俳句会my俳句
九月句会(2013.9.11)参加者17名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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今も尚理解しがたき美術展 いまもなおりかいしがたきびじゅつてん |
美術展 | 秋 | 0 | 0 | 0 | 3 |
銀河濃し駐輪場の遺失物 ぎんがこしちゅうりんじょうのいしつぶつ |
銀河 | 秋 | 0 | 0 | 0 | |
長き夜三段切れの推敲句 ながきよるさんだんきれのすいこうく |
長き夜 | 秋 | 0 | 0 | 0 | |
爽やかや肌に染込む化粧水 さわやかやはだにしみこむけしょうすい |
爽やか | 秋 | 千枝・清月・鴻風 | 0 | 3 |
八月句会(2013.8.22)参加者19名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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表情の毎年同じ菊人形 ひょうじょうのまいとしおなじきくにんぎょう |
菊人形 | 秋 | 夕花・良子 | 0 | 2 | 11 |
生身魂相も変らず口達者 なまみたまあいもかわらずくちだっしゃ |
生身魂 | 秋 | 文子・千枝・夕花・千廣 | 0 | 4 | |
朝顔の数を日記の隅に記す あさがおのかずをにっきにのすみにきす |
朝顔 | 秋 | 清月・弘務・薫子・鴻風・美秋 | 0 | 5 | |
剥げ落つる赤いペディキュア秋暑し はげおつるあかいぺでぃきゅああきあつし |
秋暑し | 秋 | 0 | 0 | 0 |
七月句会(2013.7.22)参加者18名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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風鈴やお駄賃貰ふ肩叩き ふうりんやおだちんもらうかたたたき |
風鈴 | 夏 | 0 | 0 | 0 | 7 |
ハイビスカス髪に飾りて出番待つ はいびすかすかみにかざりてでばんまつ |
ハイビスカス | 夏 | 紀子・豊水・薫子 | 0 | 3 | |
噴水の止ると見せて湧き上る ふんすいのとまるとみせてわきあがる |
噴水 | 夏 | 鴻風 | 0 | 1 | |
炎天にピエロの化粧落ちもせず えんてんにぴえろのけしょうおちもせず |
炎天 | 夏 | 利久・江梅・夕花 | 0 | 3 |
六月句会(2013.6.21)参加者16名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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自転車の空気を入れる梅雨晴間 じてんしゃのくうきをいれるつゆはれま |
梅雨晴間 | 夏 | 0 | 0 | 0 | 4 |
朝凪や何事も無く夜勤明け あさなぎやなじごともなくやきんあけ |
朝凪 | 夏 | 0 | 0 | 0 | |
頬杖の跡うつすらと昼寝覚 ほおずえのあとうっすらとひるねざめ |
昼寝覚 | 夏 | 恵美子・豊水 | 0 | 2 | |
夏の朝添寝する子の熱下がり なつのあさそいねするこのねつさがり |
夏の朝 | 夏 | 麻衣・鴻風 | 0 | 2 |
四月句会(2013.4.12)参加者18名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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朝寝して後ろめたさの残りけり あさねしてうしろめたさののこりけり |
朝寝 | 春 | 0 | 0 | 0 | 6 |
桜蘂降る鉄棒に赤白帽 さくらしべふるてつぼうにあかしろぼう |
桜蘂降る | 春 | 夕花 | 0 | 1 | |
朝桜少し焦げたる卵焼 あさざくらすこしこげたるたまごやき |
朝桜 | 春 | 鴻風・紀子 | 0 | 2 | |
種蒔や父と競べる力瘤 たねまきやちちとくらべるちからこぶ |
種蒔 | 春 | 一勝・薫子・麻衣 | 0 | 3 |
三月句会(2013.3.13)参加者18名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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折り紙を折る指先の暖かし おりがみをおるゆびさきのあたたかし |
暖か | 春 | 千枝・利久・良子・清月・豊水・鴻風 | 0 | 6 | 10 |
サイフォンの珈琲香る春の雨 さいふぉんのこーひーかおるはるのあめ |
春の雨 | 春 | 紀子・利久・麻衣・江梅 | 0 | 4 | |
曲がりたる角の春泥一つ飛び まがりたるかどのしゅんでいひとっとび |
春泥 | 春 | 0 | 0 | 0 | |
春の宵飲めぬワインに口を付け はるのよいのめぬわいんにくつをつけ |
