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案内役 蜂谷 一人

星野  椿
ほしの つばき

題名 季語 季節
昼の酒 初雪 初雪や佛と少し昼の酒

はつゆきやほとけとすこしひるのさけ
野菊の岸 野菊
屋形舟野菊の岸を離れけり

やかたぶねのぎくのきしをはなれけり
巴里の色 紫陽花 紫陽花やパリーに咲けば巴里の色

あじさいやぱりーにさけばぱりのいろ
卯波 卯波 江の島の卯波に乗りて舟迅し

えのしまのうなみにのりてふねはやし
京都 塔見えてくれば京都よ花の旅

とうみえてくればきょうとよはなのたび
花の空 花の空 鉄棒に一回転の花の空

てつぼうにいちかいてんのはなのそら
タラップ 早春 タラップを降り早春の伊予の土

たらっぷをおりそうしゅんのいよのつち
カクテル 寒紅 寒紅やそのカクテルを私にも

かんべにやそのかくてるをわたしにも
月の兎 立春 立春や月の兎は耳立てて

りっしゅんやつきのうさぎはみみたてて
潺々(せんせん) 去年今年 新年 鎌倉の水潺々と去年今年

かまくらのみずせんせんとこぞことし