ホノルル2日目(2007.4.13)



朝食のミールクーポンは色々なホテルで使用可能となっていたが、意味がよく分からず I さんに尋ねると、朝食または昼食のブッフェスタイルのホテルまたはレストランで使用可能だということだった。

案内書にはお勧めホテルとして「シェラトンワイキキホテルのハノハノルーム」「ロイヤルハワイアンホテルのサーフルーム」「パシフィックビーチホテルの将軍」が載っていた。

ミールクーポンは豪華旅行にはなくてはならないものであった。

ハワイ2日目の朝食は I さんと共にすることにした。

ツアーデスクに行くためエレベーターに乗ると、ハワイアンキルトのパッチワークが「Aloha kakahiaka Good morning」に変わっていた。

ハワイアンキルトのパッチワーク

エレベーターが何台もあるのにそれぞれ1日3回の取り換えに、ホテルのサービスの良さを感じた。

I さんの案内でもう一組のご夫婦と「ロイヤルハワイアンホテルのサーフルーム」の朝食に行った。


ロイヤルハワイアンホテル

サーフルーム

そこはシンボルカラーであるピンクのテーブルクロスとナプキンがテーブルにセットされていた。

私達はビーチサイドのテラス席へ行こうとすると、ウエイトレスに

『そこは予約席です』

と言われ室内の席に案内された。

食事は食材も豊富でとても美味しかった。

食事が終わりそれぞれ別行動のためそこで解散となった。

私と夫はホテルに戻り「ダイヤモンドヘッド登山」の準備をして再びホテルを出発した。

ダイヤモンドヘッドに行くのには「The Bus」と「BLUE LINEのトロリー」があるが、私達は「The Bus」に乗った。

ホテルからクヒオ通りにでてバス停へ行き、22番58番のバスを待った。

22番のバスが来たので乗車し「ダイヤモンドヘッドクレーター」で下車した。

「The Bus」の運賃は8年前$1だったのが$2になっていた。

バス停から舗装された坂道を歩くとすぐに駐車が出来る展望台に着いた。

その先の大きなトンネル(カハラトンネル)が見えたところで空が雲におおわれ急に雨が降ってきた。

トンネルで雨宿りをしている人もいたが、私と夫はトンネルを抜け雨に濡れながら歩いた。

すると駐車場とインフォメーションセンターの小さな建物が見えてきた。

そこで登山料一人$1を払った。

そのころには雨も上がり強い日差しがもどり濡れた服も乾いてしまっていた。

ゲートの看板の前で写真を撮っていよいよ登山開始。

ダイヤモンドヘッドのゲート前

コンクリートで舗装された坂道を登って行くと、次第に道幅が狭くジグザグな勾配の山道になった。


ジグザグな勾配の山道

山道にはしっかりした鉄の棒で手すりが組まれていた。


鉄の棒の手すり

急勾配で足場の悪いところや登ってきた山道を振り返ったりするときには手すりが大活躍した。

途中、山肌に突き出るようなコンクリートの足場がある展望台に着いた。

そこは心地よい風が吹くスリル満点の場所だった。


コンクリートの足場がある展望台より

続けて山道を登った先に急勾配の76段のコンクリートの階段があった。

階段を登りつめると約70メートルのトンネルにつながっていた。

8年前の情報ではトンネルには懐中電灯持参とあったが、今はライトが設置されていた。

トンネルを抜けると急勾配の99段の第二階段があった。

階段を登りつめるとさらにトンネルにつながっていて、その中に螺旋階段があり上まで上がるとコンクリートの部屋のような所に出た。

そこでは「ダイヤモンドヘッド記念登頂証明書」が$2で売られていた。

証明書には自分で名前を書く所があり、私はそこに2人の名前を書いてもいいのか尋ねたらOKといわれたので、私と夫の名前を記入して1枚購入した。

コンクリートの穴のような所から這い出て少し歩くと、頂上への約20段の階段があり一気に登って頂上に着いた。

先ほどのスコールがうそのように天気もよくワイキキの海と街並みが奇麗に見えた。


