると、肯定することになりますよ。
21.6.10
「ながし・ながせ」は九州だけの風の名前かと思っていたのですが、関東でも使われるのですね。
21.6.6
「草刈り」も「午睡」も「夏」の季語ですね
21.6.3
「賑わい」は「賑はひ」ですね。
21.6.3
最後の「忙しく」を「忙しき」としましょう
21.6.2
「踊りに」を「踊りや」としましょ
21.6.2
「や」で切りますか。本来なら「の」ですが、強調したい気持ちですね
21.6.2
「ハーブ」では季語とはなれませんね
21.6.1
「散らした」は、「散らせし」としましょう
21.6.1
「古事記」「日本書紀」出なければなりません。
21.6.1
「に」を「の」としませんか。
21.5.31
「哀鳴」とは、悲しげに泣くことです。
21.5.31
「の」を「に」にしましょう。
21.5.30
「かおり」より、「か」の方がいいですね。
21.5.30
「恥らふは」は少しきついですね。「恥らへる」このように、しませんか
21.5.29
「に」を「や」で一度、きっちり切りたいですね。
21.5.29
「植えたした」でも、決して悪くはありません。しかし「した」では、少し雑に思いますので「田植せし」「田植終ゆ」こうすると、きれいな俳句ですね。
21.5.28
「かるのこ」は「軽鳧の子」と漢字の方がいいですね。
21.5.28
「供え」は「供へ」ですね
21.5.28
「届きし」では、きれていませんので、「届くや」と一度きちんと切りましょうね。
21.5.27
「驚きぬ」でもいいですが、最後はきちんと、「驚けり」と切った方がいいですね。
21.5.26
「終い」ですが、「仕舞ひ」ではないでしょうか。「仕舞い込む」の「仕舞い」ですね。
21.5.25
「蕗煮たり」では、切れちゃいますね。→「蕗煮つけ」「蕗煮しめ」
21.5.25
仏事と「法事」「法要」と少し意味が違うんですね。
21.5.25
「いる」は「ゐる」ですね。
21.5.24
「中宙」→なかぞら→「中空」でいいではありませんか
21.5.22
「愛らしく」でも悪くありませんが、「愛らしき」と言い切った方がいいですね。
21.5.22
「覆い」→「覆ひ」ですね「抱え」→「抱へ」ですね
21.5.21
「に」を「や」と一度切りましょう。
21.5.21
「風薫」風薫る」としなければいけませんね
21.5.21
「入てり」は「入る」という動詞ですから、「入れり」でないといけませんね。
上に「聞き」という動詞がありますから、ここは「聞きゐ(居)たり」ですね。
21.5.20
「のどか」→「長閑」
21.5.12
「動いて」よりも、「動かし」の方がよいのでは。
21.5.12
「往く」は「もどる」ということが前提になりますので、
「逝く」の方がいいかもしれませんね
21.5.11
「揺れる」を「揺れし」としたいですね
21.5.11
「一片二片」か「二片三片」の方が、リズム的に良いでしょう。
「ふたひらみひら」の方が、きれいかな。
21.5.11
「さびしく」でもいいのですが、「さびしき」と一度切った方がよいでしょう。
21.5.10
「落ちつかぬ」でもいいんですが、このままとしても「落ちつかず」ですね。
21.5.9
「みち」は「道」と漢字の方が良いでしょう。
21.5.9
「せぬ」は、できるのにしない状態ですね。
「せず」とした方が良いでしょう。
21.5.9
