33846.秋暑し素知らぬ顔の散歩猫 返信 引用
名前:有亭 日付:2011/8/25(木) 7:47
先生皆様おはようございます。宜しくお願いいたします。
まだまだ暑い日が続いているのに近所の猫は平気であちこち散歩をしていました。猫は暑さに強いのかしら。
句写美50号でお忙しいなか恋句のご丁寧な添削ありがとうございます。
私のために貴重なページを頂いて皆様に申し訳なく思います。
でも私は今必死です。お許し下さい。
推敲しました。宜しくお願いいたします。
推敲句:梔子に抱く妬心の愚かさや
http://www.geocities.jp/yattiy0905/
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33849.Re: 秋暑し素知らぬ顔の散歩猫
名前:kou 日付:2011/8/25(木) 8:11
有亭さん、おはよう^−^
まだそちらは暑いですか。人間は暑い、寒いで贅沢を言っていますが、動物はどんな環境に置かれても生きなければなりませんものね。
俳句ですが、
「素知らぬ顔」ですが、何に対して「素知らぬ」なのかがわかりませんね。
俳句は「わたし」が主人公ですので、私に対して「素知らぬ」なんでしょうが、
猫の方から「有亭さんおはよう」とすりすりしてくるとは考えられませんね。
ここで、推敲してくださいと言いたいところですが、
>>秋暑し見知らぬ貌の散歩猫
「見知らぬ」ですと、有亭さんが
「あらら、この猫見たことないは」と働き掛けれますね。
俳句とはこんなもので、1字替えるだけで
全然違った俳句となるものです。
なぜ「顔」ではなく「貌」なのかは、調べてみてください。
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さて、「恋の句」の続きです。
昨日の句から、必要なことばが「くちなし」と「妬心」であることがわかり、
これで俳句をと言いました。
できた句が、
・推敲句:梔子に抱く妬心の愚かさや
形の上から見ますと、「愚かさや」など、座五の最後に「や」のついた俳句はないわけではないですが、読んでいておかしいですね。
ここは「愚かなり」とするだけでも違いますね。
この句では「梔子に妬心を抱いている愚かな(わたし)」となりますね。
「梔子に妬心」ではなく、「彼に妬心」でしたね。
なんどでも、この句が出来上がるまで、1週間でも10日でも、
つきあいますから、完成させてください。まじめにね。
何処に出しても、恥ずかしくない恋の句にしてください