20111.伊予柑を剥く妣の爪のピンク色 返信 引用
名前:有亭 日付:2010/3/9(火) 8:4
先生皆様おはようございます。宜しくお願いいたします。
実家には伊予柑の木があり毎年沢山の実をつけます。
母が亡くなり実家は姪夫婦が住んでいます。
今年も沢山の実が生り母の法事に来て下さった方におすそわけをしました。
母は手先が器用で薄い色のマニキュアをつけて折り紙や編み物をしていました。
質問です。亡くなった母(妣)の思い出を句にする時のルールはありますか。
昨日の句:添削句ありがとうございます。
言葉の入れ替えで落ち着いた優しい俳句に変わりました。さすが先生です!
私はあと一歩の推敲が進みませんでした。
http://d.hatena.ne.jp/yattiy/
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20114.Re: 伊予柑を剥く妣の爪のピンク色
名前:kou 日付:2010/3/9(火) 10:27
有亭さん、おはよう^−^
まず質問にお答えします。
「亡くなった母(妣)の思い出を句にする時のルール」と言われますが、特にルールなどありません。
ただ、故人が思い出させるような、句でありたいですね。
俳句ですが、
「故人を思い出させる」のが、この句の場合「爪のピンク色」という具体的なものですね。
ただ、言えることは、完全に思い出のははの場合は「妣」でいいんですが、
「剥く」は今のこととして表現されています。であれば、
「母」のほうがいいでしょうね。
「〜の〜の」が煩わしいですね。
>伊予柑を剥くピンク色なる母の爪
>伊予柑を剥きマニキュア光る母の爪
>妣あらば伊予柑剥ける爪の紅
3句、見本をお見せします。下の「妣」の使い方理解してください。
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20132.Re: 伊予柑を剥く妣の爪のピンク色
名前:有亭 日付:2010/3/9(火) 18:19
先生ご丁寧な解説ありがとうございます。
過去形現在形と言っていいのでしょうかそれが良く分かりました。
もう一つ質問です。「妣」は「ひ」「はは」どちらで詠んでもいいのですよね。
「妣あらば〜」で何時か俳句を詠みたいと思います。
http://d.hatena.ne.jp/yattiy/
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20139.Re: 伊予柑を剥く妣の爪のピンク色
名前:kou 日付:2010/3/9(火) 20:10
有亭さん、こんばんは^−^
どちらで詠んでもいいですね。
母と妣の使い方、わかっていただけましたね。