「や」と「けり」はいけませんね。だめというきまりもないのですが、きれ字二つは、やはりいけないでしょう。「けり」を「ける」として、解消します。
21.5.8
「彩り」を「彩る」にしましょう。
21.5.8
「まどろみぬ」→「まどろめり」
21.5.7
「が」を「の」としましょう。
21.5.7
「かな」は「〜〜だなァ」という意味の詠嘆の助詞です。
21.5.7
「思い」は「思ひ」ですね。
21.5.6
「沿い」は「沿ひ」ですね。
21.5.5
「風に」ですか。「風や」と切ってはどうでしょう。
21.5.5
「か」ですか。kouなら「よ」としますね。行てみやうか→行てみやうよ
21.5.5
「祝い」も、辞書形は「祝う」ですね。
古語では、「祝ふ」ですね。
したがって「はひふへほ」のうち「祝い」は「祝ひ」でなければ
なりませんね。
21.5.4
「俳句は座の文学」であることがお分かりになりますね。
作者がいて、読者がいて成り立っているのです。
21.5.4
「貰い」の辞書形は「貰う」ですね。
辞書形とは辞書に載っている形で、日本語の文法では「終止形」と
いいます。
「貰う」は古語では、「貰ふ」と書きました。
現在は「「わ・い・う・え・お」と書くのが、古語では「は・ひ・ふ・へ・ほ」と書きます。
したがって、「貰ゐ」は「貰ひ」と書くのが正しいのです。
「ゐ」を使う単語は、「ゐる(居る)」「ゐご(囲碁)」「ゐしつぶつ(遺失物)」「ゐど(井戸)」「ゐなか(田舎)」「ゐのしし(猪)」「ゐばる(威張る)」ぐらいでしょうか。
21.5.3
「若草色」では、季語になれないですね。
21.5.1
「うながされしの」はおかしいですね。→「うながされゐし」
21.5.1
「や」は大きく切る場合にですね。
21.4.24
「探すや」→「探せば」「探せり」
21.4.24
「迎え」は「迎へ」ですね。
21.4.23
「揺れやみぬ」は「揺れやまぬ」ですね。
21.4.22
「長芋」は「秋」の季語なんです。
21.4.22
「咲く」を「咲き」として、一度切りましょう。
21.4.21
「寒戻り」は、2月の季語ですね。「春寒し」「別れ霜」など、まだまだ、別な季語がありますね
21,4.21
「は」を「の」としましょう。
21.4.21
「ホーホケキョ」は色気がないですね。→「法華経」
21,4.21
「訊かれる」を「訊かるや」として一度切りたいところですね。
21.4.21
動詞(一部名刺などにも)の活用語尾「わ・い・う・え・を」は「は・ひ・ふ・へ・ほ」と書きます。
これが基本です。
例:
こんにちわ→こんにちは
請い→こひ
笑う→わらふ
思えば→おもへ
おんな→をんな
ただし、「や行」の活用は、そのままとする。
有亭さんの俳句の中の、「聞こえ」ですが、これは、辞書形(終止形とも)では「聞こゆ」です。
この場合は「ゆ」は「や行」ですので、このままで「聞こえ」となります。
「ゐ」「ゑ」は「わ行」ですので、「ゐ」「ゑ」のつく言葉は、少ないです。
「ゐ」では、「井戸(ゐど)/居る(ゐる)」
「ゑ」では、「声(こゑ)/植える(うゑる」などですね。
歴史的仮名遣いは確かに、慣れるまでは難しいかもしれませんね。
kouでも、間違えるというか、現代かなづかいで書くこと、
特に、「え」か「へ」か、うっかりしていると、間違いますね。
21.4.20
まず「聞こえしか」ですね。次に、現代語にすると、「聞こえましたか?」となりますが、
自分に行っているのでしょうか?それとも読者にでしょうか?