春の宵 | 春 | 0 | 0 | 0 |
二月句会(2013.2.14)参加者18名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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さりげなくハグする背中春の星 さりげなくはぐするせなかはるのほし |
春の星 | 春 | 鴻・久・豊・利 | 0 | 4 | 10 |
ポケットの中の春愁握り締め ぽけっとのなかのしゅんしゅうにぎりしめ |
春愁 | 春 | 花 | 0 | 1 | |
釣り人の膝頭まで春の川 つりびとのひざがしらまではるのかわ |
春の川 | 春 | 紀・花・麻・夕・千 | 0 | 5 | |
石鹸玉吹く子捕へる子の笑顔 しゃぼんだまふくことらえるこにえがお |
石鹸玉 | 春 | 0 | 0 | 0 |
新年句会(2013.1.5)参加者18名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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福笑ひ抽象絵画となりにけり ふくわらいちゅうしょうかいがとなりにけり |
福笑ひ | 新年 | 千枝・朋子 | 0 | 2 | 9 |
床の間に畏まりたる福寿草 とこのまにかしこまりたるふくじゅそう |
福寿草 | 新年 | 薫子 | 0 | 1 | |
JALの機首上へ上へと初御空 じゃるのきしゅうええうええとはつみそら |
初御空 | 新年 | 亀庵・豊水・朋子 | 章一 | 5 | |
三ヶ日煮返す煮物の崩れけり さんがにちにかえすにもののくずれけり |
三ヶ日 | 新年 | 鴻風 | 0 | 1 |
神無月句会(2012.11.24)参加者18名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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冬の虹何か好い事有りさうな ふゆのにじなにかいいことありそうな |
冬の虹 | 冬 | 紀子 | 清月 | 3 | 7 |
枯園にフリスビー飛び犬も飛ぶ かれそのにふりすびーとびいぬもとぶ |
枯園 | 冬 | 鴻風 | 瓢花 | 3 | |
生牡蠣を啜る口元艶かし なまがきをすするくちもとなまめかし |
生牡蠣 | 冬 | 瓢花 | 0 | 1 |
11月句会(2012.11.2)参加者21名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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豊の秋皺深き手を日に翳す とよのあきしわふかきてをひにかざす |
豊の秋 | 秋 | 朋・薫・夕・利・瓢・鴻 | 久須夜 | 8 | 10 |
無月なる植物園に開花あり むげつなるしょくぶつえんにかいかあり |
無月 | 秋 | 0 | 0 | 0 | |
星月夜お国訛りのプロポーズ ほしづきよおくになまりのぷろぽーず |
星月夜 | 秋 | 千廣・久須夜 | 0 | 2 |
10月句会(2012.10.9)参加者21名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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盛付けに器量好し置く栗強飯 もりつけにきりょうよしおくくりおこわ |
栗強飯 | 秋 | 良子 | 0 | 1 | 6 |
新松子めでたき事の予感せり しんちぢりめでたきことのよかんせり |
新松子 | 秋 | 清月・弘務・薫子・鴻風 | 0 | 4 | |
おしろいの散らばり落つる一文字 おしろいのちらばりおつるいちもんじ |
おしろい | 秋 | 三郎 | 0 | 1 |
立川句会(2012.6.3)参加者7名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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草笛の曲は叙情歌ビブラート くさぶえのきょくはじょじょうかびぶらーと |
草笛 | 夏 | 朋子 | 0 | 1 | 10 |
母の日や家に居ますと打つメール ははのひやいえにいますとうつめーる |
母の日 | 夏 | 薫子 | 0 | 1 | |
割り箸の十字架を立て金魚の死 わりばしのじゅうじかをたてきんぎょのし |
金魚 | 夏 | 清月・薫子・鴻風 | 利久 | 5 | |
両の手を重ね捕まふ青蛙 りょうのてをかさねとらまうあおがえる |
青蛙 | 春 | 薫子・花恵・利久 | 0 | 3 |
卯月句会(2012.5.23)参加者23名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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更衣再び仕舞ふ二三着 ころもがえふたたびしまうにさんちゃく |