ワイキキの海と街並み

時計を見ると約1時間の行程だった。

下山は登りと同じ道を一気に降りて約30分で着いてしまった。

ゲートを出ると駐車場のそばに車の屋台が止まっていた。

そこでメロン味のシェイブアイスを買った。


メロン味のシェイブアイス

のどが渇いていたのでそれは最高に美味しかった。

「The Bus」のバス停に戻ろうとすると駐車場のはずれにトロリーの停留所があった。

10数人がベンチに座っていたので私と夫もそこでトロリーを待つことにした。

しかし一向にトロリーは来ず、タクシーが来て「1人$3でワイキキまで相乗り」の勧誘をした。

何人かがそのタクシーに乗り出発すると、トロリーが来た。

しかし乗車出来るパスカードの種類が違うため私と夫のほか何人かはそのトロリーに乗ることができなかった。

次にきたトロリーも同じで乗車できず、3台目のトロリーでやっと乗ることができた。

トロリーはカハラトンネルを抜けた所の展望台で駐車して写真撮影タイムを作ってくれた。

何人かが下りたが私と夫は少々疲れぎみだったので下りずにトロリーの中で待っていた。

再び走り出したトロリーで終点の「DFSギャラリア・ワイキキ」まで乗車した。

今日のもう一つの予定の「ブリュー・ムーン」に行くため「DFSギャラリア・ワイキキ」からクヒオ通りに出て近くのバス停で「ワード・センター」に行く8番19番20番のバスを待った。

トロリーでも行くことが出来たが、運転本数がすくないのでバスを選択した。

20番のバスが来たので乗車した。

下車するはずの「ワード・センター」を乗り過ごし「ワード・ウェアハウス」で慌てて下車した。

ショッピングセンターに入ると「ワード・センター」の店内案内パンフレットが置かれていた。

私はてっきりこの場所がワード・センターだと思いこみ、目指す「ブリュー・ムーン」を探したが一向に見つからず、しびれを切らした夫がパンフレットを見直すと、今いる場所は「ワード・ウェアハウス」で「ワード・センター」はバス停を一つ戻らなければならないことが分かった。

考えればそもそも下車した所が間違っていたのに思いこみで行動してしまって反省した。

なんとか目的の「ブリュー・ムーン」に着いたのは2時を回っていた。

入口を入り広い店内を見回すと4か所のテーブルとカウンターにお客がいた。

しかし一向に店員が現れず、入口にあるメニューやオリジナルグッズなどを眺めているとチャイニーズの家族が入ってきた。

彼らも私達と同じようにメニューなど見ていると、やっと女性の店員が私達と彼らをテーブルに案内してくれた。

それからがまた音沙汰なし。

何人かの店員がいるのだがなかなかオーダーをとりにこないので夫が声をかけると

『WAIT A MINUTE, PLEASE』

と言われてしまった。

そしてやっと男の店員が笑顔でオーダーを取りにきた。

彼は日本語がほんの少し話せてフレンドリーであった。

夫は6種類の地ビール「ルナーサンプラー」をオーダーした。


地ビール「ルナーサンプラー」

私はオレンジジュースと他にハウスサラダとシュリンプピザをオーダーした。


ハウスサラダ

シュリンプピザ

店員は食事中時々笑顔で

『ARE YOU ENJOY?』

と声をかけて回っていた。

夫はサンプラーの中でフルーティーなビールが変わっていて気になったようだった。

食事を終えて「ワード・センター」から「アラモアナ・センター」まで歩きそこからトロリーでホテルに戻った。

夫はお土産を買うために「ABCストア」に行くと言うので、一緒にホテルを出た。

買い物を終えホテルに戻ったが、再び夕食を買いに、ホテルの裏口からすぐの「インターナショナルマーケットプレイス」を散策しながら「フードパントリー」に行った。

夕食はホテルの部屋で済ませた。

「ダイヤモンドヘッド登山」に初めて挑戦してみたが、思っていたほどの疲れもなくて明日からも楽しく観光ができそうだと感じた。