こうした表現にしないで「聞こえけり」とすると「聞こえました」となり、心象的にも感覚的にもすぐれた句となりますね。
21.4.20
「問い」は「問ひ」ですね
21.4.20
「さくらさくら」よりも、一つ漢字の方がいいでしょう。→「桜さくら」
21.4.20
身を→「置けり」「包まれし」「まかす」そのほかにもありますね。
21.4.19
「花の色」では季語になりません
21.4.18
たくさん俳句をつくり、たくさん捨てる。これ、俳句の極意です
21.4.18
「火」は「燈」が良いでしょうね。
21.4.17
「選べ」ですと、命令形になり、きついですね。「選び」ですね。
21.4.17
「に」を「の」として
21.4.17
「許さず」を「許さじ」とした方がいいでしょうね。
21.4.17
「くこ」「枸杞」「枸杞めし」は春の季語ですね
21.4.16
「祀る」を「祀り」と一度切りましょう。
21.4.16
「白蓮」「緋鯉」で「池」か「沼」ということは、わかりますものね。ここに、「池」を入れたら、だめ押しになりますね
21.4.16
「合い」は「合ひ」ですね。
21.4.15
「踊る」を「踊り」と一度切りましょう
21.4.14
「声なし」を「声なく」としましょう。
21.4.14
「動かざる」でもよいですが、「動かざり」と言い切った方がよいでしょう。
21.4.14
「桜色」では、色の名前となって、季語とはなれないですね。
21.4.13
「春が来た」と「 」で包むと、歌になりますね。俳句が狭くなります。包まない方がいいでしょう。
21.4.12
「添い」は「添ひ」ですね。
21.4.12
「向かい」は「向ひ」ですね。
「集まりぬ」でも悪くはありませんが、「集まれり」の方が良いでしょう。
21.4.12
「句碑の」→「句碑に」としましょう。
21.4.11
「女児」→「女の児」の方がいいでしょう。
21.4.11
カタカナで書く言葉の促音は、小さくてもいいのです。「ホッキ」「ホツキ」どちらも良いですね。
21.4.10
「やる」を「やり」としましょう
21.4.2
「食わふ」はないでしょう。「喰らふ」ですね。
21.4.1
さす→「射す(さす)」がいいでしょうね。
21.3.30
「さき」は「先」の方がいいかもしれませんね。
21.3.29
「桜色の句写美」では季語になれないんです。
21.3.29
「は」を「の」としませんか。
21.3.28
「いる」は「ゐる」ですね。
21.3.27
「韮」と言っていますから、「緑」も「グリーン」もいらないでしょう。「韮」でその色がわかりますからね。
21.3.27
「蛙の卵」と「水温む」と、季語が重なりましたね。
21.3.27
「春の服→「洋服」「春装→「洋装」 「呉服」「和服」→「着物」になりますが。
21.3.27
「三寒」は冬の季語ですよ。
21.3.26
「合い」は「合ひ」ですね。
21.3.25
「珈琲」では季語とはなれませんね
21.3.25
「昼霞」でもいいですが、「春霞」の方が、俳句として、ゆったりとしますね。
21.3.25
「うまし々」ではなく「うましうまし」と書いたほうがいいですね
21.3.24
「思う」は「思ふ」ですね。
21.3.24
残るは→残れる
21.3.23
喧嘩して→諍ひて
21.3.23
「 早やいくや」は散ることですね。
21.3.23
一句の中に「桜」と「春の雨」と出ても、だれも指摘しません。
指摘されるときは、同じぐらいの比重を持っているときですね。
21.3.23
一夜にて→一夜さに
21.3.22
植う→植うる
21,3,22
黄の風→黄なる風
21.3.22
「迷い」は「迷ひ」ですね。
21.3.21
季語の「春暑し」を「暑き春」としませんか。
21.3.21
「匂」は、よいかおり・かおる・色が美しく照り映える
刀のあや・・です。
この字は、日本で生まれた字(国字)で、
本来は「堰vです。
「臭」は、くさいにおい・悪臭の意味で、
「自+(から)犬」となって匂いを嗅ぐことですね。
本来は「嗅ぐ」が、のちに「嗅」と「臭」に分かれました。
以上のことから、「鉄錆」の「におう」は「臭う」でなければなりませんね。
21.3.19
「や」の使う時は、
芭蕉さんの「荒海や佐渡に横たふ天の川」を思い出してください。
海と天のようにまるで逆のものの取り合わせの時にこそ、
「や」が発揮されるのです。
この句の場合「香る」のは「沈丁花」ですから、「や」で切っては
いけません。
それと「沈丁花」は「香る」ものですから、必要ないですね。
21.3.18
「初蝶」と「黄の衣」が離れましたね。→初蝶の黄なる衣
21.3.18
いいですね。「汗」は夏の季語ですが、この句の場合、「春の帽子」が主季語となっていますので、いいですね。
21.3.17
「見ゆ」でもいいでっすが、「生ふ」がいいかもしれませんね。
21.3.17
「散らかれり」です、自然にちらかったという感じがしますね。「散らかせり」では、どうでしょうか。
21.3.17
「匂ひ」を「匂ふ」としましょう
21.3.16
「さんしゅ」は「山茱萸」と漢字の方がいいですね
21.3.9
「おり」は「をり」ですね。
21.3.9
「燥ぐ」「はしやぐ」はひらがなの方がいいですね。
21.3.9
「木間に」→「木の間に」としましょう。
21.3.8
「奥の間の」→「奥の間に」としましょう。
21.3.8
「尋ぬる」は「尋ぬ」、あるいは「尋ねし」
21.3.7
「ウェブカメ」は苦しいですね。こうした場合、字余りであっても「ウェブカメラの」とした方がいいですね。
21.3.7
「歌ふはチューリップ」では残念ですが季語になりませんね
21.3.7
「思い」は「思ひ」ですね。
21.3.7
「濃ひし」が文法の間違いですね。辞書形は「濃し」ですので、「濃いし」とは言いませんね
21.3.6
「陽炎」は入っていても、「陽炎に似た」では、せっかくの季語がぼやけますね
21.3.5
「に」を「の」としましょう
21.3.5
「玉ねぎ」は「夏」の季語ですが、この句の場合「水温む」が主季語とはっきりしていますので、構いませんね。
「に」より、きっちりと切って「や」が良いでしょう
21.3.5
「散りて」は「散って」と促音便にした方が良いですね。「散って」が嫌いなら→「散り」
21.3.5
「浅き春」を季語とするよりも「囀り」を季語とした方が、良くはありませんか。?
