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案内役 蜂谷 一人
高田 正子
たかだ まさこ
題名 | 季語 | 季節 | 句 |
月光の扉 | 月光 | 秋 | 月光の扉は内へ開かれし げっこうのとびらはうちへひらかれし |
土踏まず | 涼しさ | 夏 | 涼しさや赤子にすでに土踏まず すずしさやあかごにすでにつちふまず |
心太 | 心太 | 夏 | くみおきて水に木の香や心太 くみおきてみずにきのかやところてん |
亀の子 | 亀の子 | 夏 | 亀の子のすつかり浮いてから泳ぐ かめのこのすっかりういてからおよぐ |
剪定の一枝 | 剪定 | 春 | 剪定の一枝が飛んできて弾む せんていのいっしがとんできてはずむ |
湯たんぽ | 湯たんぽ | 冬 | 父に湯たんぽ父に家捨てさせて ちちにゆたんぽちちにいえすてさせて |
旅の終り | 青山河 | 夏 | ちちははの旅の終りの青山河 ちちははのたびのおわりのあおさんが |
誰か鈴ふる | 噴井 | 夏 | 地の底に誰か鈴ふる噴井かな ちのそこにたれかすずふるふけいかな |
稲穂の香 | 稲穂 | 秋 | 稲穂の香検問所には若き兵 いなほのかけんもんじょにはわかきへい |
万緑 | 万緑 | 夏 | 万緑や闘ふといふ悼み方 ばんりょくやたたかうといういたみかた |