33514.年下の役者を愛す花魁草 返信 引用

名前:有亭 日付:2011/8/11(木) 8:8
先生皆様おはようございます。宜しくお願いいたします。
新橋演舞場に行ってきました。第一部と第二部を鑑賞。
第一部
演目「花魁草(おいらんそう)」は北條秀司の作品。
福助と獅童で女郎と役者のはかない愛の物語。
演目「櫓のお七(やぐらのおしち)」は七之助の文楽人形をなぞる「人形ふり」で
表現した舞踊劇。揚げ幕が木戸になっていたのに気がつきました。

昨日の真似アートですが私はパソコンを使って真似をしただけで自分の絵ではありません。
私は絵を描くのは苦手です。
http://www.geocities.jp/yattiy0905/


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33516.Re: 年下の役者を愛す花魁草
名前:kou 日付:2011/8/11(木) 8:29
有亭さん,おはよう^−^
 昨日は観劇でしたか。優雅ですね。
 「櫓のお七」はkouも遠い昔見たことがあるのですが、
 もう一度見たいですね。

 俳句ですが、
 一度切らないと「花魁草」の季語が、演目と間違えられ、
 季語とは言えなくなりますね。

>年下の役者の愛や花魁草
  などですが、これでもしっくりしませんね。
 推敲なさってください。


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33534.Re: 年下の役者を愛す花魁草
名前:有亭 日付:2011/8/11(木) 15:51
先生ありがとうございます。推敲しました。宜しくお願いいたします。
元女郎の福助が芝居の最後で泣く場面がいいです!
八月歌舞伎は夏芝居でいいでしょうか?だめだとこまりますけど・・・

原句:年下の役者を恋す花魁草
推敲句:女郎泣く花魁草てふ夏芝居
http://www.geocities.jp/yattiy0905/

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33536.Re: 年下の役者を愛す花魁草
名前:kou 日付:2011/8/11(木) 16:47
 有亭さん、こんにちは^−^
 下に張ってくださるときは、原句は結構ですよ。

 俳句ですが、
・女郎泣く花魁草てふ夏芝居
  最初の原句が「愛す」だったですが、
 二回目の原句では「恋す」になっていますね。
 で、推敲句ですが、このままなら、
>女郎泣く「花魁草」てふ夏芝居
  とされた方がいいですね。しかし、「女郎泣く」ではなぜ泣くのかが見えませんね。
  夏芝居は季語として結構ですね。 
 


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33537.Re: 年下の役者を愛す花魁草
名前:有亭 日付:2011/8/11(木) 20:5
先生度々ありがとうございます。
一緒に暮らしていたことを考えて「恋す」より「愛す」に推敲して貼ったのを
推敲前の「恋す」を貼ってしまいました。済みません。
再推敲(実質再再推敲)しました。プログラムそのままになってしまいました。

再推敲:叙情味の「花魁草」てふ夏芝居
http://www.geocities.jp/yattiy0905/

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33540.Re: 年下の役者を愛す花魁草
名前:kou 日付:2011/8/11(木) 21:46
有亭さん、こんばんは^−^
 推敲されましたね。

 俳句ですが、
・叙情味の「花魁草」てふ夏芝居
 「叙情味」のですか。しばらく時間をおいてどうするのが良いか
 考えてみてください。
 芝居の山はなにか?役者は?いろいろな角度からどのように
 表現するのがよいか、考えてみてください。
 kouは芝居を見ていませんので、これ以上のことはいえません。




33584.福助の身を引く愛や夏芝居 返信 引用

名前:有亭 日付:2011/8/12(金) 20:24
先生皆様こんばんは。宜しくお願いいたします。
先生遅くに済みません。長くなるので別に貼りました。

昨日の句ですがどうにも始末に負えなくなりました。
これでこの句は終了させていただきたいと思います。
千枝さんの所でもおっしゃっていましたが皆に分かるよう詠むのは本当にむずかしいです。

原句:年下の役者を愛す花魁草
推敲句1:女郎泣く花魁草てふ夏芝居
添削句:女郎泣く「花魁草」てふ夏芝居
推敲句2:叙情味の「花魁草」てふ夏芝居
推敲句3:福助の身を引く愛や夏芝居
http://www.geocities.jp/yattiy0905/


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33585.Re: 福助の身を引く愛や夏芝居
名前:kou 日付:2011/8/12(金) 21:54
有亭さん、こんばんは^−^
 皆さんが知っていることなら、良くわかるのですが、
 歌舞伎となると、有亭さんのように、いつも見ている人には
 わかるのですが、kouのようにン十年も見たこともない人間には、
 わからないものです。

 俳句ですが、
 はっきり言って「福助の身を引く愛や」では、みなさんにわかってもらえるでしょうか。
 歌舞伎をいくらかでも知っている方は、「中村福助」を思い浮かべるでしょうが、
 知らない方は「福助」って、あの「福助足袋」の「福助」と思うかもしれませんね。
 そこが難しいところです。

 「花魁草」といえば、北條比秀司の書いた小説を舞台に上げるために書いた台本ですね。
 確か江戸末期に震災を生き延びた女郎と、役者の恋物語であったと思います。
 福助が「花魁草」を取り上げたのも、震災復興で少しでも元気でも取り戻せるならと、歌舞伎にのせたのでしょう。

 さて俳句ですが、
>震災の復興願ふ夏芝居
  まずこれならどなたでもわかることでしょう。

 人名を入れるなら、
>福助と獅童の愛演夏芝居
  これなら、福助がわからなくとも、獅童で歌舞伎とわかりますね。

芝居の題名を入れるなら、
>復興を願ふ芝居や花魁草
  この句の場合「や」で切っていますから「花魁草」が季語でいいですね。

 と言うようなことでいかがでしょうか。
 これでこの句は、「けりをつけましょう。」
 「けりをつける」も俳句から生まれた言葉です。
 ここまで面倒をみる指導者はいないと思うのですが。ははは
  
 


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33587.Re: 福助の身を引く愛や夏芝居
名前:有亭 日付:2011/8/12(金) 22:30
先生本当にありがとうございました。
歌舞伎の事もよくご存じでさすが先生です。
じつは先生に添削句を頂くことを期待していました。

「震災の復興願ふ夏芝居」

「福助と獅童の愛演夏芝居」

「復興を願ふ芝居や花魁草」

三句も添削句を詠んでくださりここまで面倒を見てくださる先生は他にいないと確信しております。
どれも欲しかった添削句です。
ありがとうございます。
これですっきりけりをつけることが出来ました。
本当にありがとうございました。

明日からお休みですがこれで8月句会、句写美47号、句写美50号に専念することができそうです。

遅くまで本当にありがとうございました。
http://www.geocities.jp/yattiy0905/

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33589.Re: 福助の身を引く愛や夏芝居
名前:kou 日付:2011/8/13(土) 9:6
有亭さん,おはよう^−^
 良かったですね。
 でも、ここまで、添削すると、添削句とは言えませんね。
 
 お礼には、お友達を2〜3人「句写美」に参加させることですね。
 ハハハ・・大変だね。