「歌声」としますと、人間の歌声ともとられますから。
「囀り」と「浅き春」が二重季語にも思えますが、主季語が「囀り」とはっきりしていますので、いいでしょう。
21.3.5
「物静けくも」が中よりは、上にほしい言葉ですね。→「静けさ」
21.3.5
「や」で大きく切らなくてもいいでしょう。「へ」の方がいいんじゃないでしょうか
21.3.4
「色づく」がひつようでしょうか。「紅梅を映して」と言っていますので。
21.3.4
「舞い」は「舞ひ」ですね。
21.3.4
「が」が二つはきついですね
21.3.4
「夢見て」を「夢見し」としましょう。
21.3.4
「賑わい」「華やか」「夢」など修飾語が重なりましたね。ひとつ・ふたつ消しませんか。?
21.3.4
「雛」だけですと、鳥の「雛」と読み間違えられる、心配があります。
21.3.4
「触る雛」→「触るる雛」
21.3.3
感情語はできるだけ抑えた方がいいですね。
21.3.3
「旅立ちぬ」でも、悪くはありませんが、「旅立てり」の方が良いでしょう。
21.3.3
「笑み誘ふ」は言わない方が、よいでしょうね。
21.3.2
「たっぷりとある」ですから、「春星座」より「春の星」の方が良いのではないでしょうか。
21.3.2
「て」を「の」として
21.3.1
「鳥曇」→「鳥曇り」として
21.3.1
「や」を「へ」としましょう
21.3.1
「若い」を「若き」としましょう。
21.3.1
「うららけし」→「麗らけし」としましょう。
21.3.1
「優しい」ですと、口語になりますので、「優しき」としましょう。
21.3.1
「菜種梅雨」と漢字でかかないといけません。
21.2.28
「あたたか」と「沈丁花」と季語が重なりますね。
21.2.28
「消え去りぬ」を「消えされり」としましょう。
21.2.28
「折れぬ」ですと、完了の助動詞「〜てしまった」と読み違いされますので、「折れず」としましょう。
21.2.28
「病い」は「病ひ」ですね
21.2.27
「込み」を終止形の「込む」としましょう。
21.2.27
「よぎり」と「鳴き」と動詞が二つ並ぶのは、うるさいですね。どちらか、消した方が良い俳句になりますね。ぜい肉は落とすことです。
21.2.27
「追い」は「追ひ」ですね。
21.2.27
「桜茶」は普通は「桜湯」ですね
21.2.26
「すきまなく」と「あざやか」が少しかさなっていますね。
21.2.26
「巻ひて」は「巻いて」ですよ
21.2.25
写生句は見たままを描くことです。
21.2.25
座五が接続の助詞(〜と)で終わったいますと、短歌の上の句なんですね。 つまり俳句としては、終わっていないのですね。
21.2.25
「添え」「見える」などは口語俳句の書き方。
「添へ」「見える(見ゆ)」は歴史的仮名遣いです。
歴史的仮名遣いで書いているかたは、うっかりしていると、現代かなづかいが入り込みますので、注意をしないといけませんね
21.2.25
歴史的仮名遣いの人には、小さい「っ」は大きく「つ」現代かなづかいのひとはそのまま小さい「っ」と書きます。
21.2.25
写生句の場合、感情語は入れないほうがいいですね。
21.2.24
「蹲る」は発見ですね。飛べないでうずくまるものもいることでしょう
21.2.24
「青海苔」は春の季語ですね。
21,2,23
「どっぷりと」という俗語が生きていますね
21,2,23
「ごとき」は少し乱暴というか、軽蔑語ですものね。俳句で使ってならない言葉はありませんが、それでも、いささかですが、引っ掛かりますね
21,2,23
「古俳諧」とは、正岡子規以前、与謝蕪村時代までの俳句をさします。また、品格があり、定型でなければなりません。なかなか難しいのですよ
21.2.23
「新酒」は秋の代表季語ですね
21.2.22
「生まれたの」という、口語表現も決して悪いわけではないです。「生まれたり」の方が、やはり俳句らしいでしょうね
21.2.22
「ことばはやさしく、思いは深く」がkouのモットーです。
21.2.22
俳句は一人称の文学です。俳句はともかく贅肉を落とす。これが大切ですね。
21.2.21