更衣 | 夏 | 0 | 0 | 0 | 8 |
さくらんぼバカラの瑠璃に五六粒 さくらんぼばからのるりにごろくつぶ |
さくらんぼ | 夏 | 0 | 0 | 0 | |
若葉風竿の産着を撫でにけり わかばかぜさおのうぶぎをなでにけり |
若葉風 | 夏 | 紀子・花惠・豊水・千枝 | 0 | 4 | |
ブログより溢るる北の桜かな ぶろぐよりあふるるきたのさくらかな |
桜 | 春 | 鴻風・亀庵 | 久須夜 | 4 |
四月(閏弥生)句会(2012.4.23)参加者24名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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ぶらんこや両足揃へ空を蹴る ぶらんこやりょうあしそろえそらをける |
ぶらんこ | 春 | 廣 | 0 | 1 | 8 |
遠足の集合写真横向く子 えんそくのしゅうごうしゃしんよこむくこ |
遠足 | 春 | 枝・明・薫・鴻 | 利 | 6 | |
干し物の中へ初蝶彷徨へり ほしもののなかえはつちょうさまよえり |
初蝶 | 春 | 亀 | 0 | 1 |
弥生俳句会(2012.3.25)参加者24名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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お稲荷の赤い鳥居に春鴉 おいなりのあかいとりいにはるがらす |
春鴉 | 春 | 鴻風・章一 | 0 | 2 | 3 |
春館音の外れるショパン曲 はるやかたおとのはずれるしょぱんきょく |
春館 | 春 | 江梅 | 0 | 1 | |
地下鉄の地上の駅に春景色 ちかてつのちじょうのえきにはるげしき |
春景色 | 春 | 0 | 0 | 0 |
如月俳句会(2012.2.22.)参加者23名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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雛の顔何処から見ても気品あり ひなのかおどこからみてもきひんあり |
雛 | 春 | 美秋 | 0 | 1 | 4 |
童謡を次から次へ春日和 どうようをつぎからつぎえはるびより |
春日和 | 春 | 美秋 | 0 | 1 | |
お遍路の只一向に白衣追ふ おへんろのただひたすらにびゃくえおう |
お遍路 | 春 | 鴻風・花恵 | 0 | 2 |
睦月俳句会(2012.2.5.)参加者25名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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大寒や腕に縋りて甘えをり たいかんやうでにすがりてあまえおり |
大寒 | 冬 | 章一・鴻風 | 0 | 2 | 7 |
エストニア国旗を掲げ初相撲 えすとにあこっきをかかげはつずもう |
初相撲 | 新年 | 豊水・千廣 | 0 | 2 | |
大雪に竹の物差突立てり たいせつにたけのものさしつきたてり |
大雪 | 冬 | 章一・芳朗・花惠 | 0 | 3 |
新春俳句会(2012.1.4)参加者名22名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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初笑夫と二人の内緒事 はつわらいつまとふたりのないしょごと |
初笑 | 新年 | 久須夜 | 0 | 1 | 3 |
思ひ出し笑ひ問詰め初笑 おもいだしわらいといつめはつわらい |
初笑 | 新年 | 鴻風・豊水 | 0 | 2 | |
窘める人もなく初大笑ひ たしなめるひともなくはつおおわらい |
初大笑ひ | 新年 | 0 | 0 | 0 |
十一月2回目俳句会(2011.11.27)参加者名21名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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男かも知れぬ銀座の雪女 おとこかもしれぬぎんざのゆきおんな |
雪女 | 冬 | 千廣・亀庵・清月 | 鴻風・千枝 | 7 | 9 |
寒卵飲みロッキーに成りにけり かんたまごのみろっきーになりにけり |
寒卵 | 冬 | 0 | 0 | 0 | |
夕時雨日本蕎麦屋の酒一合 ゆうしぐれにほんそばやのさけいちごう |
夕時雨 | 冬 | 夕花・芳朗 | 0 | 2 |
十一月俳句会(2011.11.7)参加者名23名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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テーブルの握り合ふ手に小鳥来る てーぶるのにぎりあうてにことりくる |
