ホノルル1日目(2007.4.12)
ハワイに来たのは8年ぶりで今回は3回目であった。
ホノルル空港の団体集合場所に行くと、そこは8年前に来た時と何も変わっていないように思われた。
紫のハワイアンドレスを着た現地ガイドさんの案内で集合写真を撮った。
その時プルメリアの良い香りのレイをかけてくれ、そのまま市内観光のバスに乗った。
始めて来た9年前の時は造花のレイで、写真撮影後は返した覚えがあった。
プルメリアのレイで豪華旅行の一端を感じた。
市内観光は予想通り「ヌアヌパリ」「パンチボール」を回った。
ダウンタウンに入り車窓から「ダミアン神父像」「州政府庁」「イオラニ宮殿」を見学し「最高裁判所」前の「カメハメハ大王像」の所ではバスから降りて写真撮影タイムがあった。

カメハメハ大王像 |
予想していた「ヒロハティ」「DFS」には寄らずホテルに直行してしまった。
「シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテル」はカラカウア通りとクヒオ通りの間で、カイウラニ通りに面したワイキキの中心にあった。

シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテル |
ホテルに着くと、ウェルカムランチのコース料理の場所が用意されていた。
こぢんまりとしたプライベート的な素敵な場所であった。

ピカケ・テラス |
ここでも豪華旅行の一端を感じた。
デザートが終わった時には1時半になっていた。
I さんからチェックインの時間は3時で、ホテルのツアーデスクに集合と伝えられ、それまでは自由時間となった。
私はどうしても「ヒロハティ」に行きたくて、
『時間がないから行かないほうがいい』
と言う夫を「ヒロハティ無料トロリー」の停留所である「デューク・カハナモク像前」に無理矢理連れて行った。
トロリーが来たのは2時近くだった。
「ヒロハティ」に着いたのは2時半頃だった。
夫はトロリーから降りる時帰路のトロリーの時間を聞いた。
答えは15分後とのことだった。
私は10分でハワイアンドレスを買い停留所に戻った。
しかしトロリーの姿は一向に見えず、約20分後にやっと折り返しのトロリーが来た。
トロリーが出発したのは2時50分頃になっていた。
とても3時にはホテルに戻れないと覚悟をきめ、トロリーからホテルに電話を入れることになった。
私と夫はauのグローバル機能がついた携帯電話を持っていた。
成田空港のauショップでバージョンアップなるものをしてハワイで使用できるようしてもらってきたにも関わらず、電話は通じず完全にお手上げ状態になった。
結局グローバル携帯電話はハワイで一度も使えず、成田空港のauショップに行かなかったほうがよかったと反省した。
トロリーは途中スコールに合った。
運転手は窓のビニールシートを下ろすため一時停車し、びしょぬれになって作業をした。
これでますます集合時間に遅れてしまった。
結局ホテルに着いたのは3時20分頃になっていた。
ホテルのツアーデスク前で心配そうに私達を待っていてくれた I さんにお詫びをした。
I さんは私達が迷子になったのではないかと心配そうに尋ねたので、私が
『ヒロハティに行きました』
と言うと
『ずいぶん遠くまで行きましたね』
と呆れた顔をされてしまった。
部屋のキーを渡され、夕食の集合時間と場所を確認してタワーオシャンビューの22階の部屋に行くためエレベーターに乗った。
エレベーターの正面には約30センチ四方の素敵なハワイアンキルトのパッチワークがガラスの額に飾ってあった。
私と夫は部屋に落ち着いたが集合時間まで部屋にいると眠くなってしまうということで外に出かけた。
ホテル前の道を渡ると「ABCストア」があり、交差点を渡った所には「フードパントリー」があった。
「ABCストア」も「フードパントリー」も8年前とすこしもかわっていないように思われた。
ただ「フードパントリー」の入り口には8年前にはなかった「ビアードパパのシュークリーム屋」があり日本語の応対をしてくれた。
ホテルに戻りエレベーターに乗ると正面のパッチワークが変わっていた
「Aloha ahiahi Good evening」の文字入りハワイアンキルトのパッチワークで、ホテルの心にくい演出に感激した。
私はディナー・ショーのためにヒロハティのドレスを着て夫と集合場所に行くと、もう何組かの方達が集合していた。
夫は I さんに
『遅れずに来ました』
と冗談をいっていた。
I さんから明日の朝食についての説明があり、 I さんと一緒に行く方は明朝ホテルのツアーデスクに集合するようにと告げられた。
ディナー・ショーは「シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテル」の2階にある「クリエーション」で行われる「ワイキキで一番のポリネシアン・ディナー・ショー」と銘打った「プレミア・ディナー・ショー」だった。
私はディナー・ショーの体験は初めてだったので少々興奮気味であった。
着席時間は6時、ショータイムは7時半から8時半まで。
食事はフィレステーキとロブスターテイルのコース料理に飲み物2杯と生花のレイ、それにお土産の小さいビニールポーチが付いていた。
豪華旅行の目玉であるディナー・ショーのランクはハイクラスであった。
大きな会場ではブッフェスタイルの団体もいてすごい賑わいであった。
食事の合間にカメラマンと若いハワイアンの女性が写真を撮りにきた。
有料の写真であろうと思いながら私と夫はシャカサインをして撮ってもらった。
案の定写真は有料で$20したが購入した。
コース料理はスムーズに運ばれとても美味しかった。
ショータイムは「情熱的な音楽や目を見張る特殊効果、手に汗握るサモアのファイヤー・ナイフ・ダンスを交えた躍動のステージ」(パンフレットの説明)であった。
ショータイムが終了し三々五々部屋に戻った。
私は初体験のディナー・ショーで幾分興奮ぎみであったが、夫に明日の予定を確認しシャワーをして早々に寝てしまった。
夫はワインとビールを買い求めていたのでそれを飲みながらテレビを見ていたらしい。