1句できたら、これでいいだろうかと、必ず、推敲する癖をつけてくださいね。
同じ言葉でも、言葉の置き場所によって、秀句にもなれば、つまらない句にもなりますね。
21.2.17
使ったことのない言葉に光を与えるのも、俳人の務めですが、普段使わない言葉を使うと、そのことばだけが俳句の中で浮きあがり、だめなものです
21.2.17
「陽を戻す」よりは「日を返す」の方が良いのではないでしょうか。
21.2.17
「季語が動く」ということ
Date: 2009-02-18 (Wed)
「季語が動く」ということ
俳句会に出席すると、「季語が動きますね。」という言葉を主宰に言われることがある。
この「季語が動く」は感覚的なものであり、その俳句を作った人はそれが一番良い季語として選んだのであるから、その信念を曲げることは主宰者といえどもできない話である。
ただ、主宰から「季語が動く」といわれた場合、「その季語よりももっと良い季語があるのではないですか。」といわれたと思えば良い。
そして、自分の使った季語よりも、もっと良い季語があるはずだと思い、歳時記から見つけ出すことが必要である。もちろん、最初に使った季語が自分で一番良いと思えば、その信念を曲げる必要はないのである。
現代の俳人の中から「季語が動く」例を見出すことは難しい。なぜなら、句集にするまでに、何度も何度も推敲して句集とするので、その俳句の決定過程を見ることができないからである。
その点、芭蕉さんなど古典俳句では、研究されつくされており、現在人口に膾炙されるまでの過程がわかるところが良い。
そこで、芭蕉さんの俳句から「季語が動いた」と思われる例をあげてみたいと思う。
(原 句)・夏馬ぼくぼく我を繪に見るこころ哉
と、甲斐の国の旅行途中で最初の句が生まれた。
夏であるし、自分の乗る馬に着目して「夏馬」としたのである。
しかし、「夏馬ぼくぼく」の部分のリズムがしっくりとこなかった。
そこで、推敲をした句が、
(推敲句)・夏馬の遅行我を繪に見るこころ哉
とした。「かばのちこう」とよむが、これまた、語呂が悪いと判断したことと。
「夏馬」に拘泥して、この季語に執着している自分に気づいた。
そこで、芭蕉さんは、この「季語が動く」ことに気づいてこの季語を捨て、
(三敲句)・馬ぼくぼく我をゑに見る夏野哉
として、現在に伝えられているのである。
つまり、最初「夏馬」であった季語を、「夏野」としたのである。
この例など、「季語が動く」について示唆してくれるものと、kouは思うのである。
作者は、この季語が一番良いと思って作っていても、俳句が作品として自分の手から、読者の手に渡ったとき、別な季語の方が良いのではないかと思わせることがある。
これを「季語が動く」というのである。
俳句を作ろうなんて身構えたら、一句もできませんよ。
俳句なんて、自然に口から出てくるのが一番良いのです。あまり深刻にならずに、1日を振り返って、一番心に残ったものを俳句にすることですよ。
21.2.18
1日1句作っていると、俳句の方から歩み寄ってきますよ。
21.2.17
「ためらう」は「ためらふ」ですね。
21.2.16
言葉が良いからといって使うと、そこだけ、言葉が浮き上がって、定着しないものです。
自分の言葉になっていないということが、すぐにわかってしまうものです
21.2.16
「ゆく」を「ゆき」
21.2.16
あいまい表現はしない方がいいですね
21.2.16
「春波や」は苦しいですね。→「春の波」
21.2.15
「刻むる」は変則ですね。「刻みし」あるいは「刻める」ですね。
21.2.15
「はらはらはらと梅の花」→「吹雪の梅の花」とするしかないでしょうね。 あるいは「梅吹雪」でしょうね。
21.2.15
吹きて→吹いて
21.2.15
季語の「春一番」は地下では感じないでしょう
21.2.15
「雀の転ぶ」を「雀寝転び」としましょう。
21.2.14
「報告句」とは、眼の前のものを、そのまま俳句にすることです。
「俳句は文学です。」575音・17音でどこまで文学あるものに高めるために、俳人は苦労しているのです。
21.2.13
「春の色」とは、本来「春光」「春の光」が主題で「春の色」は傍題ですね。