小鳥 | 秋 | 良子 | 0 | 1 | 8 |
躓きてしがみつく腕カンナ燃ゆ つまずきてしがみつくうでかんなもゆ |
カンナ | 秋 | 明俊 | 江梅 | 3 | |
ルージュ差し冬の帽子にピンを挿す るーじゅさしふゆのぼうしにぴんをさす |
冬の帽子 | 冬 | 鴻風・美秋 | 豊水 | 4 |
八月俳句会(2011.8.16)参加者名19名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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店先のバケツに並ぶ盆の花 みせさきのばけつにならぶぼんのはな |
盆の花 | 秋 | 0 | 0 | 0 | 2 |
盆花に閼伽桶の水八分目 ぼんばなにあかおけのみずはちぶんめ |
盆花 | 秋 | 0 | 0 | 0 | |
後継を順番に抱く盂蘭盆会 あとつぎをじゅんばんにだくうらぼんえ |
盂蘭盆会 | 秋 | 鴻・久 | 0 | 2 |
尼崎俳句会(2011.6.16)参加者26名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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夏座敷俳句仲間の予約席 なつざしきはいくなかまのよやくせき |
夏座敷 | 夏 | 0 | 0 | 0 | 4 |
かけ蕎麦の汁まで啜る若葉冷 かけそばのしるまですするわかばびえ |
若葉冷 | 夏 | 清・章 | 0 | 2 | |
ジョギングの太き二の腕青時雨 じょぎんぐのときにのうであおしぐれ |
青時雨 | 夏 | 清・鴻 | 0 | 2 |
六月俳句会(2011.6.12)参加者17名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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紫陽花や心変りの平手打ち あじさいやこころがわりのひらてうち |
紫陽花 | 夏 | 0 | 一・亀 | 4 | 18 |
噺家のするりと脱ぎし夏羽織 はなしかのするりとぬぎしなつばおり |
夏羽織 | 夏 | 弘・良・鴻・花・薫・朋・利・亀 | 紅 | 10 | |
夾竹桃毒ある言を噛み殺す きょうちくとうどくあることをかみころす |
夾竹桃 | 夏 | 瓢・亀 | 弘 | 4 |
五月俳句会(2011.5.9)参加者18名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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桜餅香りも口に納めけり さくらもちかおりもくちにおさめけり |
桜餅 | 春 | 弘・一・紀 | 良 | 5 | 14 |
春眠の中は異国に漂へり しゅんみんのなかはいこくにただよえり |
春眠 | 春 | 鴻・豊・一・清 | 利 | 6 | |
豆の花間引き電車の風に舞う まめのはなまびきでんしゃのかぜにまう |
豆の花 | 春 | 0 | 一 | 2 | |
新緑に地蔵の前だれ新しや しんりょくにじぞうのまえだれあたらしや |
新緑 | 夏 | 0 | 0 | 0 | |
小満やつるんとすべる茹で卵 しょうまんやつるんとすべるゆでたまご |
小満 | 夏 | 清 | 0 | 1 |
四月俳句会(2011.4.4)参加者17名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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カーテンを開け放したる春の宵 かーてんをあけはなしたるはるのよい |
春の宵 | 春 | 0 | 0 | 0 | 3 |
コーヒーの染跡一つ弥生尽 こーひーのしみあとひとつやよいじん |
弥生尽 | 春 | 鴻・紀・利 | 0 | 3 | |
永き日や妻の指先眺めをり ながきよやつまのゆびさきながめおり |
永き日 | 春 | 0 | 0 | 0 | |
遅き日の干し物ひとつぽつねんと おそきひのほしものひとつぽつねんと |
遅き日 | 春 | 0 | 0 | 0 | |
行く春やロープウエイに青き風 いくはるやろーぷうえいにあおきかぜ |
行く春 | 春 | 0 | 0 | 0 |
新春俳句会(2011.1.8)参加者17名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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雑煮餅数を聞きつつ焼く家長 ぞうにもちかずをききつつやくかちょう |
雑煮餅 | 新年 | 乃 | 0 | 1 | 10 |
おくれ毛の見え隠れする初詣 おくれげのみえかくれするはつもうで |
初詣 | 新年 | 清・弘・豊 | 一 | 5 | |
歌留多取和服の裾の乱れけり うたかるたわふくのすそのみだれけり |
