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案内役 蜂谷 一人
中西 夕起
なかにし ゆき
題名 | 季語 | 季節 | 句 |
祭の子 | 祭 | 夏 | まつ青な蘆の中から祭の子 まっさおなあしのなかからまつりのこ |
囀 | 囀 | 春 | 囀やどれも空向く壜の口 さえずりやどれもそらむくびんのくち |
牡蠣一連 | 牡蠣 | 冬 | 傾ぐ舟牡蠣一連をひきあぐる かしぐふねかきいちれんをひきあぐる |
初潮 | 初潮 | 秋 | 初潮や人は人産む月あかり はつしおやひとはひとうむつきあかり |
四十雀 | 四十雀 | 夏 | 四十雀絵より小さく来たりけり しじゅうからえよりちいさくきたりけり |
さくら貝 | さくら貝 | 春 | 片手から両手にもらひさくら貝 かたてからりょうてにもらいさくらがい |
玉虫 | 玉虫 | 夏 | 玉虫に山の緑の走りけり たまむしにうあまのみどりのはしりけり |
天の川 | 天の川 | 秋 | いくたびも手紙は読まれ天の川 いくたびもてがみはよまれあまのがわ |
大花野 | 花野 | 秋 | ばらばらにゐてみんなゐる大花野 ばらばらにいてみんないるおおはなの |
冬の山 | 冬の山 | 冬 | 日の没りし後のくれなゐ冬の山 ひのいりしのちのくれないふゆのやま |