21.2.13
「西の空には」が説明的ですね。
21.2.12
「待つことに」を「待つてをり」にしましょう
21.2.12
綴る→綴り
21.2.12
「灯」は「灯し」とした方がよいでしょう。
21.2.12
「日脚伸」「日脚伸ぶ」と「ぶ」を入れましょう。
21.2.12
「添えて」を「添へり」としましょう。
21.2.11
「怖し」といいたい気持ちもわかりますが、抑えたいところですね。
「激し」の方が、読者には、怖さが伝わってきますね。
21.2.11
「して」が二つもつかわれているのは、いけませんね。
「〜て」は説明をしようとする心の言葉ですね。
「〜て」が絶対いけないものではないのですが、「俳句は説明するものではない」のです。
21.2.11
「繋ぎて」はこのままの句であれば、「繋いで」と「イ穏便」の方が良いでしょう
21.2.10
{イ音便}「き・ぎ・し」が「い」になるもの。
聞きて→聞いて 騒ぎて→騒いで 渡して→渡いて
座五の「舌鼓」はいただけないですね
21.2.10
俳句はすっきりがいいですね。
21.2.10
「風やはらか」は「風光る」の傍題として、存在しました。季語・春
21.2.9
「言葉はやさしく、思いは深く」ですね
21.2.9
「聞いている」よりも「聞いてをり」の方が良いでしょうね。
21.2.9
「おり」は「をり」ですね
21.2.9
座五を6音にすると、リズムが崩れるんですね。
21.2.8
「おり」は「をり」ですね。「やわらか」は「やはらか」ですね。
21.2.8
「夜業」は秋の季語ですね。「朝寝」が春。
21.2.8
推敲は少し視点をずらしてみることですね
21.2.8
用語説明:
「貫乳」「貫入」=陶磁器の表面に現れた細かなひび。陶器鑑賞に重要な視点。
21.2.8
情景が鮮明に見えないのは、「パール」と「虹色」と、かぶさるからでしょうね
21.2.7
「雪舟の」 「や」でも「を」でもないですね。「雪舟へ」ですね
21.2.7
「縫いし」ですと、「今縫い終わった」という感じがするのですね。「縫いあげし」の、方が良くはないでしょうか
21.2.7
「鳴く」を「鳴き」としましょう。
21.2.6
「乗りて」は「乗つて」でいいですね。これを「促音便」といいます。
21.2.6
{促音便}「ち・ひ・り」が促音(つまる音)「っ」になるもの
放ちて→放って 思ひて→思って 取りて→取って ありて→あって
「寒の明け」では、寒があけて、二日後でも、三日後でもよくなります。しかし「けふ」と限定すると、「立春」その日でなければ、「けふ」の言葉が半減されてしまうのです。それで、1年に1日しかない日の「立春」を使いました。
21.2.5
「妻」を「夫(つま)」にしました
21.1.5
作者の男女によって使い分ける。
「て」はどうしても説明くさくなるのですね。寒明けて→寒明けの
21.2.5
「蒼ひ」は「蒼い」ですね。ひらがなでは「あをい」です。
21.2.5
「句行」はkouの造語ですから、一般には「なんだこれ」と、言われますね。
21.2.5
「匂い」は「匂ひ」ですね。
21.2.5
「匂いたつ」の方が、上品な気がするのですが。
21.2.5
「浮きて」は「浮いて」でいいですね
21.2.5
柊に頭は挿し鰯の朝餉かな「ひいらぎにづはさし・いわしのあさげかな」と読みます。
21.2.4
つづきけり 「けり」がいいか「をり」がいいか。
21.2.4
「惠方巻」はまだ季語として認められていませんものね
21.2.3
「雪解け」と「春近し」と季語の二つも気になりませんね
21.2.3
「赫々と」を無理に「あかあか・と」読ますことはないでしょうね。普通どおり「かくかく・と」でいいんじゃないですか。
21.2.3
重ね言葉を、副詞といいます。「ぴかぴか・ごろごろ・ひゅうひゅう・・・など」ですね。副詞はひらがなで書くのが、原則です。
21.2.2
「ことばはやさしく、思いは深く」がkouの理念の一つです。誰にでもわかる言葉を使いましょうね。
21.2.2
「空蝉」「空木」の「うつ」は接頭語で使う場合ですね
21.2.2
「見えて」を「見えり」と切りましょう
21.2.2