歌留多取 | 新年 | 薫 | 0 | 1 | |
羽根をつく腕露に舞ふ袂 はねをつくかいなあらわにまうたもと |
羽根をつく | 新年 | 0 | 0 | 0 | |
左手の指輪輝く初点前 ひだりてのゆびわかがやくはつてまえ |
初点前 | 新年 | 麻・夕・鴻 | 0 | 3 |
十月俳句会(2010.10.29)参加者18名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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横溝の菊人形は犬神家 よこみぞのきくにんぎょうはいぬがみけ |
菊人形 | 秋 | 0 | 0 | 0 | 4 |
椎茸の煮物の香り裏通り しいたけのにもののかおりうらどおり |
椎茸 | 秋 | 朋 | 0 | 1 | |
柿一つ二人で分かつ午後三時 かきひとつふたりでわかつごごさんじ |
柿 | 秋 | 美・鴻 | 0 | 2 | |
綱引はオーエスオーエス空高し つなひこはおーえすお=えすそらたかし |
空高し | 秋 | 0 | 0 | 0 | |
紅白の玉と子等飛ぶ鰯雲 こうはくのたまとこらとぶいわしぐも |
鰯雲 | 秋 | 花 | 0 | 1 |
五月俳句会(2010.5.17)参加者14名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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見得を切りつと隠れたる蜥蜴かな みえをきりつとかくれたるとかげかな |
蜥蜴 | 夏 | 鴻・薫・瓢 | 豊・清・利 | 9 | 15 |
夏帯の柄決め兼ねし時過ぐる なつおびのがらきめかねしときすぐる |
夏帯 | 夏 | 與・清・利・千 | 朋 | 6 |
葉山吟行俳句会(2010.5.16)参加者6名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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初夏の海女波蹴散らす子等の居る しょかのうみおなみけちらすこらのいる |
初夏 | 夏 | 清・鴻 | 薫 | 4 | 6 |
夏来る笑顔の俳句の師に見る (「見る」は「見ゆ」の書き間違い) なつきたるえがおのはいくのしにもまゆ |
夏 | 夏 | 0 | 0 | 0 | |
初夏の海潮の香の風を受く しょかのうみしおのかおりのかぜをうく |
初夏 | 夏 | 朋・鴻 | 0 | 2 |
三月俳句会(2010.4.1)参加者17名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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新調の桜襲の上野山 しんちょうのさくらがさねのおえのやま |
桜襲 | 春 | 0 | 0 | 0 | 15 |
くるくると回し近付く春日傘 くりくりとまわしちかずくはるひがさ |
春日傘 | 春 | 0 | 豊・清 | 4 | |
花人の流れにぎゅっと手を握る はなびとのながれにぎゅっとてをにぎる |
花人 | 春 | 一・清 | 0 | 2 | |
春ショール風で貴方に絡みつく はるしょーるかぜであなたにからみつく |
春ショール | 春 | 一・千 | 良 | 4 | |
髪切ってピアス新たに開けて春 かみきってぴあすあらたにあけてはる |
春 | 春 | 清・鴻・良・千・薫 | 0 | 5 |
新春俳句会(2010.1.6)参加者14名 | 季語 | 季節 | 並選句 | 特選句 | 点数 | 合計点数 |
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思い切り心の丈の初便り おもいきりこころのたけのはつたより |
初便り | 新年 | 一 | 0 | 1 | 2 |
さやうなら今言つたのに初電話 さようならいまいったのにはつでんわ |
初電話 | 新年 | 鴻 | 0 | 1 | |
目覚むれば君の睫毛に初明り めざむればきみのまつげにはつあかり |
初明り | 新年 | 0 | 0 | 0 | |
腕絡め初日拝むる君のゐる うでからめはつひおがぶるきみのいる |
初日 | 新年 | 0 | 0 | 0 | |
貴方との初写真撮る写真館 あなたとのはつしゃしんとるしゃしんかん |
初写真 | 新年 | 0 | 0 | 0 |
十一月俳句会(2009.11.17)参加者18名 | 季語 | 季節 | 並選者 | 特選者 | 点数 | 合計点数 |
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携帯の声は留守電冬の雲 けいたいのこえはるすでんふゆのくも |
冬の雲 | 冬 | 0 | 0 | 0 | 4 |
逢いたくて裾に泥撥ね夕時雨 あいたくてすそにどろはねゆうしぐれ |
夕時雨 | 冬 | 0 | 0 | 0 | |
右肩の濡れても構はぬ冬の雨 みぎかたのぬれてもかまわぬふゆのあめ |
