45326.アンテナの鴉一鳴き春の昼 返信 引用
名前:有亭 日付:2013/4/25(木) 8:5
先生皆様おはようございます。宜しくお願いいたします。
一日早まっての教室再開ですがご無理の無いことを願っています。
我家はケーブルテレビでアンテナがありません。
向かいの家のアンテナに大きなカラスが止まっていました。
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45331.Re: アンテナの鴉一鳴き春の昼
名前:鴻風 日付:2013/4/25(木) 9:20
有亭さん、おはようございます^−^
一日早くのお勉強です^^・勉強の嫌いなkouでした。
それでも、小・中・高・大学の先生をするんですから、
教わる生徒さんはかわいそうでした。^^・
でも、そんな先生が一人ぐらいいてもいいでしょうね。
我が家も前はケーブルでした。それが、今のテレビにかわってから、
アンテナにしてくださいとかわりました。
土台、テレビはあまり見ないのですが。
俳句ですが、
見たものを見たままに。これこそ、虚子の写生ですね。
でも正直言って物足りない。
なぜ物足りないかというと、座五の「春の昼」が不安定なんですね。
座五は「春の昼」がよいか、「春の朝」がよいか、はたまた、
「春行かむ」などとするか、悩み迷いますね。
それが、俳句の面白さで、ジグソーパズルの最後の一片を入れるようなものなのです。
決まった時は、たとえ鴉を句にしても、
>>枯れ枝に鴉のとまりけり秋の暮
と、名吟になるのですね。
45350.アンテナの鴉一鳴き雪柳 返信 引用
名前:有亭 日付:2013/4/26(金) 7:53
先生皆様おはようございます。
昨日の句
先生講評ありがとうございます。
推敲しました。が季語を変えてしまっても推敲というのでしょうか。
作り直しになるのでしょうか。
宜しくお願いいたします。
原句:アンテナの鴉一鳴き春の昼
推敲句(作り直し?):アンテナの鴉一鳴き雪柳
質問です。45327のところで「春うらら」とありますがこの季語でよいのでしょうか。お教えください。
薫子さんのところの「筍の煮付にかよふ夫婦箸」の「かよふ」の意味が分かりません。
先生に質問してしまいますが宜しくお願いいたします。
ちなみに私は「筍の煮物」と言います。
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45359.Re: アンテナの鴉一鳴き雪柳
名前:鴻風 日付:2013/4/26(金) 8:57
有亭さん、推敲されましたね。
「雪柳」でよい句になりましたね。
季語を変えても、肝心の「 アンテナの鴉一鳴き」は変わっていませんので、
「推敲しました」と言えますね。
原句は「春の昼」でしたが、なんだか落ち着かない感じがしました。
これが「春の朝」ならよかったのですが。
じゃ、「春の朝」と「春の昼」にどれだけの差があるのと言われましても、
こうだからとは答えられません。
感覚なんですね。
「雪柳」も鴉の黒と雪柳の白の対比でとてもいいです。
また、「鳴く」ではなく「鳴き」と連用形で切れています。
(花恵さんの句も同じなんですが)切れていますのでこうした
「雪柳」のようなまったく異質なものを持ってきてもあうのです。
45327の句といわれましてもわかりませんが、季語としてどうかといわれれば、「春うらら」は立派な季語ですね。
「春のうららの隅田川〜〜♪」とすぐでますね。
本来は「うららか」ですが、「春のうらら」のように「うらら」でも使いますね。よいでしょうか?
「かよふ」は辞書を引いたほうが早いでしょうが、本来の意味は「そこに何度も行くこと」ですね。
「〜かよふ夫婦箸」は、夫婦で何度も筍の煮物に箸が何度も行っている状態ですね。
ぜひ「かよふ・通う」を辞書で引いてみてください。
これでよろしいでしょうか。