7音+10音というリズムも面白いですが、口語表現も面白いです。これもまた、俳句表現の一つです。
21.2.1
「弾け飛ぶ」が犬の喜ぶ様を巧みに表現していて良いですね
21.2.1
「暗い」は口語ですので「暗き」としましょう
21.2.1
「断定の文学」というのは、575できちんと言いきっているのです
21.2.1
「のる」は「乗る」ですね
21.2.1
「落ち」を「落つ」として
21.2.1
「稚」は「やや」です。
21.2.1
「憂い」は「憂ひ」ですね。
21.2.1
「春となり」は季語ですから、「春隣」でなければいけませんね
21.1.31
座五を字余りにするのはいけません
21.1.30
座五が字余りですと、どうしてもリズムが崩れますね
21.1.30
「この際」でしたか。なら「このさい」でないといけませんね
21.1.29
「けり」が上五につくのは非常に珍しいですが、よいですよ
21.1.29
小さい「っ」も大きく書くのが決まりです。
21.1.29
俳句は季語を生かすものでないといけません
21.1.28
俳句は言葉で絵を描くのです。説明ではありません
21.1.28
「穢れ無きさま」と「雪浄土」とが重なってしまいますね
21.1.27
最後が「〜て」で止めて、再び上に帰るという手法もありますが、一般的には、短歌の上の句で、下に何かつけたくなりますね。俳句であれば、そこでいいきらなければなりません。分け合ひて→分け合へり
21.1.27
「まげて」でも悪くはありませんが、「折りて」の方が良いかもしれませんね
21.1.27
分かち書きは、必要があれば別ですが、絶対にいけません。
21.1.27
座五を「なり」と切りたいですね。緋色なる→緋色なり
21.1.26
ルビは付けるものではありませんね
21.1.26
ヒーター・冬:うたた寝・夏:冷える・冬:汗・夏
21.1.26
「死んだ母」をどう書くかという、質問がありました。「妣」と書きます。
21.1.26
三段切れ
575が、5//7//5という形で、ばらばらになることをいいます。
「5」+「7・5」か「5・7」+「5」の二句一章になるようにすることです。
あるいは、「5・7・5」のどこでも切れない、一句一章にすることです。
5//7//5のばらばらに切れるのを「三段切れ」といい、俳句では、いけないものの一つとなっていま。
21.1.26
課題句(兼題)ともいいます。
21.1.26
小さい「っ」も「つ」と大きく書くのが俳句です。
21.1.25
座五を6音にすると、俳句が滑ってしまいますね。上の方は、字余りでもいいんですが。座五(下5音)は字余りにはしたくないですね
21.1.25
「心をとかす」でも決して悪くはありませんが、「心とけゆき」としませんか
21.1.25
小さい「っ」も「つ」と大きく書くのが俳句です。
21.1.25
本来「三寒四温」という言葉です。切り離すなら「三寒や」でなければなりませんね
21.1.25
「匂い」をひらかなでかくなら「にほひ」ですものね。 「しまい」も「しまひ」ですね。
21.1.25
「寒九」は寒に入って9日目、この日に雨が降ると豊作とは昔からのいいつたえですね。
21.1.24
雨降らむ=推量形として「降ったろうか?」とする
21.1,24
「寒九」は「かんく」と読みます。
21.1.23
「寒九」のあとには「水」とか「雨」とか、水に関するものを続けなければならないのが一般的です。
21.1.23
「拾い」は「拾ひ」ですね
21.1.22
「向かい」は「向かひ」ですね
21,1,20
「いて」は「居て」か「ゐて」ですね
21,1,19
「一輪」と「孤独」とが、重なりましたね
21.1.19
「梅」なら「香り」でしょうね
21.1.19
「雪面」は冬、「長閑」は春ですね。
21.1.18
「水撒く」は夏の代表季語ですね
21.1.18
「おり」は「をり」ですね。
21.1.18
「震災忌」だけですと、9月1日になりますね
21.1.18
歳時記の「震災記念日」は9月1日ですものね。
21.1.17
「愛らしき」がありますから、幼子を入れなくてもいいでしょうね
21.1.17
「なり」は「鳴り」とした方がよいのでは?