冬の雨 | 冬 | 廣 | 0 | 1 | |
ポケットの握り合ふ手や冬の星 ぽけっとのにぎりあうてやふゆのほし |
冬の星 | 冬 | 鴻 | 0 | 1 | |
遠ざかる広い背中や冬の月 とおざかるひろいせなかやふゆのつき |
冬の月 | 冬 | 0 | 豊 | 2 |
九月俳句会(2009.9.10)参加者15名 | 季語 | 季節 | 並選者 | 特選者 | 点数 | 合計点数 |
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今はまだ酔つていません酔芙蓉 いまはよっていませんすいふよう |
酔芙蓉 | 秋 | 久須・夕花・鴻風 | 0 | 3 | 6 |
何処までも貴方と行きたし秋うらら どこまでもあなたといきたしあきうらら |
秋うらら | 秋 | 0 | 0 | 0 | |
歳重ね父母を覚ゆる秋の宵 としかさねふぼをおぼゆるあきのよい |
秋の宵 | 秋 | 0 | 0 | 0 | |
目覚めれば厨に香る茸飯 めざめればくるわにかおるきのこめし |
茸飯 | 秋 | 麻子・花惠・真亞 | 0 | 3 | |
走る子等白粉花を戦がせり はしるこらおしろいばなをそよがせり |
白粉花 | 秋 | 0 | 0 | 0 |
六月俳句会(2009.6.11)参加者17名 | 季語 | 季節 | 並選者 | 特選者 | 点数 | 合計点数 |
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更衣箪笥に眠る時代物 ころもがえたんすにねむるじだいもの |
更衣 | 夏 | 花・朋 | 0 | 2 | 8 |
囲碁教室夏座布団の並びをり いごきょうしつなつざぶとんのならびをり |
夏座布団 | 夏 | 鴻・広 | 紀 | 4 | |
生垣にオブジェの如し青葡萄 いけがきにおぶじぇのごとしあおぶどう |
青葡萄 | 夏 | 枝・瓢 | 0 | 2 |
五月俳句会(2009.5.17)参加者19名 | 季語 | 季節 | 並選者 | 特選者 | 点数 | 合計点数 |
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手を伸ばし貴方の為の春日傘 てをのばしあなたのためのはるひがさ |
春日傘 | 春 | 豊・朋・鴻・亀 | 0 | 4 | 6 |
ジャンプして両手広げて石鹸玉 じゃんぷしてりょうてひろげてしゃぼんだま |
石鹸玉 | 春 | 0 | 清 | 2 | |
ぶらんこに座り揺れてる影二つ ぶらんこにすわりゆれてるかげふたつ |
ぶらんこ | 春 | 0 | 0 | 0 |
卯月俳句会(2009.4.29) | 季語 | 季節 | 並選者 | 特選者 | 点数 | 合計点数 |
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羽有らば雛罌粟畑の上飛べり はねあらばひなげしばたけのうえとべり |
雛罌粟 | 夏 | 0 | 0 | 0 | 2 |
錨草小さき船よ何処なり いかりそうちいさきふねよいずこなり |
錨草 | 春 | 0 | 0 | 0 | |
飛び立たず風に揺れ居し著莪の花 とびたたずかぜにゆれいししゃがのはな |
著莪 | 夏 | 枝 | 0 | 1 | |
松に咲くこれも花よと写しをり まつにさくこれもはなよとうつしをり |
松の花 | 春 | 0 | 0 | 0 | |
春女苑飯事遊びのお菜かな はるじおんままごとあそびのおさいかな |
春女苑 | 春 | 鴻 | 0 | 1 |
四月俳句会(2009.4.13)参加者21名 | 季語 | 季節 | 並選者 | 特選者 | 点数 | 合計点数 |
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花盛輝く笑顔とランドセル はなざかりかがやくえがおとらんどせる |
花盛 | 春 | 朋 | 0 | 1 | 6 |
炊き立てのご飯に掛けし春玉子 たきたてのごはんにかけしはるたまご |
春玉子 | 春 | 一・流・麻 | 0 | 3 | |
踏青に夫のお勧めコース行く とうせいにつまのおすすめこーすゆく |
踏青 | 春 | 江・鴻 | 0 | 2 | |
炒飯にレタス一株炒めをり ちゃーはんにれたすひとかぶいためをり |
レタス | 春 | 0 | 0 | 0 | |
夫作る酒のつまみは花山葵 つまつくるさけのつまみははなさんしょ |
花山葵 | 春 | 0 | 0 | 0 |
三月俳句会(2009.3.16)参加者20名 | 季語 | 季節 | 並選者 | 特選者 | 点数 | 合計点数 |
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雛あられ薄桃色を選びをり ひなあられうすももいろをえらびをり |
雛あられ | 春 | 紀・鴻 | 0 | 2 | 3 |
雛道具子の両の手に収まりぬ 雛どうごこのりょうのてにおさまりぬ |
雛道具 | 春 | 0 | 0 | 0 | |
雛の箱そつと重ねて仕舞ひをり ひなのはこそっとかさねてしまいけり |
雛 | 春 | 薫 | 0 | 1 |