山茶花ネット句会
年会費2千円
選者・三村純也
2015年11月〜2016年7月
全18句
俳号・ヤチ代
番号 | 日付 | 互選 | 評価 | 俳句 | 兼題 | 季節 |
18 | 2016年7月 | 1 | 純也選 | 悪役の悪役らしきサングラス あくやくのあくやくらしきさんぐらす |
サングラス | 夏 |
17 | 0 | なし | サングラス外しゴールを駆け抜ける さんぐらすはずしごーるをかけぬける |
サングラス | 夏 | |
16 | 2016年6月 | 0 | なし | 雨蛙包み込む手に鼓動浮受く あまがえるつつみこむてにこどううく |
雨蛙 | 夏 |
15 | 1 | なし | 子の開く手より飛び出す雨蛙 このひらくてよりとびだすあまがえる |
雨蛙 | 夏 | |
14 | 2016年5月 | 0 | なし | 劇場を出で包まるる夕若葉 げきじょうをいでつつまるるゆうわかば |
若葉 | 夏 |
13 | 0 | なし | 若葉して鼻緒緩めて履かす下駄 わかばしてはなおゆるめてはかすげた |
若葉 | 夏 | |
12 | 2016年4月 | 0 | なし | 天井の風船のらりくらりとや てんじょうのふうせんのらちくらりよや |
風船 | 春 |
11 | 0 | なし | 動物の風船宙を歩きをり どうぶつのふうせんちゅうをあるきおり |
風船 | 春 | |
10 | 2016年3月 | 1 | なし | 耳飾それはあの日の桜貝 みみがざりそれはあのひのさくらがい |
桜貝 | 春 |
9 | 1 | なし | 螺鈿箸たぶんこのへん桜貝 らでんばしたぶんこのへんさくらがい |
桜貝 | 春 | |
8 | 2016年2月 | 0 | なし | 遠雪崩アイロン掛けの手をとめし とおなだれあいろんかけのてをとめし |
雪崩 | 春 |
7 | 0 | なし | 青空を雲の如くに雪崩れけり あおぞらをくものごとくになだれけり |
雪崩 | 春 | |
6 | 2016年1月 | 0 | なし | 初夢の舟に何方を乗せませう 夏ゆめのふねにどなたをのせましょう |
初夢 | 新年 |
5 | 0 | なし | 初夢に音と色とを付けにけり はつゆめにおとといろとをつけにけり |
初夢 | 新年 | |
4 | 2015年12月 | 1 | なし | 丸四角三角煮詰むおでん鍋 まるしかくさんかくにつむおでんなべ |
おでん | 冬 |
3 | 0 | なし | 店員の笊持て待てりおでん種 てんいんのざるもてまてりおでんだね |
おでん | 冬 | |
2 | 2015年11月 | 0 | なし | 滞る清記用紙や芭蕉の忌 とどこおろせいきようしやばしょうのき |
芭蕉忌 | 冬 |
1 | 0 | なし | 芭蕉忌や紅テント立つ陰の句碑 場しょうきやあかてんとたつかべのくひ |
芭蕉忌 | 冬 |