21.1.17
三段切れ
俳句は、「5」で切れ、あとの「7・5」は続いているか、「5・7」で続き、ここで切れ、「5」となっていないで、「5」「7」「5」とぶつぶつに切れているものを「三段切れ」といって、われわれ俳人の間では、「できそこないの、ところてん」などといっています。
俳句は、二句一章か、どこでも切れていない、一句一章でなければいけません。
三段切れは、俳句では一番いけない形ですね。
ここまで、指導する人はいないと思いますが、三段切れはいけないとだけは、がっちりと、あたまに、入れておいてください。
21.1.16
「おり」は「をり」ですね。
21.1.15
「成す」でも悪くありませんが、「生す」の方がやわらかでしょうね
21.1.15
「冬の月」ですと、煌々と冴えわたる月になりますね
21.1.14
「〜て」は接続の助詞ですので、「〜て〜した」(ご飯をたべて・学校にいった//帰ってきて・寝た)のように、説明になります。俳句は説明の文学ではないのですね
21.1.13
「向い合ひ」は「向合ひ」でいいですね
21.1.13
「夕食」ではなく「夕餉かな」とするだけでも、ちがってきますね。
21.1.12
「消え」は「消ゆ」ですね
21.1.12
「いく」は「ゆく」が良いでしょう
21.1.12
抽象的な言葉は、俳句としては読者には受け入れてもらえないのです
575・17音のうち、季語で5音使います。
あと12音で、相手に自分の思いを伝えるのですから、ずばりと端的に言わなければなりませんね。
21.1.10
「ぶり」と「寒」と、季語が重なりましたね。もう一度「寒ぶり」として考えてみませんか
21.1.10
「木の葉髪」からは、女を思わせます
21.1.9
披講(ひこう)=読み上げる
21.1.9
「あっけらかん」声を出して読むと、小さい「っ」は「あっ」に含まれますね。したがって、5音なんです。
21.1.9
「おもう」には、「思う・想う・念う」と3つあります。
21.1.9
「願い」は「願ひ」ですね。
21.1.8
「湯煙り」は「湯煙」でよいでしょう
21.1.8
「聞こえし」は「聞こゆる」ですね
21.1.8
季語の「去年今年」は12月31日から1月1日にかけての、時間の推移です
21.1.5
季語が「初詣」と「年始」と重なりましたね。1句1季語は基本ですね。
21.1.5
「初空」「譲り葉」どちらも「新年」の代表季語ですね
21.1.5
「雪模様」はまだ雪の降る前の状態を言います。
20.12.27
「帰省」は夏の季語なんです。「年の暮」(れ・は不要)は冬ですものね
20.12.27
ロウバイとどうしてカタカナなんでしょうか?漢字で書けるものは、漢字の方がいいですね
20.12.27
「厨」は「くりや」台所ですよ
20.12.26
「おり」は「をり」ですね。
20.12.26
季語が「数え日」「障子貼る」と季語が二つ
20.12.26
「をり」の方が、(〜〜ている)と継続ですからいいですね。「たり」は完了ですから(〜〜た)と、なりますのでね
20.12.26
「吾子」の読み方は「あこ」ですよ。下の句は「吾子十五」とか「吾子十三」とかしたいのですが、年齢がわからないので、「吾子なりし」としました
20.12.26
「馴鹿」では季語になりませんね
20.12.26