八一九の句会

主催 岡 清秀氏

2024年10月(メール句会)〜

俳号・村上ヤチ代(村上ヤ)

番号 年・月 参加者 互選 俳句 季語 兼題 季節
54 2026年6月 休憩に麦茶を配る新部員

きゅうけいにむぎちゃをくばるしんぶいん
麦茶 麦茶 夏
53 泣きっ面見せまいと顎炎天へ

なきっちらみせまいとあごえんてんへ
炎天 面 夏
52 サーファーや寡黙な人と御喋りと

さーふぁーやかもくなひととおしゃべりと
サーファー 当季雑詠 夏
51 2026年4月 23名 スケボーに座る数人葱坊主

すけぼーにすわるすうにんねぎぼうず
葱坊主 葱坊主 春
50 輪の中にリラのブーケを手に顧問

わのなかにりらのぶーけをてにこもん
リラ 輪 春
49

通学路走り去る児と揺れる著莪

つうがくろはしりさることゆれるしゃが

著莪 当季雑詠 春
48 2026年3月 21名 0 初蝶や誰にも言えぬ事の増ゆ

はつちょうやだれにもいえぬことのふゆ
初蝶 蝶 春
47 2 吊橋を揺らせば揺れる春の雲

つりばしをゆらせばゆれるはるのくも
春の雲 橋 春
46 1 パイプ椅子二脚を出して梅見かな

ぱいぷいすにきゃくをだしてうめみかな
梅見 当季雑詠 春
45 2026年2月 25名 1 風光る干す上履きの一滴

かぜひかるほすうわばきのひとしずく
風光る 風光る 春
44 0 擦れたる木の表札や風光る

かすれたるきのひょうさつやかぜひかる
風光る 表または裏 春
43 0 裏木戸に錆びた自転車風光る

うらきどにさびたじてんしゃかぜひかる
風光る 当季雑詠 春
42 2026年1月 27名 1 記念日を冬薔薇切つて活けにけり

きねんびをふゆばらきっていけにけり
冬薔薇 冬薔薇 冬
41 1 折り紙や器用貧乏根深汁

おりがみやきようびんぼうねぶかじる
根深汁 紙 冬
40 0 電飾の馬車より眺む冬の古都

でんしょくのばしゃよろながむふゆのこと
冬の古都 当季雑詠 冬
39 2025年12月 27名 0 空っ風手から離れる予約票

からっかぜてからはなれるよやくひょう
空っ風 空っ風 冬
38 0 冴ゆる夜鼻のピアスの鈍き色

さゆるよるはなのぴあすのにぶきいろ
冴ゆる 顔の一部 冬
37 2 耳朶のピンクが覗く冬帽子

みみたぶのぴんくがのぞくふゆぼうし
冬帽子 当季雑詠 冬
36 2025年11月 24名 2 小春日のつられてしまふ大欠伸

こはるびのつられてしまうおおあくび
小春日 小春日 冬
35 1 日曜の防災訓練木の葉舞ふ

にちようのぼうさいくんれんこのはまう
木の葉舞ふ 曜日 冬
34 1 門扉錆び罅の表札花八手

もんぴさびっひびのひょうさつはなやつで
花八手 当季雑詠 冬
33 2025年10月 23名 1 木の実落つ駐輪場のトタン屋根

きのみおつちゅうりんじょうのとたんやね
木の実 木の実 秋
32 1 秋の暮首輪の光る犬連れて

あきのくれくびわのひかるいぬつれて
秋の暮 首 秋
31 見渡せる稲田見守る移住の地

みわたせるいなだみまもるいじゅうのち
稲田 当季雑詠 秋
30 2025年7月 26名 2

熱中症私立女子高保護者会


ねっちゅうそうしりつじょしこうほごしゃかい

熱中症 熱中症 夏
29 新緑の中心に居て深呼吸

しんりょくのちゅううしんにいてしんこきゅ
新緑 呼 夏
28 1 ゴム飛びの高さ増しまし梅雨晴間

