YouTube版ハイクロペディア

案内役 蜂谷 一人

高田 正子
たかだ まさこ

題名 季語 季節 句
月光の扉 月光 秋 月光の扉は内へ開かれし

げっこうのとびらはうちへひらかれし
土踏まず 涼しさ 夏 涼しさや赤子にすでに土踏まず

すずしさやあかごにすでにつちふまず
心太 心太 夏 くみおきて水に木の香や心太

くみおきてみずにきのかやところてん
亀の子 亀の子 夏 亀の子のすつかり浮いてから泳ぐ

かめのこのすっかりういてからおよぐ
剪定の一枝 剪定 春 剪定の一枝が飛んできて弾む

せんていのいっしがとんできてはずむ
湯たんぽ 湯たんぽ 冬 父に湯たんぽ父に家捨てさせて

ちちにゆたんぽちちにいえすてさせて
旅の終り 青山河 夏 ちちははの旅の終りの青山河

ちちははのたびのおわりのあおさんが
誰か鈴ふる 噴井 夏 地の底に誰か鈴ふる噴井かな

ちのそこにたれかすずふるふけいかな
稲穂の香 稲穂 秋 稲穂の香検問所には若き兵

いなほのかけんもんじょにはわかきへい
万緑 万緑 夏 万緑や闘ふといふ悼み方

ばんりょくやたたかうといういたみかた