ごむとびのたかさましましつゆはれま
梅雨晴間 当季雑詠 夏
27 2025年6月 27名 1 朝刊にビニール袋梅雨じめり

ちょうかんにびにーるぶくろつゆじめり
梅雨じめり 梅雨 夏
26 拾い上ぐ両手に余る昆布かな

ひろいあぐりょうてにあまるこんぶかな
昆布 布 夏
25 筆先の柔き上にて雨蛙

ふでさきのやわきうえにてあまがえる
雨蛙 当季雑詠 夏
24 2025年5月 26名 1 過保護のそら豆放任の雑草

かほごのそらまめほうにんのざっそう
そら豆 そら豆 夏
23 筍流し次々とユーチューブ

たけのこながしつぎつぎとゆーちゅーぶ
筍流し カタカナ 夏
22 貸ボート漕がず漂ふ二人乗り

かしぼーとこがずただようふたりのり
貸ボート 当季雑詠 夏
21 2025年4月 26名 街路樹に赤白並ぶ花水木

がいろじゅにあかしろならぶはなみずき
花水木 花水木 春
20 1 ぐびぐびと水を飲む下戸春暑し

ぐぶぐびとみずをのむげこはるあつし
春暑し オノマトペ 春
19 入学を子離れできず迎へをり

にゅうがくをこばなれできずむかえおり
入学 当季雑詠 春
18 2025年3月 25名 春風に稚のソックスひとつ舞う

はるかぜにややのそっくつひちつまう
春風 春風 春
17 1 八卦見の衝立薄き花の冷え

はっけみのついたてうすきはなのひえ
花の冷え 占い(八卦見) 春
16 雛祭畏まりたる男子どち

ひなまつりかしこまるたるだんしどち
雛祭 当季雑詠 春
15 2025年2月 27名 1 春浅し次々描くラテアート

はるあさしつぎつぎえがくらてあーと
春浅し 春浅し 春
14 1 グーグルのマップは斜め春の坂

ぐーぐるのまっぷはななめはるのさか
春の坂 斜(斜め) 春
13 0 五輪塔寄進の通知梅の花

ごりんとうくしんのつうちうめのはな
梅の花 当季雑詠 春
12 2025年1月 26名 3 水仙を一輪挿しのステージへ

すいせんをいちりんざしのすてーじへ
水仙 水仙 冬
11 1 傷跡の残る手首や葱きざむ

きずあとののこるてくびやねぎきざむ
葱 体の一部分(手首) 冬
10 0 山茶花やスカートの丈短すぎ

さざんかやすかーとのたけみじかすぎ
山茶花 当季雑詠 冬
9 2024年12月 26名 0 お互いの病気自慢や十二月

おたがいのびょうきじまんやじゅうにがつ
十二月 十二月 冬
8 1 マフラーを巻く介護士の柔し指

まふらーをまくかいごしのやわしゆび
マフラー 職業(介護士) 冬
7 1 遠火事にサイレンの音激しかり

とうかじにさいれんのおとはげしかり
遠火事 当季雑詠 冬
6 2024年11月 23名 3 自転車の空気満杯冬日和

じてんしゃのくうきまんぱいふゆびより
冬日和 冬日和 冬
5 1 冬帽子出口の扉開けて待つ

ふゆぼうしでぐちのとびらあけてまつ
冬帽子 入口または出口(出口) 冬
4 0 硬球のあせた白さや大枯野

こうきゅうのあせたしろさやおおかれの
大枯野 当季雑詠 冬
3 2024年10月 26名 3 天高しハウリングするスピーカー

てんたかしはうりんぐするすぴーかー
天高し 秋高し・天高し 秋
2 0 ハウリング運動会の赤い音

はうりんぐうんどうかいのあかいおと
運動会 色を使って(赤) 秋
1 1 秋風に校長の声ハウリング

あきかぜにこうちょうのこえはうりんぐ
秋風 当季雑詠 秋